アジアカップ決勝、鍵を握るのは丸山ではなかろうか

　女子アジアカップはファースト・ラウンドで戦った、日本対オーストラリアという再戦の形で決勝を迎えます。

　僕は途中出場が予想される、ＦＷの丸山が鍵となる、そんな気がします。

　と言いますのも

　１・初戦は２－２と競る形になった
　２・日本は中国戦を延長後半終了近くまで戦い、体力的に疲弊している分、決勝も長引く事は不利になる
　３・オーストラリアにさで競るよりも、敏捷性で勝負する方が良い

　という３点が浮かぶ為です。

　丸山は初戦で解説の大竹氏が述べていましたが

　「途中交代としての自分」

　を強く意識しているとのこと。

　言い換えれば代表招集されても９０分出場することは稀であり、ヨルダン戦のように大差で勝っていれば、出場の機会さえ巡ってこない形になります。

　かつてゴン中山が

　「自分が出るのはチームが便秘か下痢の時だけ」

　と自分の立場を語りましたが、丸山は誰よりも自分の代表における位置取りを理解しています。

　女子アジアカップまでは、今の体制が引き継がれ、以後は監督交代も含めて選手の顔ぶれが変わってゆくはずです。

　ならば、選手の一部には最後のアジアカップ、という形になるでしょうし、それはオーストラリアも同様ですが、優勝トロフィーと抱擁してベトナムを去りたいですね。

AKB４８のトラブルに見るサッカーでのセキュリティ

　ファンでない僕でさえ軽い衝撃を受けました。

　ですからAKB４８の握手会で殺傷事件が起きたことで、動揺、混乱したファンもきっといるでしょうね。

　サッカー好きから見ても、この事例は他人ごとではありません。

　五輪マラソンでも見られますが、沿道からランナーに抱き着き、進路を妨害する輩がいるように、サッカーでもどうやってセキュリティを潜ってくるかがわかりませんが、ピッチ上に乱入する輩がいますね。

　今までは単なる困った人物という認識でしたが、今思うと僕の考えは非常に甘く

　「選手の命が奪われる」

　という、あってはならない事態に拡大しなかったこと、これだけは不幸中の幸いと思えました。

　今、日本に限らず各国代表はワールドカップに向けて準備を進めており、新聞では

　１・本田合流！代表に走る緊張感
　２・いけるぞ！大久保トップ下！

　というような、代表に関する見出しが増えてきました。

　本田合流はファン２００人が見守ったそうですが、警備側が今回の殺傷事件を含めて、よりセキュリティに神経質になってしまうと、融通や譲り合いが逆に小競り合いになってしまう。

　そんな危険性があるように感じます。

　歌手でも選手でも、皆が近づきたいと思う存在です。

　しかし当たり前の話ですが、僕たちと彼らの間には明確な線引きが成されていることを、忘れてはいけませんね。

パルセイロの人気トップ３は果たして

　昨日最新号が発売となった情報誌「長野コマチ」

　巻末に合コンやお見合いパーティー情報が掲載されているので、できるだけページをめくるようにしていますが、最新号ではとじ込み企画の中で、パルセイロ、山雅の女性ファンのスナップが掲載されていました。

　「パル女」

　こんな呼び方があっても良いと思いましたし、編集部は掲載した女性に好きな選手も尋ねていましたから、選手には励みになると思います。

　うろ覚えですが、パルセイロの場合女性人気は、宇野沢、佐藤、野澤がトップ３になるようですが、このアンケート結果、僕はアンフェアだと思います。

　と言いますのも、ＧＫの諏訪を筆頭に旗手、吉田、三根のように、実戦で使われていない選手からすれば、

　「人気投票」

　に名を連ねるのは無理がある為です。

　それだけ

　「選手が試合に出る事」

　の大切さを現しているのも確かでしょうが、時には課外活動やスポンサーへのあいさつ回りなど、試合に出なくともクラブと地域の架け橋になっている選手を応援する仕組みが大切だと感じます。

　当然選手にも既婚、未婚と二通りあります。

　既婚者の家族からすれば、夫の支持率は気になるでしょうし、評価されることは嬉しいに決まっています。

　未婚の選手からすれば、僕と同じで「人気」は気になるでしょう。

　サッカーは交代枠を含めて１４の椅子しかないわけですから、試合に出られない選手はトップ登録の半数近くになるのですから、ファンの要望にもあるようにスタメンから外れた選手のサイン会、握手会で親睦を深めるのは良い考えだと思います。