はらいた星人

　もなみ　腹痛星人なんです。

ワレワレハ　ハライタセイジン。

アサカラ、ヒッキリナシニ、ゲリ　シテマス。

アンマリ　フクツウ　ノ　ナイ　ヒト　ニハ、コノ　イタミ　ワカラナイ　カモ。

モナミノ　ムスコ　トカ、　ムスコノ　トモダチノ　コバヤシクン　トカ、

ジュギョウチュウデモ　トイレニ　イキタク　ナル　クライ。

３ニン　トモ、ハライタ　セイジン　デス。

ナンカ　ワルイモノデモ　タベタノデ　ショウカ？

ゼンセイデ　ワルイ　オコナイ　デモ　シチャッタノデ　ショウカ？

ア～～～　オナカ　イタイ　デス。

カミサマ　イイコニ　ナリマスカラ　オミチビキヲ・・・。

子宮癌のステージが高いと診断されて、ショックを受けている人へ

え？まさかと信じられないかもしれません。
いや、もなみの経験からすると、３期に入ると実はいろんな自覚症状があって、診断を聞いた時・・・「やっぱり」という気がしたかもしれません。

多分身辺整理なんかしながら　即入院の用意をしていたり、外泊でＮＥＴから情報を収集していたり、どうにしても絶望と隣り合わせで、例えばいつもはがんばっているけれど、ふとした瞬間に最悪のことを想像しているのではないでしょうか？
本当は　もっともっと進歩していることを　普通の人は何となくしか知りませんから。　


生存率とか確率なんてものは　こと癌に関しては関係ないんだ　ってことを知って欲しいです。

実際ステージが上がるにつれて生存率が低くなってしまうのは、
ショックの大きさに比例して　免疫力や抵抗力が落ちてしまうからではないだろうか？
とさえ思ってしまいます。

だからといって「気の持ちようよ。」
なんて軽々しいことは言いません。

癌だって宣告されて平気でいられるわけがない。
今までの歴史を見る限り　辛くて暗い未来をあてがわれたような気がするのは　当然なことなんです。

だから、
家族のため会社のため　気力でどうにかしなくてはと焦ったり
泣きたいのに我慢して　作り笑いで自分をごまかしたりするのは
・・・どうかな？と、思います。

ちまたでは早期発見により　子宮癌は怖い病気ではなくなりました。
とよく言われます。

勢い、早期発見ではないと相変わらず怖い病気であるかのように感じられてしまいます。

いや、やっぱり　いろんな不都合は多くなるかもしれないし、治療も大変になるかもしれないから　早期発見に越したことはないんですけどね。

もちろん、どんなに早期であったって、同じ辛さを味わっていることは変わりないです。

どちらにしても、

病院の中にいると病気で闘っている人しか見えないのではないかと思うんです。

だから、

実際３ｂ期でも　こうやって元気にしている者がいることを知って欲しいんです。

こう書くと、じゃぁ４期はダメなんだと思う人がいるかもしれないから　あえて付け加えますが、４期でも手術をして退院しお孫さんができたという連絡をくれる人が　ちゃんといます。産んだのはお嬢さんですけど。

つまり、

元気な自分をイメージして欲しいんです。
笑って　楽しんで　免疫力を高めて欲しいんです。

最初は小さな事からでいい。
お見舞いのメロンがおいしいとか。
窓から見える空が青いとか。

そのうち　飛んでいたカラスの羽がもつれて落ちかけたり、
帰っていくお見舞いの人が　ぺこぺこ頭を下げながら後ずさりしてドアにぶつかったり、
そういうチョッとしたおかしい瞬間に出くわした時
もらさず、笑える用意をしておくといいと思うんです。

もなみの場合は幸いなことに部屋のみんなが明るい人で
見て見て！と先に笑い出してくれたので　釣られて気持ちが明るくなれました。
主人が悲観的な顔をせず、いつもと同じに接してくれたのも　心のよりどころになりました。

しかし、大きな転機となったのは

「○○さんて、３期だったのに退院後離婚して、ペンキ屋で仕事しながら子供を自分で育てているんだってよ。」
っていう噂話でした。

え～～～？！
女の人が離婚して子供を育てているのだってすごいのに
３期で退院後！！！
ペンキ屋さんになり！！！
もう　ビックリでした。

でも、もなみにとっては、過酷な日常＝生きる未来　に見えてしまったのです。

マイナスに考えて、精神的に負けてしまっちゃ意味ないじゃん？
医学もお医者さんも看護士さんも　みんな貴女のためにがんばってくれているんです。
あなたは　あなたができることを
笑顔や　明るい自分を取り戻して　免疫力をあげていきましょうよ。

後押し～～～～ぽん。



おまけ

昨日の夜のものすごい雷と嵐が嘘のように　今日は晴れ！！
お布団も干して　もう気分は爽快。
仕事の納品も終わったし　さー『ダビンチコード』の後編読むぞー。

婦人科クリア

先週、婦人科検診に行って来まして、
血液検査・尿検査・細胞診・してきました。

で、今日検査結果を聞いてきました。

３月の放射線科の検診に続き、婦人科も

ク　リ　ア

　　　　　　　　

ウフフ。「どうよ。」って感じです。
子宮癌だろうが、３ｂ期だろうが、負けちゃいられません。

ファ　ファ　ファ～～～　

ただいま～

無事帰国しました。
完全に時差ボケ
眠いです。

あ～卵かけご飯がたべたい。お蕎麦が食べたい。お寿司がたべたい。

旅行記を携帯からアップしました。
日にちをさかのぼって見てください。
また よろしくお願いします。

13日父と二人

たくさんの方に お父さんと二人旅 親孝行ね と言われました。
あんまり実感はないです。
父の方がヨーロッパは慣れていますし スポンサーですし～。
ありがたく思っているのはこちらの方ですから☆


最高齢者の父は やはりついていくのがやっとです。
しかも あちこちで写真を撮りたいのです。
もなみ的には、写真は本やネットで見れるので ガイドさんにくっ付いて話を聞きたいのですが…
フゥ～ ギャップがある★。
しかし、父も頑張ってくれています。
迷子になってしまた人もいる中、しっかり歩いてご立派です。

13日ゲント

昨日まで異常なくらいの暑さでしたが
今日は明け方雨が降り 肌寒くて風が強く一日中カーデガンを羽織っていました。
それでもベルギーにしては例年より暖かい日だったようです。
今日はゲント 世界遺産の鐘楼です。

その後メッヘレンでカリオンという音階のある鐘の音を聞き大学の町ルーベンにいきました。
メッヘレンでは広場にマーケットが開かれ、そこでトマトとプラムを買いました。
夜はまたブリューゲルに戻って カタコト英語とカタコトフランス語で ムール貝の蒸し焼きとスパゲティをテラスレストランで楽しみました。
昨日に引き続き 自分で食事。
世の中 カタコトがわかれば 後はハートで通じるものだわ♪

12日マルクト広場

世界遺産に登録された 世界一美しい広場。
ギルドハウスの前に馬車がいました。
繊維関係 鍛冶屋関係など ギルド毎に美しい彫刻が目印になってました。14世紀１５世紀の職人は字が読めなかったから 彫刻を目印にしていたそうです。

お城巡り

今日はベルギーのお城巡りをした。
ホテルは、中世の古城のホテル。
林の中に広～い庭。
クラッシック音楽がＢＧＭに流れてすごく落ち着く。
部屋数は20で 全ての部屋の設えが違う。
泊まった部屋は白が基調で明るいけどシックな落ち着いた部屋。
南向きで芝生の前庭がずーっと遠くまで見渡せる。
ここでは２番目に大きな部屋。
お隣は一番広くて東側の窓もあり、向こうの噴水が見える。
ブルーが基調で花柄のカーテンやベッドカバー。
ベッドには天蓋もついて最高。
他にピンクの花柄の部屋 螺旋階段のロフトがある部屋。中庭が見える部屋もあるらしい。

ディナーはホテルのフォアグラ付き前菜、ほたてのソテー、 牛ヒレステーキ他。
大変美味しゅうございました。

11日Tシャツを買いました。

今日はお誕生日でした。
バスの中で同行したみなさんにハッピバースディを歌っていただきました。
ありがとう ありがとう
本当に ありがとうございました。

今日はお城を見ながら散策。
予想外に暑く 薄着の持ち合わせがなくなってきたので ベルギーの洋服屋さんでTシャツをゲット。19．95ユーロでした。

フランダースの犬

大体フランダースの人たちは 『フランダースの犬』の話がお好きではないらしい。
あんなにイジメたりしないわ、可哀想な少年がいたらみんなで助けてあげるわ、と言っている。
うん。みなさんみんな観光客にも優しく笑顔を見せてくれて、良い人ばっかりだった。

ガイドさんが言うには、
原作者はイギリスの女流作家でフランダースに引っ越して来たとき どうもご近所に意地悪をされたんじゃないかしら？
イギリスに戻って腹いせにちょっと書いたら売れちゃって、おまけに日本ではアニメで大ヒット☆
ベルギーでは日本からの逆輸入で慌ててネロとパトラッシュの像を建てた…とか。
ちなみに、欧米ではかわいそうなお話はあんまなり好きでないから、ハッピーエンドになっているらしい。

そういえば、『眠れる森の美女』も王子様と結ばれたオーロラ姫が 嫁姑問題で釜ゆでしちゃうみたいな部分は ディズニーではカットされちゃってるしね。

でも、やっぱり添乗員さんが読んでくれた『フランダースの犬』のお話を聞いて、涙してしまうもなみでした。