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赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから24年)

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嬉しい報告を ありがとう。

2007-08-30 20:25:30 | がん
定期健診の結果 再検査でCTをとったお友達から、
「大丈夫でした。」
と報告をいただきました。


こういう報告が一番嬉しい。

検査の前は ナーバスになって ピリピリすることもあるけれど、
みんなに「行って来ます」といって「いってらっしゃーい」と後押しされて 
気持ちを奮い立たせて検査に向かう。

その結果、ちょっと変化があるから精密検査にしましょうと診断されると、どどーんとショックを受けてしまう。

当たり前だよね。

たとえ再発や転移したとしても、精密検査の極めて小さければいろんな治療法法で対処できるから、
ほっといてもらっては 困るわけ。
それは とにかく疑わしい状態でも検査してほしいことはそうなんだけど。

でもやっぱり、これからの治療を思うと これからの人生を思うと ただ事ではない。

今がんばっている人の がんばりを想像してほしい。
それはそれは命がけのがんばりだもの。

しばらく 健康であった喜びに浸ってしまうと、
そのがんばりの前では弱虫なこと この上ない。

つまり、弱虫は お友達の再検査も ショックでショックでしょうがない。
だから、
なんでもなかった、経過観察のままでOKと言われると、

うれしい~~~~~!

報告をくれた人は、こんなにもなみを幸せにしてくれているって
知らないかもしれないけれど、

あなたのメールは もなみに100倍の免疫力をくれました。

ありがとう。ありがとう。
嬉しい報告を ありがとう。

コメント (4)
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マリーローランサン美術館

2007-08-27 10:12:00 | 遊び

    

   

 フランソワ=ザビエル・ランヌ    

「羊の群れ」です。

 

今年もお友達と 夏を惜しんで長野に行ってきました。

 今年はお天気が良かったので、蓼科湖のほうに行って、

マリーローランサン美術館」に行ってきました。

 ローランサンの絵は 優しい女の人がたくさん描かれていました。

どの人もどこかローランサン自身に似ていて ほっそりとしたどこか多感な女性のイメージでした。

 晩年近くになると、ちょっと頬の辺りふっくらして、こちらの顔のほうが 優しい感じがしました。

 

 彫刻公園もあって、こちらは主に日本の作家の彫刻が 

マリーローランサン美術館が併設されているアートランドホテルの公園に点々と飾られていました。

真夏の青空と芝生や草木の緑が鮮やかでした。

高原の風もさわやかで、暑いのは暑かったのですが、すがすがしい気分になるとができました。

 

長野に行く途中、舞鶴の松を見てきました。 オドロキ  茶色です。

 今回の松

  

     

 以前の松

 

いったいどうしたんでしょう?

心配です。

今年は暑かったのでしょうか?

また、あの青々とした緑が戻ってくることを祈っています。

 

あ~~~ん。マツクイムシの被害にあっているそうです。

文化庁との協力の下 樹木医の樹木医の指導に従い樹勢の回復に努めているそうです。

 

がんばれ、松!

 

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瀬をはやみ、岩にせかかる滝川の

2007-08-22 12:37:21 | がん
瀬をはやみ、岩にせかかる滝川の、

      割れても末に逢わむとぞ思ふ

なるりんさんが メモしていたこの歌を 
ひろりんさんが BBSにカキコしてくれました。

川の瀬の流れが早くて 岩にせき止められてしまうほど急な滝の流れ
けれどたとえ二つに分かれてしまっても、やがてまた一つに合流するように、
今はあなたとの仲を裂かれてしまうけれども、
いつかまた必ず逢おうと心に決めているのです。

崇徳院の恋の歌です。

でも、今の状況にとてもぴったりです。
別ればかりが 気になって 辛くて 大きな流れが見えなくなっていました。

だれもが 癌を克服して元気になることを願っています。
けれど、やはり再発したり転移したり それは人の力ではどうしようもないことで
それは誰のせいでもないんです。

命をあきらめているわけでもないし、
生きることを放棄しているわけでもない。
まして、自分から共存をのぞんでいるなんてあるわけがない。

たとえ、先に逝ってしまった人でも
一生懸命生きること 元気に生きることという人としての目標は
今のもなみとなんら変わることがなく、
同じ目標に向かって 一緒に歩いてきたことを 思い出しました。

会わなければ 助かっていたような 
会うことが 罪であるような 
50%の人を蹴落として生き残っているような 
そんな自責の念にさいなまれていました。


同じ流れの中で 今しばらく流れが分かれただけなんです。
急流であればあるほど それは幾筋にも分かれることになるし 
会ったと思えば すぐに別れが来てしまうこともある。

たとえ 今しばらく分かれてしまっても 
行く末にはまた一つの流れとしての出逢いが待っていることを 見失っていました。


なるりんとひろりんさんが 揺さぶって目を覚ませてくれたように思います。

水  ぶっかけられちゃいました。
パソコンの前で また泣いちゃいました。



にしても、崇徳院ってすごい!和歌ってすごい!
言葉の力って ありがたい。

ひろりんさん ありがとうございます。

そして、ここ数日、じっと寄り添ってもなみの気持ちを共有してきてくれたみなさん 
皆さんの言葉 とても嬉しかったです。

心から感謝します。
ありがとうございました。
コメント (7)
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悲しいこと

2007-08-21 01:02:28 | がん
あっちさんが 天国に旅立たれました。

10日前に一人送り、そしてまた一人。

もなみが、@ひめさんのBBSに初めてカキコしたのは 2004年5月ごろだったと思います。
そのときに あっちさんがBBSにいらっしゃいました。
まだ、その時は あっちさんももなみもカキコするだけでした。

その後あっちさんが「あっちの部屋」というホームページを開かれ、
やってみたら?と応援してくれて、「もなみの赤い靴」を開きました。

ネーミングが似ているでしょ? そう、真似したんです。

@ひめさんのところで、あっちさんやみなさんとお話しました。
歌手の中島美嘉さんのこと、チャゲ&アスカのこと、
膀胱炎のこと、更年期障害のこと。

再発したことは知っていましたが、
まさか そんなことになっているとは知りませんでした。

辛いです。悲しいです。
ここのところ 続きます。
乗り越えるのが、しんどいです。
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その人のこと

2007-08-20 21:58:02 | がん
その人のハンドルネームから、梅干丼のようなおばさんを探していました。

地下鉄の扉の前にいた女の人は、背が高く髪は腰までストレートで白いトレンチコートを着て、かっこいい人だなぁと思ったものの、

さて、やっぱりこれから会うおばさんを探しながら 待ち合わせのレストランに急いでいました。

すでに来ていた若い仲間達と、キャーワーキャーと初めての顔合わせに興奮していた時 そのカッコイイ女の人がやってきました。

まさか・・・その人が探していた梅干丼だったなんて・・・。


何もかにもが もなみには新鮮でした。
何人ものお友達も そうだったのですが、
その白いコートの女の人の 生き方・病期との向き合い方・人の愛し方・・・
自分にはない 勢いとか 思い切りとか 潔さとか 新鮮でかっこいいと思いました。

お友達が一人帰り二人帰り、最後の三人になっても
また 喫茶店を替えて いつまでも話しました。
さっき初めて会った者同士なのに、いつまでもいつまでも話していました。
お水の氷が解けて、カフェラテの泡がこびりつくまで話して 
再会の約束をしました。

一つ心残りなのは、、、
帰り道、もなみはその人と同じ方向だったのに一緒の電車に乗らなかったことです。
帰りに主人と待ち合わせをして、別ルートで帰ってきてしまったことです。
なんで一緒の電車に乗らなかったんだろう。
なんで最後の二人になっても話をしなかったんだろう。

それから、3度 その人に会いました。
1度目、その人は自慢の腰まで伸びた長い髪を首までのショートに切っていました。
もなみは、寧ろその方がお人柄にあっているようで カッコイイと思いました。
いや、あの長い髪があまりに素敵過ぎて 近付き難かったんじゃないかと思いました。
だから、ちょっと親しみやすくなったような気がしました。
「あの時も辛かったんでしょ?なのに、がんばって会いに来てくれたんだ?
 なんでそんなにがんばっちゃうんだか。」
と言いながら、涙が止まりませんでした。
握手をすると すごく力が強くて、熱かった。

2度目、やはりその人は気丈な意識で、
「大和の備前焼きのコーヒー飲みに行こうな。」
「下の喫茶店のケーキセットが結構美味しいんやわ。次の時は食べに行こう。」
と約束をしてくれました。
やっぱり帰り際に握手をすると、力強くて、
「入院している人は、もっとヒョロヒョロって握手するもんだよ。
 こんなに力強く握らないよ。」
とお互い笑いながら、泣きながら、なかなか握手を解けませんでした。

しばらくして 3度目、眠っていました。
仰向けに足を立てて寝ていました。
しばらくしたら横向きになっていたので、回り込んで話しかけました。
「お花置いておくね。見える?」
「握手しても良い?」
その人は、うっすら目を開けて・・・
目は最初から少し開いていたような気もします。
瞳が少し動いたような それが返事だったような気がします。
握手した掌は、熱かった。そして、力が弱かった。

帰ってきてから、友達と電話で話をしました。
ドキドキして 電話を握る手がワナワナして 
何を話していいのか、一人で頭の中がグルグルしていました。
友達は、もなみのそんな慌てた状態を察してくれて、
「今私達が気を遣っていることは、実は失礼な想像かもしれないよ。」
と言ってくれました。
そう、今までと若干違って見えたのは、それは強い薬の副作用だったんだ。
なにか、勝手に辛いことを想像していたけれど、
あれから何時間かしたら 目が覚めて、お花を見てくれて
あら?もなちゃんが来たのかしら?寝てて気がつかなかったわ、
な~んて言っているのかも知れない。
そう思うと 気が楽になれ その時の失礼な想像は
友達の一言で消え去ってしまいました。

しかし、頭の中でくすぶっていたものがあって、
医療関係に詳しい友達の声かけに甘えて、悩みをぶちまけてしまいました。
この友達は、医療の立場から その人を分析して
そして もなみの質問に冷静な態度で 答えてくれました。

そうだ。もなみはもなみらしく また会いに行けばいいんだと心が落ち着いた時。

悲しい知らせが入ってきました。
もなみが3度目に会った その翌日だったそうです。


今日10日経ちました。
心の波は まだ静まりません。

何回も 何回も こういう別れをやり過ごしてきました。
家族ではないのだから、受け入れる必要はないんです。
ただ、思い出を大切にしてれば いいんです。
でも、それがなかなかできない。

星を見たり、花を見たり、
時間が経ってくれるのを じっと待っています。
こんな病気だから、この友達を作れば何らかの形でやってくるもので、
それは避けられないのだから 覚悟しなくてくてはならないのですが、

なぜ、あの時一緒の電車に乗らなかったんだろう。
なぜ、息子さん一人を残すあの人でなくてはならなかったんだろう。
なぜ、ステージが同じなのにもなみでなかったんだろう。
もなみは、残って生きて それだけの価値のある人間なんだろうか。

もっと、話をして 生き方を教えて欲しかった。

心の波が まだ 静まりません。
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夏野菜カレー

2007-08-18 03:30:14 | 日常
暑くて暑くて食欲もなくなってきたので、
こんな時は刺激のあるものを と 「カレー」にしました。

いつもの たまねぎ・ニンジン・ジャガイモ・豚肉の基本カレーを煮込んで
さらに、
油で炒めたズッキーニとなす
下茹でしたオクラ、ざっくり刻んだトマトを
火を止める間際に入れて 出来上がり。

具沢山の「夏野菜カレー」です。

庭で取れたゴーヤでゴーやチャンプルを娘が作り、
食卓は 一気に常夏気分。

体力つけて 猛暑を乗り切らなくちゃ!
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 ペルセウス座流星群

2007-08-16 01:08:33 | 遊び
13日、ペルセウス座流星群を見てきました。

夜10時近くになって、エコーバレースキー場の駐車場まで歩いて行くと、何組かの家族連れやカップルがすでにいて、シートを敷いて寝転んでいたり、立ったまま空を見上げていました。


真っ暗な地面 真っ暗な林 真っ暗な広い駐車場・・・
目が慣れてくると 空は満天の星。
天の川がぼんやり見え、カシオペア座・北斗七星・白鳥座・織姫・彦星・・・
都会なら簡単に見つけることができるのに、
寧ろ星が多すぎて 多すぎて どれとどれを結べば星座になるのか分からないくらいの星が見えました。

キャンプ用の折りたたみ椅子を広げて 寄りかかりながら空を見上げると、

ス―――――っと星が流れていく。  ウワォ!


逝ってしまった母やお友達は、どの星になっているのだろう?と選んでいると、

ス―――――っと星が流れていく。  ウワォ!


今までもなみがしてきた事は 本当にあれで良かったんだろうか?また悩み始めると、

ス―――――っと星が流れていく。  ウワォ!


夜空にはこんなにも星があったんだろうか と見ていると

ス―――――っと星が流れていく。  ウワォ!


ここで星を見上げた事も いつか思い出になるんだろうか と思っていると

ス―――――っと星が流れていく。  ウワォ!


30分間くらい見ていたのかな?5つの流れ星を見て、帰って来ました。
流れ星を見たら 泣いてしまうんじゃないかと 思っていましたが、
無機質な星であるはずなのに 大きな宇宙は、人も命も愛もすべて包み込んでいるような 許してくれているような そんなほっとした気持ちになりました。

明日から またがんばれそう。
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残暑 お見舞い申し上げます

2007-08-13 10:51:23 | 日常
残暑お見舞い申し上げます。

今年の夏は暑いですね。
ここのところ いろんなことが起きています。
生きているって・・・こういうことかな?とも思います。

なので、ちょっとお休みしてこようかと思います。

遊びに来てくださった方 ありがとうございます。
どこも暑いですよね。
     お体ご自愛ください。
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夏の収穫

2007-08-12 12:39:26 | 日常
家で育てた野菜です。

にがうりは木に絡み付いて育ちました。
主人が好きです。
今年は4本目。
はりねずみみたいなにがうりです。

自転車の陰で育ったプチトマトも 順調になっています。
あんまり われないです。
甘い。

みょうがは家の裏に 毎年はえてきます。
花が出なくなると茂った葉を間引きします。
するとまた出てきて、夏中楽しめます。

自然の恵みです。

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きのこの山

2007-08-11 12:55:45 | 日常
ひさびさに「きのこの山」ネタ。

今度は浮き輪☆

やっぱり きのこの山は美味しい。
ねえ そう思うでしょ。

で、今年は浮き輪を見つけました。
去年の扇風機カバーに続く 第2弾!です。


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