赤い靴日記  (子宮頸がん ステージ3bから20年)

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『ハヤブサ消防団』読みました。

2023-09-29 00:13:02 | 

「ハヤブサ消防団」見ていました。

中村倫也も川口春奈も好きな俳優さんだったので、楽しく見ていました。

最終回の後、

ヤフコメなどで、原作と違うね、など見たので、などならば原作はどうなっているのかな?と。

で、読みました。なるほどね。

新興宗教がもっとキリスト教系のテンプル騎士団を踏まえているのに対し、ドラマは円や縁をイメージしたより日本的な神意識になっているんですね。テレビむけに分かりやすくしたのかな。

「やおよろず」と言うお酒が頻繁に出てくることをみても、多分原作の方が、多神教と一神教の対比みたいなのが根底にあって、原作の方がより抜け出せない感というか依存感が強く出ていたように思います。

そこに日本的な地縁、人情、家族意識みたいのが絡んで、面白かったです。

ドラマも本も、どちらもいい。

 

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『君たちは どう生きるか』 読みました。

2018-06-03 19:23:23 | 
久々の本ネタ
今流行っているマンガ『君たちはどう生きるか』の、原作版。

いや~。感動したね。やっぱり考えて生きなきゃね。
善い人になるべく、生きなきゃね。

児童文庫のくくりらしく、確かに子供向けのお話では合った。
時代は、戦前? かも知れないけれど、今の時代に流行るっていうのも、それはそれでよいことだなと思った。

別に国粋主義的なものでもないから、読んでみるといいかも。


まぁ~、もなみ的には、『星の王子さま』の方が好きだけどね。
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『野火』大岡昇平

2017-10-12 15:01:38 | 
お仕事柄、読みたくない物も読みます。
確か、もなみも高校生のころ、読みました。
というか、やっぱり教科書かなんかで、読む羽目になったのだと思います。
で、好きではありませんでした。

もなみは、きれいなものとかキラキラしたものとか優しいものとかが好きです。
痛いもの恐いもの汚いものいやです。

高校生以来、「野火」は読んだことも手にしたこともありませんでした。

大人としてね。戦争を知ることは必要だろうし、人間性とか考えることは大切なことだろうし、
だから、この小説は、きっと読む価値もあるのでしょう。
読む価値のある小説だとも、確かにそうだとも思うんですが。

いやだ~。

でも、お仕事柄読まなくてはならないことになり、数十年ぶりに読みました。
しかも、ピックアップしたところは、何度も何度も繰り返し、細かく精読せねばならぬし。
そのグロテスクな表現の意味とか背景とか解釈とか考えなくちゃいけないし。

いやだ!

締め切りがギリギリだったので、お昼ご飯も食べないでお仕事していたら、
だんなちゃんが、ラーメン作ってくれたのですが、ダイニングに行っても頭が切り替えらない。
忘れろ!忘れろ!他のことを考えるんだ!
楽しくて、美しくて、きれいなものを頭に浮かべて、なんとかラーメンを食べたものの・・・。
お肉食べる気しない~~~↓
もう、吐きそう。

『野火』を読んで、戦争は悲惨だからよくない。って思うのも良いでしょう。
生きるとは何ぞやと考えもするし、生きる上での人間性って何?! 生は死は神は心は精神は肉体は。
本当の恐怖って、自分の中の残虐性って。
大人として、日本人として、人間として、ね、考えなきゃいけないことなのですよ。

ただ、好きか嫌いかと言えば、嫌い。読みたくない。
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「閃光スクランブル」読みました。

2016-06-17 17:18:56 | 
「閃光スクランブル」読みました。
お友達に借りた加藤シゲアキの本、第2彈です。

今回は、元カメラマンとアイドルのお話。
これも第1彈の「ピンクとグレー」同様、面白かったです。
なかなか、読み始めると癖になると言うか。
ハマりますね。

お友達、ありがとうです。
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「雁」読みました。

2016-05-04 00:33:12 | 
ゴールデンウィーク、別荘に来ています。
することもないので、テニスをしたり、本読んだりしています。

昔、もな母が揃えていた、近代文学復刻版の全集があるので、久々に森鴎外でも読もうかと。
で、「雁」読みました。
復刻版なので、装丁は初版本当時ので、美しいのですが、
ほぼ歴史的仮名遣いで、漢字も旧字体。
慣れるまで苦労しました。

絶対に今までに読んだことあるはずなのに、全然思い出せない。
あーもしかしたら、これ読んだことなかったのかなーッと思いつつ、
ラストの辺りで、あーそうだったそうだった。
やっと思い出した。

1日で読み終えて、やっぱり森鴎外は夏目漱石とは違うわ!

次はなに読もうかな~。
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ピンクとグレー 読みました。

2016-05-03 00:33:31 | 
ジャニーズのNEWS の加藤シゲアキ君の書いた小説「ピンクとグレー」読みました。
アイドルの書いた小説と侮るなかれ、
なかなか面白かったです。
読みやすかったです。

二人の仲良し高校生男子が、ひょんなことから芸能界入りすることにやり、また、ちょっとしたきっかけから、二人の道が別れていく。
そして同窓会で再会し、急展開に。

そうだな~あんまりピッタリの例えではないかもしれないけど、金原ひとみの「蛇にピアス」を読んだときと同じような感覚を持った小説かな。


次も読んでみたいな。
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「体育館の殺人」

2016-02-12 21:55:39 | 
『体育館の殺人』 青崎有吾

体育館で高校生が殺される。そこにいた卓球部員の女子と、その兄の刑事と、天才高校生が中心となって、犯人を見つけ出す。
天才高校生が、カッコイイ。
トイレに残されていた傘から、警察が表面上から見立てた容疑者をどんどん消去していき、真犯人にたどり着く。
そして、最後には隠された裏にまで迫る。

サクサク読めて、楽ちんで面白かった。
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『孔子』井上靖 読みました。

2016-01-17 21:17:31 | 
2014年7月に『恕の人』の中国TVドラマをTSUTAYAで借りて見終り、1年半。
マイドラキュラブームも過ぎ、また、孔子に会いたいな~と、『孔子』読んでみました。

井上靖の『孔子』は、孔子の放浪の旅の途中に一緒に手伝いとして同行していた篶薑という人が、孔子没後30年経って、孔子研究の人たちの前で、師である孔子と高弟子路・顔回・子貢らの話をする、という小説。

「子曰く『~~』」という形でもなく、「新潮」に連載されていた小説らしく、時々、ここまでのあらすじ的繰り返しもあり、読みやすい孔子のお話で、中国でも絶賛された らしいですが。

もなみにとっては、読み辛かった。
こういうの好きじゃない。

人物関係が厄介でも、言っていることが難しくても、場面がどんどん変わってわかりづらくても、孔子の人生を一緒に歩いていく小説が読みたかった。
孔子のそばで、孔子の目線で、生きたかった。

もなみが孔子のことを直接感動するんじゃなくて、篶薑が素晴らしいと感じた孔子を見ている感じがして、感動のツボが違った。

ま~時には、こんな読書もありますよ。
みんなが良いといっていても、評価の高い小説であっても、もなみに合わない、もなみが今読みたい知りたい形の小説ではない。
そんなときもあるものです。

良かったけどね。付足しっぽいけど、良かったにはよかったけどね。
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「式の前日」マンガ

2014-07-17 09:13:13 | 
 


マンガも好き。
隔週刊誌の「ビッグコミックオリジナル」を読んでいます。
結婚してだんなちゃんに影響されて読み始めたから、ざっと30年?!

単行本のコミックは、大和和紀が好きで、「あさきゆめみし」「横浜物語」・・・。
もともとは4コママンガが好きで、いしいひさいちの「バイトくん」は最高傑作だと思う。
それから、人の影響で、篠原千絵「海の闇、月の影」池田理代子「ベルサイユのばら」小畑健「デスノート」などなど いろんなのを読んだけど、最近はついめんどくさくなってきて、マンガはオリジナルだけになってた。

で、「式の前日」。
穂積というひとが描いているんだけど、良かった。
ちょっと前に話題になっていて、二人きりのお話を6編集めたコミック。

「式の前日」結婚式前日の男と女
「あずさ2号で再会」女の子とお父さん
「モノクロ兄弟」大人になった双子の兄弟
「夢見るかかし」兄ともうすぐ結婚する妹
「10月の箱庭」小説家と親戚の女子中学生
「それから」猫と男

みんな胸がキュンとなる話で、よかった。
もし、手に取る機会があったら、マンガと敬遠しないで読んでみてください。
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「ハプスブルク家 12の物語」読みました。

2014-05-03 17:14:39 | 
お義姉さんに借りてきた「ハプスブルク家 12の物語」読みました。

以前読んだ「怖い絵」の中野京子さんの本です。

あのヨーロッパの大半を治めていた 超有名なハプスブルク家の12人について、肖像画から読みといている本で、とても面白かったです。

スイスの一豪族であったハプスブルク家のルドルフ一世が、ドイツで神聖ローマ帝国の皇帝となるところから始まります。

傭兵王といわれた「マクシミリアン一世」
その子フィリップ美公と結婚した狂王女「ファナ」
その息子スペインハプスブルク家を確立した「カール五世」
4人の女性を次々に妻とし、ヨーロッパをその手に納めていった「フィリップ二世」
それから、マリーアントワネットやライヒシュタット公などを経て、最後はメキシコへ進出していき処刑された「マクシミリアン」まで。

名画とともに世界史を見ているようで、面白かったです。

スペインかー、オーストリアかー、ドイツかー、ヨーロッパ旅行に行きたいよ~~。
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