「日本文学の革命」の日々

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出版社への手紙

2009-01-17 06:47:46 | 日本文学の革命
ここ何日もの間 出版社への手紙を書くのに四苦八苦していた
来週の始めにも「出版社への営業」を始める予定だが、そのためのものだ

実は半年ほど前にある出版社へ手紙を送ったことがある
幻冬舎の見城徹という人がテレビに出ているのを見て、興味を持ったので、ちょっと手始めというか、実験的に送ってみたのだ

しばらくして本人から返事があったのだが、何か怒ったような感じの、トゲトゲしい手紙だった
「当社の経営は今非常に苦しい。何の手助けもできない。勝手にがんばってくれ」といった内容のそっけないものだった
しかも宛先が「馬場」と間違っていた
あきらかに僕のホームページも、一緒に送った小説も、まったく目を通さないで突っ返してきたようだ

どうも相手を怒らせたようだ
そう思って送った手紙の内容を詳しく検討してみた

よく見るといろいろ失礼なことを書いてある
「日本文学はひどい衰退状態にある」
これを当事者である出版業界の人に向かって言ったら、「おまえらの責任でこうなった」と言わんばかりになってしまう
「賞取りシステムは腐敗した旧体制の象徴のようなもの」
見城徹氏が芥川賞に熱心に参加しているのを知っていてこんなことを書いたんだから、「おまえは滅ぶべき旧体制の人間だ」と批判しているようなものだ
他にもいろいろ失礼なことを書いている
これじゃダメだ

どうも僕は、人の気持ちを慮るよりも、自分が「こうだ!」と思ったことをストレートに書いてしまう悪癖がある
おまけに僕の字は非常にヘタなもので、およそ達筆とは正反対の幼稚なものだ
礼儀のある文章でもないし(礼状的なものを書くのは苦手なのである。書いたこともないし)、右も左も分からない青二才が書いて寄こしたと思われたのかもしれない

そこでそういう点に注意して、全面的に手紙を書き改めることにした
もともと礼儀知らずで社会的な常識のない人間なので、礼儀正しい文章を書くだけでも一苦労だ
がんばって「拝啓」なんて一度も使ったことのない言葉も使ってみた
それから相手に失礼になりそうなことは、できるだけ気を配って使わないようにした
短い手紙の中で、どうしたら「日本文学の革命」に説得力をもたらすことができるか、相手を動かすほどインパクトのあるものにできるか、にも非常に苦心した

そんなこんなで、手紙一つ書くのに何日もかかってしまった

営業の本をいろいろ読んで勉強しているが、その中に「営業で一番むずかしいものの一つは、アポ取りだ」と書いてある
この手紙もその「アポ取り」のためのものだが、たしかにむずかしい
相手に会ってもらうことだけでもたいへんな苦労だ
(実際に会って、相手を説得し、信用してもらう段になると、さらにさらに難しくなるだろう)

だが、ようやくまずまずの出来の手紙を書くことができた
前の手紙よりは数段いい
これ以上のものは書けそうもないから、これを出版社に送って、なんとか会ってくれるようにアポを取ってゆくつもりだ

これから営業という、馴れない不得手な仕事をしてゆかなければならない
だが頑張るしかない

「日本文学の革命」を成し遂げたら、日本の前に巨大な可能性を開くことができる!


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