赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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おくりびと

2009-02-24 09:50:24 | 映画
「おくりびと」がアカデミー賞をとりました。
外国語映画部門で「おくりびと」、
短編アニメーション部門で「つみきのいえ」
日本作品が、ダブル受賞したのは快挙です。

アカデミー賞での日本映画は、

1951年 外国語映画 名誉賞    「羅生門」(黒沢明監督)
1954年 外国語映画 名誉賞    「地獄門」(衣笠貞之助監督)
1954年 衣裳デザイン賞        和田三造 「地獄門」
1955年 外国語映画 名誉賞     「宮本武蔵」(稲垣浩監督)
1957年 助演女優賞          ナンシー梅木「サヨナラ」
1985年 衣裳デザイン賞        ワダエミ 「乱」
1987年 作曲賞              坂本龍一 「ラストエンペラー」
1989年 名誉賞              黒沢明
1992年 衣裳デザイン賞        石岡瑛子 「ドラキュラ」
1998年 短編ドキュメンタリー賞   「ザ・パーソナルズ」(伊比恵子監督)
2002年 長編アニメーション賞    「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)
2008年 外国語映賞          「おくりびと」(滝田洋二郎監督)
2008年 短編アニメーション賞    「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)


   
すごいですね。


もな父がちょっと前に「おくりびと」を観てきて、
いい映画だったよ。
と勧めてくれていました。

本木さんが、「他の作品も重い課題を描いていたけれど、これはその中でも救いがあったから 選ばれた。」
みたいなことを言っていました。

戦争とか人権とか生死とか、真面目に深く考えることって、大切なことだと思いました。
そして、人は一筋の救いに やっぱり魅かれるんだなって。

希望はどんなに小さくて細くても 光って見えるんです。
その光を見逃さないように、生きていきたいです。

良い映画、いっぱいみたいなー。  
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お誕生日おめでとう & ハッピーバレンタイン

2009-02-15 09:16:46 | 日常
だんなちゃんのお誕生日とバレンタインデーは1日に違いです。
娘と娘の婚約者が来て、お誕生日&バレンタインデーパーティーになりました。



タカノフルーツパーラーのフルーツケーキ

だんなちゃん お誕生日おめでとー
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バスティード・クリヨン 丸の内oazo に行ってきました。

2009-02-13 20:36:22 | 遊び

お友達と、東京駅丸の内oazo に行ってきました。

丸の内北口を出て、右手に見えます。

横断歩道を渡ってもすぐですし、雨だったら地下直通でもいけます。 

 

 

中に入ると中央にエスカレーターがあり、5階まで行きます。

エスカレーターを降りると、左手に2件レストランがあり、左手奥がバスティード・クリヨンです。

店内はパステルグリーンと白でさわやかなイメージです。

まず、入口でかっこいい男性がエスコートしてくれるのも素敵 るん♪

 

 

本日のメニューは、「季節のランチA」にしました。

前菜は、海老と根菜のスープ仕立て、

エビの濃厚なスープに、レンコン・ニンジンなどの際の目にしたのが煮込んであり、

鮮やかな緑の菜の花も、食欲をそそります。

 

主菜は、フランス産黒豚2種のソテー。

手前がソバの実の上にロース肉、右上がヒレ肉の香草焼き、左上はドライフルーツの煮込みです。

一見物足りなそうですが、どうしてどうして、かなりのボリュームでした。

 

 

ちょうどお友達のお誕生日だったので、プレゼントなんてあげて盛り上がってしまい。

すっかり写メ撮るのを忘れてしまいました。

なので、右手前のマンゴーアイスクリームは、おなかの中。

さらに、左手前のプリンも半分食べかけです。

お見苦しい 写真で、ごめんなさい。

向こうにあるのは、ストロベリーケーキとフルーツです。

 

見えますか?レモンティーのレモンの皮がむいてあります。

細かい心づかいがたまりません。

 

お腹も心もいっぱいになって、2階のショールームを見てきました。

「JAXA  宇宙航空研究開発機構の情報センター」です。

子供向けの展示で、宇宙服あり宇宙から見た地球の写真ありで、とても楽しめました。

「宇宙から見た美しい地球の姿や宇宙航空開発分野の取り組みを広くお伝えしています。」のだそうです。

 

あ~楽しかった。

コメント (2)
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若菜上

2009-02-11 15:04:58 | お習字
2月頭に「謙慎展」の最終選考会が過ぎて、作品を出品したので、審査待ちです。

そして、今度は「書象展」が始りました。

今回は、『源氏物語』の「若菜上」の一部です。
これまでの「末摘花」「紅葉賀」「花宴」からはちょっと離れて、一気に第二部。
源氏は40歳になり、六条の院で紫の上・明石の上・秋好中宮・花散里達と暮らしています。

そこへ、兄朱雀院から娘の三宮のことを頼まれます。
つまり・・・紫の上を差し置いて女三宮を正室に迎えたんです。

で、新婚三日夜を過ぎて源氏は紫の上の夢を見て、暁に急いで戻ってきたところから書いてみました。


雪は所どころ消え残りたるが、いと白き庭の、ふとけぢめ見えわかれぬほどなるに、「猶残れる雪」と忍びやかに口ずさびたまひつつ、御格子うち叩きたまふも、久しくかかることなかりつるならひに、人々も空寝をしつつ、やや待せたてまつりて引き上げたり。「こよなくひさしかりつるに、身も冷えにけるは。怖ぢきこゆる心のおろかならぬにこそあめれ。さるは、罪もなしや。」とて、御衣ひきやりなどしたまふに、すこし濡れたる御単衣の袖を引き隠して、うらもなくなつかしきものから、うちとけてはたあらぬ御用意など、いと恥かしげにをかし。限りなき人と聞こゆれど、難かめる世をと思しくらべらる。


雪がまだ残っていて、雪か白砂か庭の境目がよくわからないような明け方の時間に戻ってきて、「まだ残っている雪よ。」とか囁きながら、源氏の君が格子をトントンと小さくお叩きになるけれど、ここしばらくこんな風に朝帰りすることもなかったので、女房たちも寝たふりをして、少し経ってから戸を開けた。
「待たされたから体が冷えてしまったよ。あなたが怖いから早く帰ってきたのに・・・。あっ、でも別にやましいことなんてしていませんからね。」
と源氏の君がおっしゃりながら、紫の上のそばに寄ってきて寝間着を引っ張ったりなさる。紫の上はさっきまで泣いていて濡れていた袖をそっと隠して、そんな気持ちは全然見せずにやさしくして、だからといってべたべた甘えたりもしない心遣いをしているのを、源氏の君は一緒にいるのも恥ずかしいくらい素敵な人だなと思う。
どんなに高貴な姫君でも、この人のような素敵な人はいないだろうなーと、さっきまでの女三宮と心の中で比べたりなさっている。


まったく源氏ったら、帝の娘で若い女三の宮を正室に迎えながらも、やっぱり紫の上は素晴らしいなぁなんて、両方を比べたりするところが、ちょっと悪趣味です。でも、どうしても比べてしまいたくなるくらい、紫の上の態度には非の打ちどころがないんですね。

それにしても、紫の上の態度が立派。
さっきまで泣いていたのに、それを見せず、女房達がいじわるして寒がっている源氏に優しくしてあげて、しかも、恨みつらみを言ったり皮肉を言ったりべたべた甘えたりもしない。
なかなかできることじゃないです、本当に。

源氏を信じて愛していたのかもしれないし・・・。
後ろ見がなく源氏に頼るしかない紫の上としては、逆らったり本音をぶつけたりできなかったのかもしれません。

たぶん両方の原因で紫の上のこの態度になったのでしょう。
こういう、人の行動・感情に不自然なところがちょっともない、そこが『源氏物語』のすごさでもあります。

『源氏物語』の中でも、「若菜上・下」は傑作といわれている巻きなので、ゆっくり堪能したいです。


コメント (6)
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富士山

2009-02-01 20:35:22 | 日常


今日は、晴れていて、でも とっても寒い日でした。

夕方スーパーの屋上から、富士山がきれいに見えたので、

携帯で撮ってみました。

横浜からでもこんなに奇麗に見えました。

冬の富士山。 美しいです。
コメント (16)
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