近年サッカーでは新しい概念として
「ボックス・トゥ・ボックス
という言葉が生まれました。
ブラジル代表パウリーニョに代表されるこの言葉が当てはまる選手の特徴として、自軍のペナルティ・ボックスから相手のペナルティ・ボックスにまで顔を出せる脚力、体力、そして戦術眼が存在します。
でもこの概念、1990年代にはすでに存在していたのですね。
2004年にワールド・サッカーダイジェストがムックとして発売した
「ボランチ30」
の中で、コロンビア代表として名を馳せた、フレディ・リンコンの名前が登場し、彼の談話も掲載されています。
「僕は誰が見ても、ミックス・ミッドフィルダーだった。つまり、ボールを奪い、それを正確にさばき、さらに相手側のペナルティ・ボックスまで出向いて、守備にも参加する」
これは35ページから抜粋したものですが、34ページには
「ブラジル人から90年代最高のボランチ」
と、リンコンを賛辞する声も記されています。
いまならばポール・ポグバ、一昔前ならば全盛期のパトリック・ヴィエイラのように、分業制ではなく単独で守備と攻撃の資質を持つ選手がいましたね。
スペインでもブスケッツとシャビ・アロンソのように、片方が守備を中心に、もう片方が攻撃を司るような形で構成していますが、1994年のセレソンも、ドゥンガとマウロ・シルバで構成したことを覚えている方も多いでしょう。
パウリーニョはルイス・グスタボと並ぶ形になるでしょうが、リンコンのように優れた特性を持つ選手がいれば、代表監督の仕事はもっと楽になるでしょうね。
「ボックス・トゥ・ボックス
という言葉が生まれました。
ブラジル代表パウリーニョに代表されるこの言葉が当てはまる選手の特徴として、自軍のペナルティ・ボックスから相手のペナルティ・ボックスにまで顔を出せる脚力、体力、そして戦術眼が存在します。
でもこの概念、1990年代にはすでに存在していたのですね。
2004年にワールド・サッカーダイジェストがムックとして発売した
「ボランチ30」
の中で、コロンビア代表として名を馳せた、フレディ・リンコンの名前が登場し、彼の談話も掲載されています。
「僕は誰が見ても、ミックス・ミッドフィルダーだった。つまり、ボールを奪い、それを正確にさばき、さらに相手側のペナルティ・ボックスまで出向いて、守備にも参加する」
これは35ページから抜粋したものですが、34ページには
「ブラジル人から90年代最高のボランチ」
と、リンコンを賛辞する声も記されています。
いまならばポール・ポグバ、一昔前ならば全盛期のパトリック・ヴィエイラのように、分業制ではなく単独で守備と攻撃の資質を持つ選手がいましたね。
スペインでもブスケッツとシャビ・アロンソのように、片方が守備を中心に、もう片方が攻撃を司るような形で構成していますが、1994年のセレソンも、ドゥンガとマウロ・シルバで構成したことを覚えている方も多いでしょう。
パウリーニョはルイス・グスタボと並ぶ形になるでしょうが、リンコンのように優れた特性を持つ選手がいれば、代表監督の仕事はもっと楽になるでしょうね。
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