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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スペイン代表ロドリの慎ましい立ち居振る舞い

2024-11-05 21:29:41 | 日記

 そのブラジル代表選手たちと、レアル・マドリード首脳陣が憤慨しています。

 

 それは2024年のバロンドール受賞選手が、ヴィニシウス・ジュニオールではなく、スペイン代表のロドリに決定したことです。

 

 ヴィニシウス・ジュニオールは

 

 既に受賞を確信し、レアル・マドリードの同僚に配布する贈り物となる腕時計を購入、準備していた

 自分がないがしろにされたと考え、レアル首脳陣とともに選考を非難

 

 していますよね。

 

 作家の山口瞳著作になかで頻繁に「目に見えないファイン・プレイ」という表記をします。

 

 ロドリの良さは、一見しただけではわからない、目に見えない気づかいにあるのでしょう。

 

 それは彼が半歩ポジションをずらすことかもしれませんし、素早いカバーリングかもしれません。

 

 逆にいいますと

 

 ヴィニシウス・ジュニオールのプレイは、ハイライトビデオに使えるような代物

 子供たちがこぞってマネしたくなる、素晴らしさがすぐに伝わるプレイ

 ロドリの場合は熟練した選手、指揮官がうなる、言い換えれば眼をこらしてはじめてわかる感覚

 

 という違いがあるのではないでしょうか。

 

 これはどちらの選手が優劣か、の問題ではなくサッカーの本質が今回はロドリが勝っていたという勝負と感じます。

 

 ロドリは謙虚に受賞しましたが、その点も好意的な感覚なのでしょうね。

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