バチカン市国のサン・ピエトロ寺院の中で、一番印象的だったのがこの「ピエタ像」です。
薄暗い寺院の中の一番端にありました。
ミケランジェロ23才のときの作品だそうで、唯一サインが入っているのだそうです。
教科書などで見たとき、磔にされて死んだキリストをマリアはどんなにか深い悲しみで、抱いているのだろう。と、母の悲しみを感じていました。
確かに、人ごみを掻き分けて見たときには、悲しみの像に見えて、じっと見入ってしまいました。
でも、
しばらく見ているうちに、不思議な安堵感を感じたんです。
人々を助けようと自分を信じて宗教を創め、
弾圧に苦しめられて最期には磔にされ、やっと下ろされた息子の死体を抱いて
「ああ、やっと母のところに戻ってきた。よくがんばったね。
もう、苦しむことはないよ。ママが胸に抱いてあげているから。」
そんな優しい母の顔に見えたんです。
誰を恨むのでもなく、我が子だけを見つめている目。
母と子だけの空間という気がしました。
ヴァチカン博物館には、大理石の彫刻とかタピストリーとかたくさんありました。
廊下の天井には、フレスコ画。
まるで立体的な彫刻の間に絵が挟まっているようですが、
すべて平らな丸天井の上に描かれた絵なんです。
狭い階段を下りると、システィーナ礼拝堂につながっていて、
ドアから入ると、自分の入ってきたドアの上に、
ミケランジェロの「最後の審判」の絵が壁一面に描かれていました。
←ここのドアから入りました。
人がごった返していましたが、絵は人の頭の上から描かれているので、
とてもよく見えました。
近くにいるときは、その一人一人の表情が良く見え、
苦悩で顔がゆがんでいる人・安らかに穏やかに微笑んでいるような人
絵から離れるにしたがって、その全貌が視界に入ると、
ものすごい 圧巻でした。
真正面にキリスト、青い服がマリアです。
向かって左側は良い人たちで、天国に行きます。
向かって右側は悪い人たちで、地獄に行きます。
もなみは、今まで悪いこともしてきましたが・・・
ここで悔い改め、良い人になろうと思いました。
そして、サンピエトロ大聖堂を経て 外へ。
そこに衛兵の人が立っていましたが、
この人の衣装は、ミケランジェロがデザインしたものだそうです。
いまだに変わっていないんですって。
シックな黒が基調だけど、結構、カラフルでかっこいい
ベネチアに行ったときは、雨でした。
サンマルコ広場は、カーニバルのまっさ中で、本当に仮面をした人とかがたくさんいました。
外国の男の子は、頬にフェイスペインティングをしています。
ペインティングをしてくれるお店もたくさん出ていました。
この人は写真を撮ったときには無表情なお人形を演じていましたが、
夜現地のニュース番組で出ていたときは、ニコニコして話していました。
「今日のカーニバルのために作った衣装なの。
雨だけど、カーニバル最高よ。」
って言っていたかどうか・・・だって、イタリア語だったんだもん。
その後なんとか雨も小降りになり、ゴンドラに乗ることができました。
家々の裏通りがみんなこんな風な水路になっていました。
近年、地球温暖化の影響で、かなり水位が上がってくるので、
一階は、倉庫や納戸が多いのだそうです。
どの家にも、船に乗り降りする裏口がありました。
昨年日本に来たレオナルドダビンチの「受胎告知」ですが、
国立美術館に見に行った方もいるのではないでしょうか。
その「受胎告知」のホームがフィレンツェのウフィッツ美術館です。
もともとは役所で、「オフィス」を「ウフィッツ」と発音したらしいです。
メディチ家の宮殿から、オフィスに行くまでの間を廊下にしてつなげたのが
この「ベッキオ橋」だそうで、
近くにはお肉屋さんがあったらしいのですが、
臭いがいやだという理由で、肉屋を一掃して宝石商に変えてしまったんですと。
その後美術館となり、
レオナルド・ダ・ビンチの「受胎告知」 ボッティチェリの「ビーナスの誕生」「春」など、
存分に堪能してきました。
ミラノスカラ座から歩いて、
ガラスと鉄でできたガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世というアーケードを通り抜けると、ドゥオーモ広場が開け、左手に「ミラノ大聖堂」と呼ばれるドゥオーモがありました。
真っ白な大理石でできていて、尖塔の上にはそれぞれ聖人の彫刻が乗って、
一番高いところに、金色に輝くマリア像がありました。
シートがあるところは、修復中です。
薄黒い壁が、修復すると真っ白になって、「ウォ~~~」と思わず感嘆の声を上げてしまいました。
中には只で入れます。
でも、いくつか懺悔をする木の小屋のようなものがあり、何人か神父さんとお話をしている人を見かけました。
彫刻やステンドグラスなどの美術品と、観光客とがいっぱいでしたが・・・
信者さんもたくさんいて、キリスト教が人々の間に生きていているのを感じました。
昨日、なるりんさんの一周忌を済ませたそうです。
22日に飾ってもらおうとお花を贈ったのですが、
それが着いたというので、お線香とあげてもらうようお願いしました。
ご主人様も、お子達もみなさんお元気だそうです。
少しお話しているうちに・・・1年前のことが・・・思い出されて・・・
泣いちゃいけないと思いながら・・・どうしても止められません。
多くのお友達を送り、その度に辛いのですが、
なるりんさんとは、ただのお友達とは思えなくて、
やはりとても深い縁なのでしょう。
人は生まれて、そして どんな人にも平等に死はやってくるものだと言いますが、
その一人の人というのは、どうしても誰かと関わりを持ち、
そして誰かのかけがえのない存在になるものです。
NETというバーチャルな世界でめぐり合った なるりんさんともなみですが、
一度しかお会いしたことのない なるりんさんともなみですが、
同じ時間を生きていたことが、忘れられない。
涙が 止まらない
だいぶ以前のものらしく・・・美味しくない。
はっきり言って 「まずい」
かと言って、昭和生まれは 捨てられない。
なので、お茶パックに入れてお風呂に入れてみました。
サーっと、湯船がグリーンになるかと思いましたが、
な~んか 黄色っぽいお湯になりました。
でも、ほんのりお茶の香りがして、
パックをクチュクチュもんでみると、もっとお茶の香りがして
いいじゃん いいじゃん
今日は お茶風呂で ゆったりしました。
その間、家族のパソコンを使ったりしていたのですが、
やはり、写真のアップとかが 思うようにできなくて、難航しています。
久々に帰ってきたので、少しホームページをいじっていたら、
思いっきりホームが文字化けしたりして・・・
見てびっくりされた方も 中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
何とかチョコチョコ直し、元のとおりに近づいてきたのですが、
まだまだ問題は山積みです。
いっそのこと、全面リニューアルを、とも考えたのですが、
それも 厄介なことなので。
しばらく皆さんには ご迷惑かけると思いますが、
(気がつかないかな?)
せっせと ホームページの修正に精を出そうと思っています。
娘とイタリアに行ってきました。
ミラノ、ベローナ、ベネチア、フィレンツェ、ローマ。
満喫してきました。
リフレッシュしてきました。
またまた パワーアップした元気な日々で がんばりま~す。
\(^O^)/