ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



仏の目から見た歴史論の第五弾。戦前の日本は、悪い国だったのか? という問題を考えるにあたって、今回は、前回までの話を踏まえて、先の第二次世界大戦をどう捉えるべきかについて、ご紹介します。

幸福の科学の大川隆法先生は、2001年に刊行された書籍『奇跡の法』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 日本には、中国や朝鮮半島の人たちに対して謝罪的感情を持っている国民も多くいます。また、「あの戦争では、日本人だけでも三百万人が亡くなり、アジア全域では二千万人近い人が死んでいる。日本はとうてい許されるものではない」という考えに同調して、関係諸国に謝り、日本人に罪悪感を植えつけている勢力もあります。
 これが全部、間違っているかといえば、そうとは思えない面もあります。確かにそうだという面もあるのです。
 このへんの国家観、歴史観のところがどのように清算されるかによって、日本の国としての道筋はおそらく変わってくるでしょう。
 先の戦争のうち、中国関連のものについては、侵略的な面があったと認めざるをえないのではないかと私は思います。中国の内陸へ侵攻したあたりには、侵略的な面がかなりあると思います。
 それから、太平洋関連の戦争については、これを日本の自衛戦と言いきることには少し問題があります。前述したように、これが日米の覇権戦争だったことは間違いありません。同盟でもしないかぎり、日米がぶつかるのはほぼ確実だったと言ってよいでしょう。
 アメリカという国は、建国以来、ずっと領土を広げてきたという歴史を持っています。東海岸から西部へ向かい、西海岸まで来てフロンティア(辺境)がなくなると、太平洋へと進出してきました。地球をぐるりと回って、アジアまでやってきたのです。
 一方、明治以降に勃興した日本は、アジアに勢力を広げて、太平洋の覇者たらんとしていました。
 アメリカと日本は、ぶつかるべくしてぶつかったのであり、その結果、強い者が勝って弱い者が負けたと言えるでしょう。
(87~89ページ)

先の戦争のうち、中国関連については、侵略的な面があったと認めざるをえない。

しかし、太平洋関連の戦争については、日米の覇権戦争だった──。

大川隆法先生は、先の第二次世界大戦を、このように公平な眼で見ておられるわけです。

ただし、この戦争には、とても重要な霊的側面があったことも、また指摘しておられますので、この部分もぜひ参照してみてくださいね!

『奇跡の法』

 大川隆法著


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