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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

白いピアノだけれど  JAST FRIENDS(LIVE AT THE CRYPT) / JACK VAN POLL

2014-10-03 22:14:57 | 聞いてますCDいいと思う


こちらは試聴をせずに買ったアルバム、ピアニストの名前はどこかで見たような気がするし、Hein van de Geyn の名前で買ったアルバムです。後で調べたら澤野工房からアルバム出ているのですね、初買です。
買ってみてジャケあけてこりゃあかんかと思いました。白いピアノ弾いている。



南アフリカ、ケープタウンにある「CRYPT」というレストランでのライブで、食器の音などもしてだからカクテル・ピアノみたいかなと最初はびびりました。
そんなのにde Geynが付き合うわけがないのだけれど、この二人古くからの友人だそうで、だから JAST FRIENDS、二人とも現在ではケープタウンに移り住んでいるそうです。

聞き始めてエバンスっぽいリリシズムもあるし、デガインも出しゃばらないのだけれどきちんとソロもとっていてこれは失敗ではなかったと一安心。

ただこのアルバムも普段の当blogからすると一寸スタンスが違うかもしれません。
とても和やかに音楽を楽しむ人にむいていると思います。

5曲目“Down Yonder”はオリジナルですが、とてもいい。ブルース調でオスカー・ピーターソン的な歌い方なんだかとてもカッコよく見えてきました。
もう一つのオリジナルは9曲目の“The Day You Left”だけれどこちらでは歌うたっている。上手いというのでなくて余興みたいな感じで、味をだしてお客も喜んでいるし、地元のクラブで地元の人が弾いているって感じで人気があるのでしょうね。
オランダでうまれて録音時は80才だからケープ・タウンに移り住もうとは思わないけれど良い老後なんだろうね。

JAST FRIENDS(LIVE AT THE CRYPT) / JACK VAN POLL

Jack van Poll (p)
Hein van de Geyn (b)

1. Just Friends
2. Emily
3. Have You Met Miss Jones
4. In A Sentimental Mood
5. Down Yonder
6. Tulpen Uit Amsterdam
7. I Cant Get Started
8. You Are My Sunshine
9. The Day You Left
10. Blue Bossa
11. Georgia On My Mind



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普段はこうではない。  Liberte cheririe / Pierre Nicolaieff

2014-10-02 21:46:23 | 聞いてますCDいいと思う


母親が亡くなる間際は、こちらの精神状態もやはり正常ではないから普段ではしないことをしてしまう。
ジャズの棚に並んでいたアルバムで普段は買わないだろうアルバムを一寸試聴して拾った。
ヴェルサイユ在住のピアニストがプラハ・フィルハーモニック・オーケストラをバックに弾くピアノのアルバムです。
1曲目がとても美しくて、見舞いに行くときに聞こうと買って、実際最後の見舞いに行ったときに聞いていました。

日本盤で、帯にはただ、ひたすらロマンチック・・・とあるし解説には“ロマンティストの、ロマンティストによる、ロマンティストのための音楽”と書いてあるのだから徹底している。
私もロマンティストだけれど、普段はこうではないと思う。だけどこの時は良かった。

感じとしてはLudovico Einaudiの希望の扉 / Ludovico Einaudiを軽く明るくした感じでしょうか。
バックのオケが格調高いから安っぽいムード音楽にならない、ポップスのストリングス付のピアノ音楽とも一線を隔しているところがいい。
アルペジオ主体な感じの演奏だけれど、1曲目がとても良いので、その美しさが最後の方まで残る感じです。
流石に最後の方ではもういいやとも思うけれど全12曲持つ感じです。

普段当blogでもう少し甘い感じが好きなんだけれどなどと思う人にはおすすめ、普段のように予想して買った人は起こらないようにと言えば逆に興味わくかもしれませんね。

ジャズの棚にあるのは一寸疑問だけれど。

Liberte cheririe / Pierre Nicolaieff

Pierre Nicolaieff piano
Orchestre Philharmonique de Prague

1. Liberte cherie (Dear freedom)
2. Tendre princesse (Sweet princess)
3. Petite sonate (Little sonata)
4. L'innocence des fleurs (Innocent flowers)
5. Parfums d'hier (Perfumes of yesterday)
6. Te souviens tu (Do you remember)
7. Le baladin amoureux (Troubadour in love)
8. Couleur d'espoir (Color of hopes)
9. Rikitikitavi (Rikitikitavi)
10. Une nuit, un reve (A night, a dream...)
11. Varsovia (Varsovia)
12. Nocturne (Nocturne)
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感情の起伏が  カザルス / ホワイトハウス・コンサート

2014-10-01 19:33:51 | チェロ無難


チェロの演奏の名盤は歴史的に評価されたものをきくわけだから、どうこう書くことなど必要ないわけで何々を聴きましたと報告だけでいいから簡単です。
ということでバッハの無伴奏組曲を聴き続けて、こっちのアルバムに移りました。

最初の3曲はそれぞれの楽器の素晴らしい演奏を楽しむのでしょうが、私としては最後の3分26秒がすべて、感情のこもったチェロをきいていると、そろそろほかの楽器も大丈夫なような気がしてきました。

カザルス / ホワイトハウス・コンサート

 パブロ・カザルス(チェロ)
 ミエチスラフ・ホルショフスキー(ピアノ)
 アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
 録音:1961年 ワシントンDC(モノラル録音、ライヴ)

①メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 作品49
②クープラン:チェロとピアノのための演奏会用小品
③シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 作品70
④カタロニア民謡(カザルス編):鳥の歌
 
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