あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

日本政治家には大きな話!!

2008-09-30 17:05:16 | 政治
自民党の総裁が決まり、いよいよ国会は与野党の決戦だが、

その前にチョッピリ大きな話を

1970年代に成長の限界という、地球上の資源は有限であり、この制約条件により

世界の成長、人口の増加も自ずと制限される・・というレポートが

世界の賢人グループ・ローマクラブから発表された。

当時日本経済は高度成長の真っ只中、ライジングジャパンといわれて

怖いもの知らずの時の警鐘の書だった。

読んで、これは約一世紀前のマルサスの人口論の拡張版と気持ちを暗くした。

しかし、世界はその成長の限界を超えて、成長・拡大してきた。

1990年には地球上の人口は50億人を超え、2000年には60億人に

2020年75億人2050年には90億人を突破する

しかしここにきてローマクラブの指摘した兆候があらゆる局面に顔を出してきている。

つまり、需要に追い付かない有限の資源、その資源の利用結果の地球環境の破壊、の

四つの危機だ

つまり、第一は食料、第二に石油を始めとする資源、第三は水、そして第四の地球温暖化だ。

この数年間に世界は否応なしにこの危機に意識を新たに、対応を迫られてきた

因みに、食料は人口一人当たりの収穫面積は50年前の5100平方mから2500平方mに縮小

相応して森林を伐採、開墾し、地球温暖化を進めてきた。

しかも、質の高い食料へのニーズの高まりと安心・安全への拘りは一層の穀物需要を作りつつ

バイオ・遺伝子工学の活用の道を閉ざしている。

正直、現在、化学肥料、農薬、バイオ・遺伝子工学の活用無くしては

現在の人口も養う食料の生産は難しい

さあ、どうする

世界は危機と直面する度に歴史的には何らかの解決策を見つけてきた。

食料は空中窒素から肥料を作りだし、資源は新規に探索、海洋からの発掘も、

水は海水の活用など・・。

が現在のこの四つの危機は人類に全てが努力しても解決できるかも難しい課題

今、地球上ではあれこれ紛争に明け暮れている時間は無い

これらの危機への解決策は急を迫られている。

しかし、先のサミット、G8の会議も具体的な動きには繋がっていない。

そして日本国内も国家次元での具体的な動きは無い。

日本も政治家が先頭に立ち、第一の食糧危機打開策を、

また少資源での生活を水の大切な活用を、

バイオ・遺伝子工学の活用を大胆に提言、

この地球規模の閉塞感を打破すべく大戦略を披瀝して欲しい














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