母のすぐ妹のお見舞いに行ってきた。
叔母は、酸素吸入しながらねむっていた。
しばらく寝顔を見ていた。
足をさすって「おばちゃん、もなみよ。もなみが来たよ。」と起こすと、
あ~
っと弱弱し気に、声を出した。
目は明けていなかったけれど、わかっていたんだと思う。
「おばちゃん、この病院、昔ママが務めていた病院だよ。」というと、
あ~
っと弱弱し気に、声を出した。
もう、すっかり古くなってしまっていたけれど、
もなみがまだ小学校のころ、もな母がここの婦長をやっていたことがあった。
学校で、足を怪我した時、少し遠いけれど母が働いている病院ということで、
先生が付き添って、タクシーでここまで来たことがあった。
今でも、その時の傷が残っている。
帰り際に、「おばちゃん、もう帰るね。また、いくらのお寿司食べようね。じゃ、帰るね。」
と声を掛けたら、2回うなずいた、ような気がした。
うん、うん。と言っているようだった。
今でいう、カリスマ美容師のような、オシャレな華やかな叔母だったけど、
小さく痩せて髪も短かった。
でも、やっぱり、
返事のタイミングや、うんうん、とうなずくところは、あのオシャレな華やかな叔母のままだった。
もう少ししたら、この猛暑も落ち着くからね。
エアコンの風じゃなくて、窓から涼しい風が入ってくるからね。
また、お見舞いに行くね。
叔母は、酸素吸入しながらねむっていた。
しばらく寝顔を見ていた。
足をさすって「おばちゃん、もなみよ。もなみが来たよ。」と起こすと、
あ~
っと弱弱し気に、声を出した。
目は明けていなかったけれど、わかっていたんだと思う。
「おばちゃん、この病院、昔ママが務めていた病院だよ。」というと、
あ~
っと弱弱し気に、声を出した。
もう、すっかり古くなってしまっていたけれど、
もなみがまだ小学校のころ、もな母がここの婦長をやっていたことがあった。
学校で、足を怪我した時、少し遠いけれど母が働いている病院ということで、
先生が付き添って、タクシーでここまで来たことがあった。
今でも、その時の傷が残っている。
帰り際に、「おばちゃん、もう帰るね。また、いくらのお寿司食べようね。じゃ、帰るね。」
と声を掛けたら、2回うなずいた、ような気がした。
うん、うん。と言っているようだった。
今でいう、カリスマ美容師のような、オシャレな華やかな叔母だったけど、
小さく痩せて髪も短かった。
でも、やっぱり、
返事のタイミングや、うんうん、とうなずくところは、あのオシャレな華やかな叔母のままだった。
もう少ししたら、この猛暑も落ち着くからね。
エアコンの風じゃなくて、窓から涼しい風が入ってくるからね。
また、お見舞いに行くね。