「どうしたの?元気ないじゃん?」
「昨日から 生理でさ~」
「大変だね。頭痛いの?」
「うん。はぁ~。もなちゃん もう生理無いんだっけ?」
「うん。そう。すっきりしているよ。もなみ、生理痛ひどかったからさ。」
「何それ?」
「もう、5年ないから 煩わしくなくていいよ。」
「そうだね。こっちは辛いよ。」
「だよねー。あと、もう十年がまんすれば 無くなるよ。」
「やだ~あと十年も。子供産んだり母乳あげたりしたとき生理なかったから もっと長いかも。」
「休んでいた分後に押すんだ?!」
「人間の卵の数って決まっているっていうもんね。」
「じゃぁ あと十年以上だね。」
「え~~もう、やだー。」
「病気になってそれだけは得したかな?」
「そりゃ、良かったじゃん。」
「うん、最高だよ。 じゃ、お大事にね。」
「うん、ありがと、じゃね。」
何が最高だよ!もなみの嘘つき!
「昨日から 生理でさ~」
「大変だね。頭痛いの?」
「うん。はぁ~。もなちゃん もう生理無いんだっけ?」
「うん。そう。すっきりしているよ。もなみ、生理痛ひどかったからさ。」
「何それ?」
「もう、5年ないから 煩わしくなくていいよ。」
「そうだね。こっちは辛いよ。」
「だよねー。あと、もう十年がまんすれば 無くなるよ。」
「やだ~あと十年も。子供産んだり母乳あげたりしたとき生理なかったから もっと長いかも。」
「休んでいた分後に押すんだ?!」
「人間の卵の数って決まっているっていうもんね。」
「じゃぁ あと十年以上だね。」
「え~~もう、やだー。」
「病気になってそれだけは得したかな?」
「そりゃ、良かったじゃん。」
「うん、最高だよ。 じゃ、お大事にね。」
「うん、ありがと、じゃね。」
何が最高だよ!もなみの嘘つき!
気持ちわかる~
確かに生理が辛かった私も生理がなくなったことで1つだけ得?したように思うけど・・・
それはちっぽけな得で、なくしたものはその何倍もあるんだよね。
病気じゃない人と話している時に強がっちゃう自分
強がっているけど本心からではないんだよね
この微妙な気持ちは病気になった者でないと判らないね~
どうしたいって言う訳じゃないんだけどね。
なーんだかな。
これってやっぱり同じ境遇にいないと 分からないよね。
う~~~ん。
知っているんだからさー生理の話とかしないでよー。
って感じかな。
もう少しさーデリカシイ持ってほしいっていうかー。
甘いか。
やっぱ、もなみの甘えだな。
いいんだ、嘘つきなんだもーん。
もちろん納得して残したんですれどね
でも、やっぱりどっちにしても常に不安ではあったかも。。。
もなみもね、治療に対しては全然後悔していないんだ。
もちろん、選択の余地もなかったし。
りんりんさん 残せるものなら残して正解だと思うよ。
不安はいろんな形で残るのね。
残して再発の不安があるというのは気がつきませんでした。
やっぱり、その人にしかわからない不安があるのね。
気がつかずに相手を傷つけてしまうことってあるんだなーっておもいました。
相手の気持ちを思いやる想像力が大切ってことかもしれない。
りんりんさん ありがと。
何事もなってみなけりゃわからないけれど、その前に相手の立場を考えて言葉にする、行動するって思いやりの基本なんだよね。
こんな風に人に思いやりを持てたのは、私が「がん」になった意味のひとつなんだと思って前向きに生きることが大事だよねと、自分に言い聞かせている
そのとおりのこと今回思ったんだ。
よく「大丈夫?」って聞くと、「うん、もう全然平気」とかって言われて
確かに見た目平気そうなんだけど、
実はやっぱり 元通りじゃないことってあるんだなー、って思ったの。
思いやりってさ、自分がわからないことを自覚することから始まるんだね。
頭の中では理解できていたような気がするけど、いろいろ考えるうちに実感できました。
良い勉強になった。