千葉工業大学は、二度の打上げ失敗に見舞われた流星観測カメラ「メテオ」の兄弟ミッションである流星観測衛星「S-CUBE(エスキューブ)」が、2015年9月17日(木)21時頃(日本時間)に、国際宇宙ステーション日本実験棟から放出され、地球周回軌道に投入されることが決ったことを明らかにした。
S-CUBEは世界初の「宇宙からの流星観測プロジェクト」で、S-CUBEの放出ミッションは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也宇宙飛行士が放出コマンドを送信する予定。
軌道投入後初めてのS-CUBEの可視時刻(S-CUBEと千葉工大地上局が通信できる時刻)は2015年9月17日(木)23:30~9月18日(金)01:00になる見込みで、この時からS-CUBEの運用が開始される。
S-CUBEは、千葉工業大学惑星探査研究センターを実施責任機関として、千葉工業大学惑星探査研究センターと東北大学が共同で開発する大学独自のプロジェクト。