塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イブラの自伝、遂に邦訳が登場

2012-12-01 19:34:22 | 日記
 「母国ではハリー・ポッター越え」

 これは何のプロモーションかと言いますと、ズラタン・イブラヒモビッチが手掛けた自伝の日本語版が
刊行される為に付けられたものです。

 母国スウェーデンでは50万部、イタリアでは20万部を超えたということで、日本でも翻訳が待たれ
ていたのでしょう。

 (版元は東邦出版で400ページ、翻訳者は沖山ナオミで今日発売になります。
  この情報はアマゾンから引用しました。)

 僕はこの自伝の日本語訳の抜粋を、最新号のフットボリスタで読みました。

 抜粋箇所は彼がインテルからバルセロナに移籍する直前の模様が記されており、ミノ・ライオラにパト
リック・ヴィエイラ、そしてモウリーニョが登場します。

 一般論ですがモウリーニョは、イブラヒモビッチは戦力として欠かせないが、どうしても基準点として
彼を頼ってしまう事に難色を示していた。

 と言われています。

 しかしこの自伝では、イブラヒモビッチが遠征先のアメリカでインテルを去り、バルセロナに移籍する事
をモウリーニョに伝えると、激怒して

 「僕も出ていく」

 を欲したと書かれています。

 幾多のクラブを渡り歩いてきたこのスウェーデン代表も、モウリーニョには常に琴線を揺すぶられた模様で、
非常に好意的な見方をしています。

 恐らく「賢人」の項目では、これらとは対照的などぎつい言葉で、物申す形を取っているのでしょう。

 パリ・サンジェルマンがアンチェロッティを見限り、このポルトガル人の招聘を検討しているのも偶然では
ないでしょう。

 イブラ同様モウリーニョも、短期でクラブを移ることを生業としていますし、その点でも両者は波長が合う
ためです。
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