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M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

コーラスライン キャストの皆さんのあれこれ

2009-09-03 12:35:26 | Michael 09 ACL Japan tour
現在、西宮で絶賛公演中のMichael君(マイケル・グルーバー)主演の「コーラスライン」ジャパンツアー。東京公演中のMichael君やその他のキャストの皆さんとのエピソードをいくつかご紹介いたしますね~。(写真は、劇場ロビーに置いてあったキャストの名前が書いてるボードです。)

キャストの皆さんの余暇: 今回、マチネ公演ばかりで、ショーがある日は、あまり自由時間がなかったキャストの皆さんでしたが、それでも月曜日は、全てオフだったので、思い思いにあちこち観光したりしていたようです。足を伸ばして京都まで行った方々もいれば、鎌倉に行ったり、ディズニーシーに行ったり、また近場の神社仏閣を訪れたり、原宿に行ったりもしたようです。Michael君をはじめ、日本に来るのはこれが初めてというキャストもいらっしゃったので、それぞれに初めての日本を楽しんでおられました。

キャストの皆さんのお食事: 別段、特別なことはなく、我々、一般人とほとんど一緒です。スーパーでお弁当を買ったり、パンを買ったり、ホテルや劇場の近くのレストランやカフェ、ラーメン屋さん等で外食したりしています。大都会のNYから来られているので、和食にも慣れていて、お箸も、皆さん、上手に使われます。
劇場の近くのラーメン屋さんに、ナズも、Michael君と一緒に2度ほど食事をしに行ったんですが、他にもスタッフやキャストが何人も食事に来ていて、一度など、カウンターの端から端まで全部ACL関係者になったことがあって、店内に英語が飛び交って、とてもインターナショナルな雰囲気でしたよ♪(笑)


個々のキャストの方々

ビビ役のディーナさん: 彼女とは、オープニングの晩、ショーが終わった後、Michael君と彼女とナズの3人で、おしゃべりしながら駅まで歩いたんですが、Michael君が180センチちょっと、ナズが171センチと背が高めなんですが、彼女は、ほんとに小柄で華奢なんです。穏やかで優しい可憐な方でした。彼女は、Michael君が昨年11月にツアーカンパニーを離れた後にツアーに加わったんですが、彼とはBroadwayのリバイバル版でも共演していたので、以前からの友人だったそうです。

シーラ役のエミリーさん: ゴージャスな美女のエミリーさんは、Michael君とは、Broadwayのリバイバル版からずっと全米ツアーでも共演していたので、気心の知れたお友達です。押しの強いシーラを演じているエミリーさんですが、素顔の彼女は、細やかで優しい女性です。腰痛でショーを休んでいた彼女が復帰したので、お会いした時に「具合はどうですか?無理しないでね。」とナズが話しかけたら、「ありがとう!気遣ってもらって、嬉しいわ。だいぶよくなったので、もう大丈夫よ。」と、魅力的な笑顔で優しく答えてくれました。

キャシー役のロビンさん: ダイナミックなソロナンバーで、観客を魅了してくれたロビンさん。彼女のキャシーは、Michael君が大絶賛していました。かなりハードなダンスなんですが、ダイナミックなだけでなく指先まで神経が行き届いた繊細なパフォーマンスで、ポーズの1つ1つがまさにこうあるべきという感じにバッチリ決まって、歌も演技も素晴らしかったです!ナズは、Broadwayとこのツアーで、彼女を含めて5人の女優さんが演じるキャシーを見たんですが、彼女のキャシーは、その中でもトップクラスだと思います。
オープニングの晩、ショーの後で、少しだけお話させていただいた時の印象では、礼儀正しくて、しっとりとした感じのステキな女性でした~♪

マイク役のクライドさん: 毎回、軽やかなとんぼ返りを見せてくれたクライドさんは、キャシー役のロビンさんのご主人です。奥様のロビンさんは、このツアーには途中から加わったんですが、クライドさんは、オリジナルキャストとして、昨年(2008)5月の全米ツアーのスタート以来ずっとマイクを演じ続けていらっしゃいます。かつては、Broadwayオリジナル版のファイナルカンパニーのマイク役として、Michael君も演じたとんぼ返り、Broadwayリバイバル版では振付からはずされていたんですが、このツアーでは復活しました。
オープニングナイトにお会いしたクライドさんは、元気でやんちゃなマイクとは違って、穏やかで落ち着いた雰囲気の方で、ロビンさんとはまさにお似合いのご夫婦という感じでした♪


最後に、Michael君♪: 「ザックを演じている時の僕は、ホントの僕とぜんぜん違うだろう?」と本人が言うように、ほんとに別人になり切ってザックを演じているMichael君。Broadwayオリジナル版では、とんぼ返りを見せるマイクを、リバイバル版では女の子とのデート中に自分がゲイだということに気づくというグレッグを演じましたが、このツアーカンパニーでは、オリジナルキャストとしてザックを演じてきました。

日本公演では、冒頭でオーディショニー達と一緒にダイナミックなダンスを披露しますが、昨年の夏にコスタメサで見た全米ツアーでは、「この物語の主人公は、ザックではなく、17人のオーディショニー達で、ザックは、ストーリーテラーに過ぎない」という彼の解釈を反映したのか、ザックは踊りませんでした。また、後半でのザックとキャシーのシリアスなやり取りは、Broadway版よりも、このツアー版の方がより深いシリアスな演出になっています。

ザックとして客席後方に座っているMichael君は、上演中に舞台の両サイドにおいてある字幕をずっと見ているので、もともと日本語に興味があるんですが、今回、日本の文字にとても興味を持ったようで、特に頻繁に字幕に登場する「は」とか「よ」とか「の」を見て覚えてしまって、後で会った時にメモに書いてナズに見せて、「ナズ、これは、ひらがな?それとも、カタカナ? 何て発音するの? 何で、あんなにたくさん字幕に出てくるの?」と質問していました。

以前から、日本の文化に興味があって「日本に行ってみたい」と言っていたMichael君、今回、念願の初来日となったわけですが、今年(2009)5月にミネソタのセントポールで約束した通り、ナズが、ガイド役を務めました。及ばぬところが多かったと思うのですが、それでもどうにか、歌舞伎観賞をはじめいくつかあった彼の希望をおおむね叶えてあげることが出来て、本人も「ありがとう、ナズ! おかげですっごく楽しかった!」と喜んでくれたので、ナズも一安心! ホント、よかったです~♪

東京滞在中、地下鉄を利用することが多かったMichael君、地下鉄だと街の風景を見ることが出来ないのでつまらないらしく、ナズと一緒に地上を走る路線に乗っている時は、面白そうに東京の街並みを眺めていました。

お店やレストランで、店員さんとちょっと会話する時等、「サンキュー」とか「エクスキューズ・ミー」と言っても問題なく通用するんですが、Michael君は、なるべく日本語で話しかけたいと言って、ナズを先生にして、一生懸命「ありがとうございます」、「すみません」、「ごめんなさい」、「お願いします」、その他各種挨拶を日本語で練習して、積極的に日本語を使っていました。

以上、キャストの皆さんに関するあれこれでした~。

兵庫の方では、当初、お休みが1日もないのかと思われていたんですが、9/1の火曜日がオフだったようで、キャストの皆さんも、そこでゆっくり休養されたり、関西方面を観光されたりして過ごすことが出来たようです。
西宮での公演は、期間が短いため、2日(水)と4日(金)以外は、全て、1日2回公演で、しかも5日(土)は13時からと17時30分から、6日(日)は11時からと15時30分からという大変変則的な時間からショーが始まります。残りわずか7回となってしまった「コーラスライン」ジャパンツアー、ぜひぜひお見逃しのありませんように~!


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4 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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面白いですね! (プリマローズ)
2009-09-03 20:43:36
キャストのエピソード面白く読ませていただきました。
パンフレットにキャストのサイトのアドレスが載ってたので、辿ってみるとブログも見られ、キャストのみなさんで大江戸温泉の足湯につかってる写真なんかもありましたね~。

マイケルさん可愛いですね~♪字幕の文字が気になってたなんて(^^ゞたしかに日本語の文字は外国人から見ると面白く見えるんでしょうね。
ところでザックは一番後ろの席にいるんですか?下手側でしょうか?ザックのそばで観てみたかったな~とも思いました。
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ザックは、一番後ろにいました。 (ナズ)
2009-09-04 02:40:12
>プリマローズさん

兵庫の方に移動されてからは、ユニバーサルスタジオ・ジャパンに行かれたキャストもおられたようですね~。特に若手のキャストの皆さんは、限られた時間を利用して、あちこち行かれていたようです。

Michael君は、もともと外国の文化・歴史・言語等にとても興味を持っているんです。だから、以前からナズとは、英語と日本語の違いとか、日本語の文字の種類とかについてよく話してたんですけど、今回は、周囲をずっと日本語で囲まれていたわけですから、よけいに日本の文字に興味津々だったようですね~。

オーチャードホールでは、客席最後尾右側に機械類を操作するスタッフのいるところがあったんですが、その横に座っていたようです。冷房の効きがよくなかったそうで、「僕のいるところは、暑いんだよ~!」と言っていました。

Broadwayの劇場は横長なので、ザックの席は、最後尾にあったんですが、全米ツアーでは、大きな劇場だと、最後尾ではなく、客席の横の壁よりにザックの席が用意されていることが多かったらしんです。
ところが、今回のホールは、けっこう縦長なのに、ザックの席が最後尾で、Michael君の位置からはステージの俳優さんの表情がまったく見えなかったそうで、ちょっと演技がやりにくかったようでした。息のあった演技をするためには、アイコンタクトとか、相手の表情を見るとかも大切な要素ですもんね~。
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Unknown (ACLらぶ)
2009-09-04 17:58:08
リクエストの記事を書いてくださってありがとうございます!!UPの早さに驚き&喜んでますv(^-^)v

やっぱりマイケルさんは後ろにいたんですね!客席の間の通路を堂々と歩いている人がいて、最初は「ショーが始まったのに…」と思っていたのですが、背筋がピン!としているので、もしや…と思ってました。もっと見ておけば良かったですw★★

キャストの方も色々な場所に行かれたのですね!ブログなどもチェックしました。ああいうものを見れるって素晴らしいですね!ジェシカさんに感謝です♪ディナさんやミンディさんが写っていて嬉しかったです(^O^)

それにしても、ショーが懐かしいです…。。
マイケルさんはディナさんやエミリーさんとお友達なんですね!!是非日本にまた来てくださいと伝えて下さいね☆
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客席を歩いてたのは、ザックだと思いますよ。 (ナズ)
2009-09-05 02:11:45
>ACLらぶさん

喜んでいただけてよかったです♪

ラリーも、オーディショニー達の写真をザックに届けるために、一度、ザックのところまで客席内の通路を歩きますよね。

ナズは、3回くらい、ザックが歩く通路沿いの席だったので、上演中、ナズのすぐ横をMichael君が通って行きました。そのうち1回は、前から2列目の舞台に向かって左端だったので、ポールのモノローグ中に最後尾から歩いてきたMichael君が、ステージに上がる前に、ステージへの階段の手前にしばらく立っているんですが、その姿をはっきり見ることが出来ました♪

ジェシカさん、気さくな方のようですよ。オープニングの晩にご挨拶しただけなんですが、そのあとラーメン屋さんで一緒になったことがあって、席が離れていたんですけど、ナズを覚えていて下さって、「ハ~イ!」と言いながら手を振って下さいました♪ ちょうどマチネを見た後だったので、ナズが「Great Show!」って声をかけたら、嬉しそうに「Thank you!」と答えてくれました♪

同じNYの演劇界で仕事をしている俳優さん同士なので、皆さん、多かれ少なかれ知り合いで、増して数ヶ月以上にも渡って共演している場合、キャスト全員がすっかりお友達といった感じですね。

Michael君には、「ACLもあなたのシリアスな演技が見られて嬉しいんだけど、ソロナンバーがないでしょ。あなたの素晴らしい歌声が聞けないのが、すっごく残念! 今度は、『White Christmas』の来日公演を連れて来てよ! そして、日本のファンの人達に、あなたの歌をたっぷり楽しませて!」とお願いしました。
それと、劇場のアンケートにも、「ザック役のグルーバー氏主演で『White Christmas』を呼んで下さい。」と書いておきました。いつか実現するといいんですが~!
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