ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



「人を生かす」って、頭では分かるんだけど、でもどうやればできるようになるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 人を生かすというのは難しいことです。これには究極がなかなかありません。一対一で他の人を導くこと、その人にやさしくすることは、努力すればある程度は可能ですが、多くの人を導く場合には、指導力に上限はありません。
 いくら力があっても、なかなかすべての人を導いていくことはできないというのが、人間の真実の姿だと思います。
 他の人びとを生かしていくために必要なものは二つあります。
 一つは知力、あるいは知識です。頭がよいというか、いろいろなことを考えられるということです。
 「どうすれば、その人がよくなっていくか」を考えるためには、それだけの材料が必要です。そして、「その材料をどう使えば、どのようになるのか」という原因・結果が見えなければいけないのです。
 「こうすれば、その人はこうなる」「こうした教えを説けば、このような反応がある」「こうした努力をすると、このような結果になる」などという原因・結果のプロセスが見えないと、人を正しく導くことは難しいのです。
 それゆえに、幸福の科学で説いている「知」は、実は「原因・結果のプロセスを見抜く力」と言ってもよいでしょう。「こうした種をまけば、こうした実ができる」という関係を知ることが大事なのです。
 これは、書物を読んだり、いろいろなものを見聞することによって得られますが、こうした知識以外に、もう一つ大切なのは経験です。経験によっても、人間は知ることがあるのです。
 もちろん、経験は試行錯誤的になることがよくあります。最初は失敗が多く、「このやり方ではうまくいかない」ということを確認するにすぎない場合もあります。
 しかし、人間の考えることや行なうことには、ある程度のパターンがあり、その数は限られているため、いろいろなことを経験することによって、「こうした状況に置かれると、人間はこのようなことをする」ということが分かるようになります。経験を積むことで、他の人を導けるようになるのです。(中略)
 これ以外に方法があるとすれば、知識や経験を持っている人を、自分のアドバイザーとすることです。これが三番目の道です。自分には知識も経験もないならば、そうしたものを持っている人の力を借りるのです。
 それには、まず、知識や経験を持った人が援助してくれるような人間にならなければなりません。その原点は、素直な気持ち、謙虚な気持ち、他の人びとから教えを受けるという気持ちです。
(55ページ)

他の人びとを生かしていくために必要なものは、一つは知力や知識、二つめには、経験。

自分にそれがなくとも、知識や経験を持っている人をアドバイザーとすればよい。

そのためには、素直で謙虚に教えを受ける気持ちを持っていることが大切である──。

自分の手一本というやり方もあるんだろうとは思いますが、やっぱり人を生かすことができなければ、社会に出て成功するのはおぼつかない気がします。

ここでは、自分だけでできない場合への対処法まで、懇切丁寧に教えていただいているわけで、とてもとてもありがたいことだと思います。

いつもながら思うのですが、今日もまた、人生の達人の凄さに私は感じ入っているのです。

 

『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』

 大川隆法著

 

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