あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

脱化石燃料の生活絵を!!

2010-01-19 21:18:09 | 政治
読売新聞、1月12日の社説・温暖化ガス削減については同紙の社説としては珍しく全面的に

賛意できる主張を見た、そも、地球温暖化防止としての国際的な取り組みは是非ともの施策

であるのは理解できるが、現時点での世界の認識、国際的取組みはなんのことの感

がある。

特に京都議定書については何故、あのような国際的に不平等で穴だらけ、しかも日本には相

対的に不利な条約を結ぶ羽目になったのかは日本国民には全く理解できないもの

しかもポスト京都議定書の措置については最大級の温室効果ガスを排出しているアメリカ、

中国、インドなどは義務を負うことを拒否、一方的に経済先進国の資金・技術支援を求めている。

こちらの理解が間違っていないなら、日本は将来何兆円の資金・富を新興国に移転する義務

となるのか全く見通しもつかまいまま国際会議COPなどで話をしている。

特に鳩山総理は元来、夢気分の人間なのか、2020年迄に1990年比で25%削減するとの目標を発表した。

条件をつけたとはいえ、その条件が満足しなければ、日本はその目標を反古にするなどでき

ると考えているのならおめでたい

しかも、その達成目標数値は達成するための道筋など全く具体的なものはない。

願望を羅列しているだけ。

地球温暖化の科学的因果関係をも明確には解明されていないし、EUなどが二酸化炭素の排出

権の取引で世界をリードしているから、そのバスに後れてはならないと、EUの価値の基準に

なにが何でも合わせるとの発想も問題はある。

脱化石燃料の社会を目指すことは必須ではあっても、其処に至る社会の絵、国民の生活はどういうもの

そこに至る道筋も雲と霞の中で見えてない。

どんなものかは、それを具体的に国民に示すべき

今は、政府が勝手に、国民の理解をなおざりにしたまま国際公約を口に、国際会議に臨んでいる。

極めて無責任