塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

物品提供の枠を超えた要素

2019-10-25 00:59:29 | 日記
 先日行われたモンゴル代表対日本代表のアジア2次予選。

 この際、モンゴル代表の選手たちの大半がアシックスを着用したという報道が成されました。

 これはアシックスがモンゴル代表のスポンサーというわけではなく、モンゴルでプレイする日本人の方がいて、とあるスポーツ店の協力を呼びかけ、選手たちが実際に試し履きをした結果

 「アシックスを選択する選手」

 が増えた、と聞きました。

 この情報は専門サイト「0014のブログ」「コーヘイズ・ブログ」で閲覧できるはずですが、実はモンゴルではサッカー用具を扱う店舗が極めて少ないというのですね。

 代表選手ですら履くスパイクを購入する機会に遭遇することが無いようで、今回の判断に至ったのです。

 欧州ではマクロンが、予算規模のすくない小国に物品提供をしています。

 これはUEFAがマクロンに対して要請をしたのか、それともマクロンからの発案なのかはわかりません。

 ただ、マクロンからすれば、単純に契約国が増えて自社の露出が増えるという、経済的皮算用以外の目的もあると思うのです。

 「いつかマクロンの本社があるボローニャでプレイしてほしい」
 「イタリアを好きになってほしい」
 「このままマクロンを着用し続けてほしい」

 経済的価値観ではなく、将来性やイタリアに対する波及も含めた提供ではないか。

 僕は勝手に想像しています。

 アシックス、ヤスダやミズノ、そしてアドラー。

 日本企業もAFCに働きかけ、モンゴル代表のようなスポーツ店が少ない、代表の立場弱く強化が難しい国に、物品提供してみてはどうかと想像してみました。

 そうすれば競技の枠を超えて、日本を好きになり、贔屓してくれる海外ファンが増えるかもしれません。

 日本製の用具は信頼できると評判ですしね。
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