あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

今、マスコミの使命は!!

2008-08-21 19:16:17 | 政治
今日ある西瓜農家と話していたら、千葉県の西瓜・メロン農家は7月の低温で西瓜の出来は悪く、

原油価格高騰からの資材・燃料コストなど生産費を吸収できず大変な状況で自殺した農家ができたという

そう、いえば愛媛県のミカン農家も約3割がコスト倒れで栽培を止めたとか

多分この辺の西瓜農家がダメなら山形県などの西瓜農家も

更に、東北は7月の気温が低くこのままでは米は冷害の懸念もあるとか

原油価格の高騰のダメージは漁業だけでなく農家にも。

農業は昔と違い今は無口な産業になっている。

生産費の増加を転嫁するすべも無い。

更に化学肥料の価格も倍に

政府購入米価格も上げる余地はないと米農家も大変な事態

原油価格高騰の影響は更に、産業の米といわれた製鉄に、

それが自動車産業、機械産業、運輸産業にとあらゆる分野に波及している。

兎に角、国民全体が原油・資源価格高騰に耐える正念場は此から

漁業のみならずあらゆる国民生活が厳しい試練の時期を迎えているということが、

これ等に国民は耐えていかねばならないのは最早自明今まではアメリカ・欧州の

キリスト教国・日本などがそのキリスト教的価値観、メルクマールで世界を動かしてきた。

この秩序が基本的に変わってしまった。

こういう事態に新しい国民生活の指針を示すべき福田総理大臣の態度・言動は冷静

否、国民の苦痛を他人事の感じ。

今度の内閣改造でもこの国民生活の危機打開を意識したものには見えない

内閣支持率の向上など覚束ない

でも、これ程の事態にマスコミは

アラブ諸国の台頭、BQICSの成長、原油価格・資源価格の高騰、食料価格の暴騰など、

世界は次元の変わるコペルニクス的展開をしている。

世界の流れの先の日本国民の生活の映像かはどんなものと予測、描き、見通し、

国民に投げ掛け、判断をせまる動きが見えない何故か、

起きてしまった事件を追っかけて、内閣改造で内閣支持率が云々、麻生氏が幹事長になったから云々、

あれこれ騒ぐ、事件記者になっていると思うのは私だけ

やはり、マスコミには大きく未来に国民を導く気概を持って欲しいと思う