ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



オレって、仕事ができるからさ、まわりからも上司からも注目されてるんだ。能力高いんだし、好調な人生は当然だよね? なーんてこと考えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『成功の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 「自分は仕事ができる」と思うようになってきたとき、そこに一つの落とし穴があると思って間違いないのです。(中略)なぜなら、それは大きな慢心を招くことにもなりかねないからです。自分が、その小さな社会において、まるで「井のなかの蛙」になったような状態になりやすいからなのです。
 世界は広いのです。世間は広いのです。そして、この大宇宙は広いのです。みなさんは、ビジネスのなかの勝利感に酔うだけではなく、ときおり、そこから抜け出す必要もあります。ふと夜空を見上げて、大宇宙の神秘を考えてみる必要もあるでしょう。また、この大宇宙の法則について考えてみる必要もあるでしょう。
 「人間は、何ゆえに生まれ、何ゆえに死んでいくのか。過去の多くの人々の営みというものは、いったい何であったのか。自分の生涯もまた過ぎゆくものであろうけれども、さて、自分の人生とは、いったい何なのか」ということについて、思いを巡らしていただきたいと思うのです。(中略)
 ここで、みなさんにお願いしておきたいことがあります。
 それは、「『崇高なるものへ敬意を払う』という気持ちを決して忘れてはいけない」ということです。特に、経営者の立場に近づいていけばいくほど、多くの人の面倒を見なければいけない立場に立てば立つほど、「崇高な精神に対して帰依する」という気持ちを忘れてはいけないのです。人知を超えたものへ帰依する気持ちです。
 「仏や神と言われるような、高次の意識があるのではないか。自分は、自分というものを万能の人間のように思っているけれども、自分を小さく見下ろしているような、巨大な存在があるのではないか」という考えを持っていただきたいと思います。
 これは、裏を返せば、「謙虚な気持ちを忘れない」ということでもありましょう。階段を上れば上るほどに謙虚となるような、あなたがたであってほしいのです。一歩一歩、高みに上れば上るほど、崇高な精神に近づいていけばいくほど、ますます己を空しゅうし、低くしていくような、そういうあなたがたであってほしいのです。
 次々と目標を実現すればするほど、大いなる目標が湧き出でて、みずからの至らなさ、力の足りなさが実感されるような、あなたがたであってほしいと私は思います。
 「自分が、いかに生かされているか。万象万物によって、大宇宙の意志によって、いかに生かされているか」という視点を抜きにした成功というものは、ビジネスのなかにもないと思います。それは数字の上だけの成功であって、ほんとうの意味の成功ではないからです。
 数字の上で、いくら業績をあげたとしても、あなたも、やがてビジネスの社会から消えていくときがあるでしょう。そのときに、「いったい何が遺ったのか。自分という存在は何だったのか。自分という存在がなかったとして、どうだったのか」ということです。こういう視点を忘れてはいけないのです。
(147~151ページ)

ビジネスのなかであっても、万象万物によって、大宇宙の意志によって、自分が生かされているという視点を抜きにした、ほんとうの意味の成功はない。

高みに上れば上るほど、崇高な精神に近づいていけばいくほど、ますます己を空しゅうし、低くしていくようであってほしい。

崇高なるものへ敬意を払う気持ちを、決して忘れてはいけない──。

慢心をいさめる大川隆法先生の珠玉のお言葉.

これは、成功のための大切なポイントの一つでもあるのだと私は深く確信しているのです。

『成功の法』

 大川隆法著


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