goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

様々な帰化政策の中から

2024-10-12 22:10:23 | 日記

 フランス代表がアルジェリアやコンゴ共和国など、過去植民地政策を行っていた国にルーツを持つ選手が多くいる。

 

 この点はよく知られています。

 

 クロード・マケレレはコンゴ共和国 

 ジネディーヌ・ジダンはアルジェリア

 

 がその代表でしょう。

 

 つまり、中国代表のように無理やり(本人の意思は当然ありますが)、ブラジル出身選手を帰化させて代表招集する。

 

 という荒っぽい形ではない

 彼らも代表選手として戦ってはいるが、常に試合に参加しているわけではない

 

 という面もあります。

 

 おそらくインドネシア代表の帰化方針は、このフランス代表に近いのでしょう。

 

 映画「愛人」の舞台である仏印インドシナのように、過去東南アジアでは

 

 フランスとネーデルランドの影響が色濃い

 シンガポールはイングランドの植民地であり、タイのように独立を維持できた国は例外的

 

 という形でした。

 

 インドネシアはそのネーデルランドの政策の下にあり、今回の帰化政策はこの

 

 ネーデルラントとの関係性を活用

 そのため、強引な方針とは一見すると見えない

 

 わけですね。

 

 フットボール・チャンネルは、インドネシア代表を要注意とみていますが、背後にはこの方針が見えてきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国から外資の企業が撤退しているといいます

2024-10-12 21:45:10 | 日記

 「サッカー」中国代表は、ナイキと契約しています。

 

 ただ現在中国国内では

 

 外国籍の人間を「スパイ」として認識し、検挙する事件が多発

 そのため、ナイキ、インテルにグーグルという代表的な米国企業が、撤退や事業を縮小している

 

 と、池上彰が解説しています。

 

 中国リーグも広州恒大のように、不動産で資本を築いた企業が後ろ盾の際

 

 政府が転売目的で成金が生まれる、不動産に関して規制を行う

 このあたりから、クラブの財務問題が斜陽となる

 

 という事例があります。

 

 中国ではサッカーのほかに、卓球と陸上競技が人気ですが、これらにも国家の介入や八百長問題はあるのでしょうか。

 

 少なくとも中国には「リーニン」という、アリババやワンダ同様、世界的に知られる企業があります。

 

 リーニンは過去、セビージャのジャージ・スポンサーでしたが、サッカーの支援には積極的はないですよね。

 

 もしナイキが中国から撤退すれば、アディダスやプーマなど、ほかの企業と契約する必要があります。

 

 ただ国内リーグの盛り上がりや代表の低調を思うと、なかなか契約は難しいと思います。

 

 仮にナイキとの契約が更新されないのであれば、リーニンが最有力という気がしますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロベルト・マンチーニの悩みの種とは

2024-10-12 21:33:03 | 日記

 サウジアラビア代表監督のロベルト・マンチーニ。

 

 彼は代表選手の多くが、ロナウドやサティオ・マネというトップ選手がサウジアラビア・リーグに移籍したことを受け

 

 代表選手たちが、在籍クラブで出番を失っている

 そのため試合勘が鈍り、コンディションもよくない

 

 と語ります。

 

 日本でも黎明期のJリーグは、世界有数の外国籍選手がいたものですが、外国籍枠(3選手まで出場可能)があったため

 

 日本人選手の試合出場に問題はなかった

 出場選手は3選手だが、在籍可能選手は5名

 そのため、多くのクラブがフィールドプレイヤーの軸として、外国籍選手を獲得

 1994年、浦和レッドダイヤモンズがGKとして獲得したミロは、その点で大きな意味合いがあった

 

 という過去があります。

 

 逆に、ロナウドやベンゼマと対戦できることで、守備陣はゾーンでもマンマークでも、鍛えられていると思いますよ。

 

 ただ、日本代表と異なりサウジアラビア代表選手たちには

 

 海外リーグで戦うという発想、これ自体が希薄である

 それだけ高い報酬と地位が国内にいても得られる

 

 という側面がありますからね。

 

 つまり、海外で鍛えられた選手が、、代表に多くを還元し、そこに国内リーグで戦う選手との調和を求める。

 

 という日本代表で得られる蓄積がない、この点が大きいのではないでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕が思う日本代表の今後

2024-10-12 21:20:32 | 日記

 ワールドカップアジア最終予選、グループBは日本代表が3戦全勝で勝ち点9の形です。

 

 最下位の中国代表は勝ち点がなく、すでに予選突破はない状況です。

 

 ちなみに日本代表が15日、ホームで対戦する2位のオーストラリア代表の勝ち点は4。

 

 ただ3グループすべてを考慮しても、日本代表の勝利数は抜きんでており、海外でも大きく報じられています。

 

 仮にオーストラリア代表に勝利し、彼らがそのまま勝ち点4,日本代表が12になったとします。

 

 サウジアラビア代表の動向

 帰化選手の動向が注目のインドネシア代表

 

 は確かに注意すべきでしょう。

 

 森保一日本代表監督は丁寧な方ですから

 

 新戦力を積極的に採用し、代表全体の平均年齢を幾分下げる

 過去に代表招集した選手を(今回の瀬古歩夢のように)、招集し、チャンスを与える

 パリ五輪代表、アンダー20のカテゴリーにも召集の幅を拡大

 

 という、大胆な方策はないと思います。

 

 しかし現在は、勝ち点差に大きなゆとりがありますし、布陣変更も含めて

 

 新しいことを採用する最適な時期

 実際小川航基のように、再招集の選手は力を発揮し始めている

 

 面がありますよね。

 

 森保監督は、代表キャップが浅い選手を慣らし運転で使いますが、代表選手はすぐにメディアの批判にさらされる。

 

 その点を守る意味合いが強いのでしょう。

 

 それでも現在は戦術と戦力の拡充が、期待できる良い時期であることも確かではないでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする