あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

JALはメゲズに誇りを!!

2010-01-24 13:39:29 | いろいろ
日本を代表する航空会社が会社更生法を1月19日申請、事実上経営破綻した。

大幅なリストラに実行が発表され、路線の廃止、人員削減、労働条件の見直し、大型、燃費効率の

悪い航空機の排除などマスコミを賑わせている。

タイミングが良いか悪いかは別にして、日本航空をあつかった、渡辺健主演の「陽は沈まず」の

映画もあって、日本航空の危機は正に国民の目の前に曝された

1970年代の日本の労働運動がまっさかり、交通ゼネストなどが頻繁に行われ、日本航空の経営陣も

並大抵ではない苦労をしていた。が、日本航空は恵まれた経済発展と狭くなる地球からの搭乗者増加の

経営条件に恵まれ、何とか翼を拡げてきた。

特にナショナルフラッグの自負で、世界に羽ばたき、異国のJALの旗は我々に頼もしさと安心感をも与えてきた。

それが国際競争の更なる激化、燃料価格の超高騰、世界・日本の経済苦境・更には円高などからの

利用客の減少から急速に資金繰りを悪くしての経営破綻に至った。

経営については、何度かのリストラをしても、根本的改善までは労使とも甘い認識であったと

い言わざるを得ないが、これは乗客を人質にできると考える労働組合を持った経営人しか事の本質は理解できない

中曽根首相に経営の建て直しを委嘱された伊藤カネボウ会長も途中退陣に至ったのはその本質を

時の政府も、伊藤会長も確り認識はできなかったからでは

そのことは映画の種本の作者も理解していたとはいえ思えないシナリオだった

当時、国際漁業の分野で、国際的漁獲枠を取り決めて漁業に携わった企業いて、操業開始荷まで

魚場に行かないとだだっ子労働組合を持つ苦しさを味わった立場からは、日本航空経営者の

苦悩は理解できたが、その解決はどうしても組合におもねたものにならざるを得なかった。

その長い後の結果が今度の破綻しかし、今は随分と変わってきている、日本航空の飛行機は

定時に飛行する、安全に気を配る、乗客への態度などどれをとっても最高レベル

だから、今は海外へ飛ぶときも全てJALになっている。

この後もJALを利用するつもりだ

日本航空の社員は今回のリストラにめげず、今まで通り仕事に誇りと自負を持って頑張って欲しい

そうすれば必ず日本航空は再生するやっぱり日本のナショナルフラッグはJALだ