塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブラジル、その広大な土壌

2012-12-01 19:45:28 | 日記
 明治製菓が

 「アグロフォレストリー・チョコレート」

 という新製品を発売しました。

 僕のスーパーでは158円で売られており、通常の商品の2倍はします。

 これ何が違うのかと言いますと、アグロフォレストリーというのが「森を作る農業」と言われ、森林伐採の後の
荒廃した土地に自然の生態系を共生させることが出来るのです。

 つまり、このカカオ豆の栽培が森林再生に直結しており、このチョコレートを買うことで現地の農家を助ける事
に繋がります。

 皆さんも良かったら食べてみてください。

 ブラジルワールドカップと五輪の好景気に沸くブラジルですが、人口にブラジルと言ってもその国土は広大であ
り、当然全ての人間が経済的に潤っているわけではありません。

 リオとサンパウロでは当然人々の嗜好は異なりますし、アマゾン周辺やウルグアイ国境に近いポルト・アレグレ
でも違いは顕著です。

 例えばディエゴ・フォルランがインテルナシオナルに移籍したこともそうですね。

 このクラブはポルト・アレグリに本拠地を持ち、グレミオを人気と実力を二分する名門です。

 近年では2006年と2010年にコパ・リベルタドーレスを獲得し、2006年は日本の地で世界王者に輝き
ました。

 ウルグアイに近いこともあり、この地ではポルトガル語ではなくスペイン語の方に馴染みが深いのです。

 ですからフォルランがインテルとの契約解除後、インテルナシオナルを移籍先に選んだことは不思議ではありま
せんし、2010年の南米制覇の際、アルゼンチン代表のダレッサンドロが活躍したこともわかります。

 日本も2013年のコンフェデ杯でブラジルに渡った際は、その異なる風景を目に焼き付けて欲しいと思います。
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