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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

クラブが応援する立場へと変貌する事

2015-09-22 10:42:42 | 日記
 「オー パルセイロ 勝利を掴もう」
 「仲間を信じて恐れずに 進もう俺たちと」

 これはパルセイロ応援歌のひとつですが、パルセイロ特番を見て、選手達に僕たちの歌声は届いているという事が実感できました。

 でも、こうした応援歌、実は歌っている僕たち自身が自分を励ましているように思います。

 サッカーを見ている間は、悩み事がどこかへ吹き飛ぶ
 サッカーに集中している選手たちを、僕たちも見習ないたい

 そんな気持ちになったこと、皆さんもありますよね。

 特番の中で、選手とアンバサダーがよく訪れる料理屋さんが出てきましたが。選手が地域から支えられているという実感を、日々得ていると思います。

 一方で僕が「そうだな」と感じるのは、ジェフ、サンガ、グルノーブルでGMを歴任した祖母井秀隆氏が語ったひとことにあります。

 「サッカークラブは地域に応援される立場じゃなくて、応援する立場にならないといけない」

 これはサッカー批評60号で、木村元彦氏が取材した記事に掲載されており、祖母井氏によれば大木元監督の下で後一歩でJ1昇格にならなかった際、誰からも文句が出なかった。

 そう語っています。

 京都の方は

 「滋賀県と比較しないでほしい」
 「昔からの伝統が今に生きている」

 と、他県からみれば、その強烈な自尊心がどこから生まれるのか、よくわからない言葉を発します。

 そんな彼らが京都がJ2にいることを潔しと思うかはわかりません。

 でも、サンガが行っている活動が、京都府を後押ししているとは感じているようです。

 長野パルセイロもいつか、応援される立場から長野市を応援する立場へと変化してゆくでしょうし、その移り変わりをスタジアムで目撃したいものです。
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