欧州各国に、日本と同様の「4大リーグ」という表現はあるのでしょうか。
確かにポルトガルやベルギー、クロアチアの方々が我々のリーグはブンデスリーガやリーガ・エスパニョールに匹敵する、とは思わないでしょうし、やはりUEFAランキングは如実に語りますからね。
日本ではイングランド、イタリア、ドイツとスペインの各国リーグを、集約して4大リーグと呼びます。
最近は、イングランドでプレイする点に大きな価値があると認知され始め、三笘薫が改めてどれだけ素晴らしい選手かが、明らかになりつつあります。
ただ、やはりプロサッカーが面白いのは
現在の欧州最強クラブは、パリ・サンジェルマンという4大リーグのクラブではない
4大リーグでなくとも、熱気を帯びるダービーマッチはいくらでもある
というように、4大リーグの枠以外でも楽しさは多々ありますから。
皮肉屋が言いますけれども
1990年代のパリ・サンジェルマンは2流のクラブだ
ジョルジュ・ウエアがバロンドールを受賞できたのは、ACミランに移籍して競技力を高めたから
という指摘も、あながち間違いではないでしょう。
しかしUEFAチャンピオンズ・リーグは少なくとも、レッドスターにFCポルト、ステアウア・ブカレストなど、強豪リーグ以外からも優勝クラブを輩出してきました。
もちろんそれは過去の話ですが、パリ・サンジェルマンが優勝したことは、4大リーグの意味合いを根底から崩している気がしませんか。
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