赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

がんで来てくれた方は、カテゴリーから「がんで来てくれた貴女へ」をクリック、
直接メールはメッセージをクリックしてね。

ヴィトンの梅干し

2014-07-29 07:34:12 | ちょっと病気
また、ダウンしました。
吐いて下痢してます。

だんなちゃんが、

「何買って帰ろうか?」

って、メールしてくれました。
そっかーだんなちゃんは優しいから、もなみが元気になるように欲しいものを買ってきてくれようとしているんだな。ありがたいな、って思い。
遠慮なく。

「そりゃ、ヴィトンのバッグでしょ。」

って、返事をしたところ。

「食べられません。」

だって。食べられるものか~~。

「元気になると思ったんだけどな。
じゃあ、ヴィトンのバッグに入った梅干し」

と、おねだりをしたところ。

これですよ。








コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「恕の人」見終わりました。

2014-07-25 12:03:37 | 映画
以前、孔子のドラマをTUTAYAで借りてきてみていたけれど、途中までしかなくて、全部見ることができない、という話をアップしました。→ それはないんじゃない?孔子様

で、TUTAYAのお兄ちゃんに聞いてみたところ、お取り寄せしてくれて、7巻~18巻まで見ることができました。

魯と斉を友好的に締結を結ばせ、魯で重用されていたものの、三都破壊を唱え、旧勢力の反発をかい魯を後にして、衛へ行く。
衛で優遇されるが、派閥争いの中皇帝が亡くなり追われる身となって、鄭や陳、宋などを転々とする。礼をもって皇帝を中心に人々が安泰に暮らせる世の中を作ろうとするが、どこの国でも採用されることがない。

孔子の教えを受けた子貢、子路、冉求らは、いろいろな国で要職に就いて活動していく。

が、14年の放浪の末、魯に戻ると、妻は亡くなっており、息子も病死し、顔回も病死、子路は戦死する。年老いて、夢うつつになり、生涯を閉じる。



もなみの持っていた「孔子」のイメージは「仁」だった。でも、このドラマを見ると「礼」がクローズアップされていて、「礼」にこだわるばかりに政治的に倦厭されて、孔子の理想の実現ができず、不幸な人生を歩んだ聖人、のように思える。

思想家は、これでいいのかな。あくまでも理想を掲げて、それを妥協したり崩したりしてはいけないんだ。人々に広く尊敬されても、実際の政治に登用するとなると、難しいのかもしれない。
すべての国が、すべての世界が、いっぺんにその理想社会にならないと危険にさらされることになってしまうし、その中の一つでも理想的な思想を捨てた途端に、全体が崩れてしまいかねない。
だから、先生と呼ばれる思想家は、頑なに理想を掲げ広く浸透させようとする人であることが大切なんだ。

でも、実社会に生きようとする人は、その思想や理想を踏まえて、この「踏まえて」って所が大事!、その礼や仁の思想や理想を踏まえて、できる範囲で少しずつ国を変えていく。

子路があんな風に戦死するなんて知らなかった。
顔回~~~~~! あ~~~顔回~~~~。
子貢偉かったね。その合理的な考え方、なのに孔子を尊敬して実現していく行動力、好きだよ。
宰我、君のキャラもよかったね。

顔回って、中国人なのにいしだ壱成に似ているな~って思っていたら、本物のいしだ壱成だった。中国語上手!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「式の前日」マンガ

2014-07-17 09:13:13 | 
 


マンガも好き。
隔週刊誌の「ビッグコミックオリジナル」を読んでいます。
結婚してだんなちゃんに影響されて読み始めたから、ざっと30年?!

単行本のコミックは、大和和紀が好きで、「あさきゆめみし」「横浜物語」・・・。
もともとは4コママンガが好きで、いしいひさいちの「バイトくん」は最高傑作だと思う。
それから、人の影響で、篠原千絵「海の闇、月の影」池田理代子「ベルサイユのばら」小畑健「デスノート」などなど いろんなのを読んだけど、最近はついめんどくさくなってきて、マンガはオリジナルだけになってた。

で、「式の前日」。
穂積というひとが描いているんだけど、良かった。
ちょっと前に話題になっていて、二人きりのお話を6編集めたコミック。

「式の前日」結婚式前日の男と女
「あずさ2号で再会」女の子とお父さん
「モノクロ兄弟」大人になった双子の兄弟
「夢見るかかし」兄ともうすぐ結婚する妹
「10月の箱庭」小説家と親戚の女子中学生
「それから」猫と男

みんな胸がキュンとなる話で、よかった。
もし、手に取る機会があったら、マンガと敬遠しないで読んでみてください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄色いバラです。

2014-07-11 00:39:23 | 日常
今回の台風は、風台風だと言うので、せっかく咲いたバラが散ってしまわないように、玄関に飾ってみました。

いつもの大輪の赤いバラではなく、少しこぶりの黄色いバラです。
優しい顔立ちでしょ?
可愛い子です。

台風は紀伊半島辺りにいるようです。
横浜には、大雨洪水警報が出ていますが、今のところ風はほとんどなく、さっきまで降っていた雨もやんでいます。
夜の間中何事もないとよいのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

収穫

2014-07-10 09:41:47 | 日常


台風が来るみたいだから、とりあえず収穫。

トマトは青いままだけど、見切り収穫!
この青い2つに隠れて、小さいけど赤いトマトもあった。
やったね。

インゲンは気持ち細目。もう少しあるんだけど、それは細すぎて。台風に負けないでがんばってほしい。

昨日はまだ細かったキュウリ、もうこんなに丸々と太って、食べ頃だね~、、、
 何かもなみ、ヘンデルとグレーテルの魔法使いのおばあさんみたい。

今年のニガウリは、あまり長く成長しないタイプかな?この長さで丸々と太って、これもそろそろ食べるとしようか、、、。
 あ~~やっぱり、悪者の魔法使いのおばあさん。

ナスは一本だけだった。花はまだいくつか咲いているから、もっと太らせてから、食べようね~~イーヒヒヒ。
 もう~魔女に成りきってんじゃん。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊作です。

2014-07-07 18:38:39 | Weblog
今年はキュウリの出足が好調です。
毎日1~2本採れるので、ぬか漬けにしたり、サラダで食べたりしています。
二人なので、少しずつでも十分です。

ナスは、細長い種類を植えてみました。
これはぬか漬けとか浅漬けにしても、あんまり漬かりません。
輪切りにしてオリーブ油で炒め塩コショウで食べると美味しいです。

いんげんは2本植えました。気まぐれなので、たまーに5~6本摘んで、お浸し。
やっぱりだんなちゃんと二人なので、そこそこ食べられるのですが、来年はもっと苗を植えよう、と思ってます。

ニガウリも植えてますが、まだ、食べられるほどなってません。
梅雨明けに期待してます。

トマトは、今までミニトマトを植えていましたが、今年は大きいトマトに挑戦!
大きな実が2個、半月くらい前からワクワクしているのですが、一向に赤くなる気配がない。
どうしましょう?今ちょうど良い大きさ、これ以上育っちゃうと皮が固くなるからここで摘んでしまう?
でも、せっかくうちで作っているんだから、真っ赤に熟したところを朝どりトマトなんてしたいじゃん。

夏はこれから。
うちの野菜が楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

検定合格

2014-07-06 11:01:08 | 仏語
フランス語検定5級合格しました。
5級だから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白菜 見てきました。

2014-07-05 09:48:01 | 遊び
7月2日、東京国立博物館で、台北國立故宮博物院展―神品至宝― 見てきました。

特別展の翠玉白菜は、本館に一つだけの展示でしたが、3時間並びました。

2日は、暑くて日も照っていたのですが、汗をかきながら並びました。
あちこちに博物館提供の貸し日傘が置いてあったので、これをお借りし、ミストのでる扇風機や無料の給水場、列にテントを施してあったり、主催者の方の心配りもありがたかったです。

列の途中に「表慶館」の中を通る順路が作ってありました。「表慶館」も明治の建築物で日本で初めての本格的な美術館なのだそうで、1階ホールからドーム天井を見上げると東京駅のドーム天井のようでした。中はひんやりとして涼しかったです。

とにかく3時間も並んでいると、ご近所さんと仲良くなって、前に並んでいたおじさんは、蒋介石時代に台湾の故宮に行ったそうです。当時は警備が相当厳しかったそうで、いろいろなお話をしてくれました。自動販売機に行くときも、前後の人たちと仲良く順番を取っておいてあげながら買いに行きました。

それで、白菜 見ました。

   

思ったよりも大きくて、そう、もなみの指をそろえた手の平くらいでしょうか。
透明感のある白い軸の部分、何層にも重なっているように見える葉のめくれた様子、薄緑のイナゴ、濃い緑の大きめのキリギリス。深みの増す中心部の葉の重なり。見事でした。

清時代の皇帝に嫁いだ妃の嫁入り道具だったそうで、白は純潔、虫は多産の象徴なのだそうです。

作家の名前がありませんでした。職人だったのでしょうか。芸術品である以前に嫁入り道具としての意味の方が重要だったのかもしれません。ある意味財力・権力の象徴でもあったのかも。

でも、石を見てこの作品を生み出したのってすごい、と思いました。


そのあと食事をして、今度は平成館で、白菜以外の展示を見てきました。
王羲之の書がありました。
ふっくらとした温かみのある草書で、ため息が出ました。
これについては、またあとで書こうと思います。

水墨画・青磁・青銅器・刺繍、みんなすばらしかったです。
最後は「人と熊」。

   

石の白い部分に人、黒い部分に熊が彫られています。にっこり笑った顔の表情が、印象的です。これはとっても小さいのですが、心持ちの広さが感じられました。

一日国立博物館にいて、疲れたけど、ふくよかな気持ち?になれた気がしました。

写真は国立博物館のHPよりお借りしました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする