塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ワールドカップ、スポンサー・トピックス

2014-05-31 22:38:59 | 日記
 ワールドカップに向けて、テクニカル・スポンサーも様々な工夫を凝らしていますね。

 トピックスその1

 プーマが契約選手に左右で異なる配色のスパイクを提供している事を以前にもお伝えしました。

 右脚にピンク、左足には青を支給するこのキャンペーン、実はGKグローブも同じ展開を見せ、左手に青、右手にはピンクのグローブで練習に励む、日本代表GK川島の姿が見えました。

 ちなみに西川も川島同様にプーマの契約選手ですから、いずれにしても日本代表GKの手にはド派手なグローブが登場します。

 トピックスその2

 ナイキ、アディダス、プーマが圧倒的優位に立つ昨今、ボスニア代表は予選から引き続き「レゲア」のジャージで本戦に挑みます。

 ロットがコスタリカ代表、ホマがホンジュラス代表を支援するわけですが、こうした脇役の姿を見ると非常に微笑ましくなります。

 テクニカル・スポンサーは時代により変化しますから、日本のように契約見直しをはかる各国代表も存在するはずです。

 トピックスその3

 アディダスが幾何学を用いたデザインをスパイクに反映させたコレクション

 「バトル・コレクション」

 を発表しています。

 ワールドカップには参加しませんが、ギャレス・ベイルに焦点をあてたスパイクデザインも市場に投入したアディダスは、名品プレデターを意思を継ぐ商品

 「プレデター・インスティンクト」

 で選手の足下を支えます。
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1998年、初めてのワールドカップから学ぶ

2014-05-31 22:12:21 | 日記
 ワールドカップが近づいた今、改めて思い返せば1998年のワールドカップ、岡田武史氏は随分孤独を感じたと思います。

 自分も含めて誰もがワールドカップ本戦を知らない、つまり逆算して準備を行っても、その判断に対して適切な言葉をかけてくれる人間が周囲にはいない。

 これは精神的に相当きつい体験だったでしょう。

 むしろ、場数を踏んだ人物を監督に招聘し、岡田氏は補佐役に回る、そのような現実的な考えを持つ人物は、サッカー協会には見当たりませんでした。

 またメディアも

 「名将岡ちゃん」
 「岡ちゃん、アルゼンチンの弱点暴いた」

 などと、新聞の見出しばかりをド派手にすることの注意はしたものの、練習内容や親善試合の相手氏名に指摘するような事はありませんでした。

 あの時はダイナスティ・カップを軸に、アジアでの戦いが多かったですから、岡田氏が欧州遠征に出たいという気持ちは随分強かったと思います。

 結果、氏が述べた

 「一勝、一分け、一敗」

 という星勘定が勝手に

 「アルゼンチン戦での敗北、クロアチア戦でのドロー、ジャマイカ戦での勝ち」

 と解釈されましたが、あれから16年、初戦の重要性は確実に認識され、代表監督も星勘定を吐露しなくなりました。

 結局勝ち点0で戻った際、城に水をかける輩がいましたが、全敗に終わったことよりも、むしろ事前に自分たちの立ち位置をわかっていない人物が多すぎた証明となる、虚無な形を産みました。

 そして米国へ代表が向かった今、果たして僕たちは進化した見方が出来ているでしょうか
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外資の参入と企業買収

2014-05-31 00:18:19 | 日記
 逼迫した財政を救う救世主のように外資が手を差し伸べる。

 今後、日本でもチェルシーのような形で運営を海外資本が握る事例は増えるでしょうか?

 プレミアでいう外資は東南アジア(カーディフ)中東(シティ)そしてロシア(チェルシー)そしてアメリカ(リバプール、ユナイテッド)など、その国籍は様々ですね。

 2000年代初頭のリーズ・ユナイテッドが

 「チャンピオンズ・リーグでの報奨金」

 が得られるで「あろう」という推測の下で強化した点も相当な危険性をはらんでいましたし、海外資本にもオーナーの姿勢が反映され「過ぎる」というリスクが存在します。

 カーディフがクラブカラーを青から赤に変えたのは、オーナーが出身地のマレーシアを顧みて

 「赤は縁起がいいから」

 という、ファン心理ではとても受け入れられない提案を、独断で遂行したためです。

 FAカップ準優勝のハルも「ハル・タイガース」という名称に変更する、しないで揉めているのも、ファンとオーナーの間に深い溝があるためです。

 一方で企業が買収する事で、雇用が安定し倒産を防げるという側面もあります。

 コンバースがナイキの支援の下で立ち直った点はそうですし、リーボックが復刻と最新作を意欲的に開発、販売している背景にはアディダス・グループの傘下に収まった為ですね。

 リーボック、コンバース共になナイキ、アディダス以上の歴史を持ちます。

 でも、その歴史も会社が無くなってしまっては

 「ああ、昔はこんな企業があったよね」

 と過去形でしか語られません。

 プライドが邪魔をする、特にリーボックはアディダス、ナイキと鎬を削っていましたから、買収の際は従業員と経営者、いずれも相当なジレンマがあったと思いますが、今では英断だったと言えます。

 クラブもブランドも一瞬の判断の速さと正確さが今後も求められるでしょうね。
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