オレって、とっても短気なんだよね。生まれつきだから、しょうがないかなあって思うんだけど、でも、会社でもトラブルだらけだし、家族ともうまくいかないし。なんとかならないのかなあ? なーんて悩みもってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福へのヒント』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
短気な性格の人は、完全主義的な傾向を持っていて、非常に神経質です。そして、厳格さ、完全主義を、自分に対して求めるだけでなく、他の人に対しても求めます。そのため、気が短くなり、すぐに腹が立って、カッカするのです。
こういう人にとって大事なことは、「人間の本質をよく知る」ということです。「自分もそれほど完全な人間ではない」ということを知る必要があるのです。
そのことに自分自身で気付かない場合には、外部的な要因により、気付きのきっかけが与えられます。「天狗の鼻を折られる」という現象が必ず出てくるのです。(中略)
二番目に大事なことは、「教養を身につける」ということです。
教養のある人は短気ではありません。「自分は短気だけれども、教養はある」と思っている人もいるでしょうが、ほんとうに教養のある人は短気ではないのです。(中略)
教養のある人は、自分より教養のない人に対して、厳しくは言えません。相手が分かっていないということがよく分かるので、その人に対し、噛んで含めるようなかたちで話すことになるのです。
したがって、「もっと勉強をして、教養を積む」ということも、短気を直す方法の一つなのです。
短気を直す方法として、三番目に言えることは、ほかならぬ信仰です。
信仰の世界に入り、仏神のことを考えはじめると、「人間心で人を裁く」ということが、どうしてもできなくなってくるのです。
完全主義者は自分に自信を持っていて、自己評価がかなり大きくなってしまっています。
しかし、毎日、仏神のことを考えていると、しだいに自分が小さな存在に見えてきます。自分が大宇宙のなかの一点に見えてきます。そのため、尊大になれず、謙虚にならざるをえないのです。
仏神に対して謙虚な自分を見いだした人は、他の人に対して短気を起こせません。「自分のような人間でさえ、生かしていただいている。こんな至らない自分でさえ、生かしていただいている」と思うと、他の人に対して、厳しいことがなかなか言えなくなってくるのです。
(209~213ページ)
短気な人は、完全主義的な傾向を持っていて、それを他の人にも求める。
そういう人にとって大事なのは、第一に、人間の本質をよく知ること。第二に、教養を身につけること。
そして第三に、信仰の世界に入り、仏神のことを考えることである──。
いやあ、とっても納得できる3つのお教えですよね。
その上で、さらに本格的に宗教修行に取り組んでみたくなった人は、幸福の科学の「精舎」で、反省行の研修に参加してみるとよいと私は思っているのです。
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『幸福へのヒント』
大川隆法著 |
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励ましのお言葉、ほんとうにありがとうございます。
長く信者であられるのなら、ぜひ積極的に精舎に足を運んで、研修などを受けられると、一人だけで学んでいるよりも自己変革の速度が早まっていくのでは、とも思ったのですが、でも昌さんは、謙虚で控えめにおっしゃっているだけで、すでに実践しておられるのでしょうか?
いずれにしても、一人でも多くの人が幸せにすごせる社会、仏国土ユートピア建設にむけて、少しでもお役にたてる自分になっていけると、本当にいいですよね。がんばりましょう!