JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

相棒たち

2014-09-14 21:37:28 | チェロ無難
チェロを始めて、本体とケース、弓の写真をとったけれどもう少し相棒がいます。

これは必需ひんですが、オクサンはアイホンでチューニングできるというけれど、いやいや面倒だから必要とかったもの。



練習を始める前に必ずチューニングをするので、レッスンにも持っていきます。
レッスンには持って行かないけれど、これも必需品でした。オクサンはアイホンで出来るというけれど、この懐かしい動きがなじみなのでかったもの。



買ったけれど、そしてつかってみるけれど、それでも調子が撮れないのは情けなくなります。
そして最後がこれ、オクサンはアイパッドで録音できるというけれど、扱いが面倒なので買いました。
これをもってレッスンにいって、お手本を録音させてもらうようになりました。お手本が今週で5曲になりました。



これもかなり必需品のような、買って良かったというか思いついてよかった。

おっと、譜面台を忘れていた。すまんすまん。本体、弓、ケースと最初に買いました。すまんすまん。



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最初に聞かないで CELLO ENCORES / MIKLOS PERENYI

2014-09-13 22:34:33 | 聞いてますCDいいと思う


チェロの音を出すようになって、チェロの演奏のCDをいくつか買っている。奏者のことも良く知らないので中古でいいやと2枚かったのは最初に聞くにはあたりだったみたいな聴きやすいものでした。
このアルバムはネットでうろちょろしているうちに知ったアルバム、素直な音でとかあるので、こちらは新品で買いました。

期待して1曲目、でこれが驚いた。これを最初に聞いたら萎えてしまったでしょう。こんなことを始めようとしているのか、無理に決まっているとがっくり来たでしょう。
パガニーニの曲を無窮動というバイオリン曲だそうで、パガニーニのバイオリン曲じゃ無理にきまっているけれど、これを最初にに聞いてはいけない。
まあ私より新米のチェロ関係者はそういないだろうから、なんの意見にもならないだろうけれど、これは最初に聞くべきではありません。

演奏はそれは素晴らしいし、ほかには有名曲がはいっていて、最初の2枚に比較して凄いというところがあるから、決して買ったことは失敗ではありません。

CELLO ENCORES / MIKLOS PERENYI

MIKLOS PERENYI cello
ZOLTAN KOCSIS piano

1 Moto Perpetuo Op.11 / Nicolò PaganiniBelehallgatok
2 Moments Musicaux D.780 Nº3 / Franz SchubertBelehallgatok
3 Bartholdy: Song Without Words Op.Posth.109 / Felix MendelssohnBelehallgatok
4 Mazurka I. In G Minor Op.11 / David PopperBelehallgatok
5 Nocturne In E Flat Major Op.9 Nº2 / Fryderyk ChopinBelehallgatok
6 Intermezzo / Enriques GranadosBelehallgatok
7 Aprés Un Rêves Op.7 Nº1 / Gabriel FauréBelehallgatok
8 The Swan / Camille Saint - SaënsBelehallgatok
9 Papillon Op.77 / Gabriel FauréBelehallgatok
10 Petite Suite Nº3 Minuet / Claude DebussyBelehallgatok
11 Capriccio For Cello Unaccompanied / Zoltán KodályBelehallgatok
12 At The Fountain Op.20 Nº2 / Karl DavidovBelehallgatok
13 Vocalise Op.34 Nº14 / Sergey RachmaninovBelehallgatok
14 Flight Of The Bumble Bee / Nykolay Rimsky-Korsakov
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アイスランドに馳せる TOUCH HER SOFT LIPS / The Reykjavik Piano Trio

2014-09-12 16:52:33 | 聞いてますCDおすすめ


全く知らないけれど、300枚限定などとかいてあって試聴すると面白そう、ガッツ・プロが配布元だからかなり信頼もできると買ってみました。
普段このジャケだとスルーもあるのだけれど、ジャケの理由はJAZZ FROM ICELAND。
聴きだしてみると目に浮かぶような感じです。ポピーはアイスランド・ポピーという品種があるようで季節にさきみだれるのでしょうね。



ですからアイスランドそのままをジャケにして、そして音楽はそれ以上にアイスランドを想像させるのです。



ですから聴き終わった後にアイスランドの写真を見に行きたくなってしまいこうやって幾つかを見て、もう一度このアルバムを聴きたくなってくるのです。



1曲だけリズムがビートを刻む曲がありますが、あとはほとんどピアノとベースとドラムスが静かに筆をとっているような、それもアイスランドの四季を描くとか、そうゆうような大きな変化ではなく、湧いている泉は見た目かわらないけれど、水の流れは変化しているというような、本当に微妙な世界をつくっているのです。

テクを聴くとか、キレを聴くとかはまるで関係なし、それが続いていることがとてもうれしい、そんなアルバムで、ですから1曲1曲を考えるのはヤボ、アルバムを聞いたり、写真をみたり、アイスランドをしらべてみたり、アイスランドに馳せるのが、この素晴らしいアルバムのきき方です。

TOUCH HER SOFT LIPS / The Reykjavik Piano Trio

Bjorn Jonsson (p)
Adalstienn Kjellde (b)
Dagur Samper (ds)

Recorded in July 2010, New York, NY
All composed by Bjorn Jonsson
Produced by Joe Fonda

1. Touch her soft lips
2. Targu
3. All Quiet
4. Askja
5. The Beautiful Skaftafell
6. Gyser Strokkur
7. Eyjafallajokull
8. Freedom Factor

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変化に富む統一感 BEAT / TINGVALL TRIO

2014-09-10 21:47:52 | 聞いてますCDおすすめ


ティングヴァル・トリオの最初のアルバムを聴いたときに、ゆらぎみたいなものをかんじて、それから8年もたつのですね。今度のアルバムの中ジャケにこれまでのアルバムがすべて乗っていて、今度のをいれると6枚、コンスタントにアルバムが出すことのできる幸せなグループになったとおもいます。



美しいアルコとピアノのクラシカルな感じの1曲目はティングヴァルらしさが、もはや貫禄の域に達しているように感じます。
その感じが一層強いのが3曲目、スウェーデンのティングヴァルにキューバ―のベーシスト、スイスのドラマーの混成3人の息のあったグループ・サウンドです。
4曲目タイトル曲はしっとりとした美しい曲、最初の曲からここまで、変化に富んでいながら統一感があり、ここで音楽をとめても充分満足がいくほど内容の濃さです。5曲目、6曲目もその新鮮さは崩れません。
7曲目、荘厳なスパニッシュ、一番長い曲でタイトルが“Heligt”
ですから8曲目かR、折り返しの新しい1曲目として聞くのが、メリハリがついて良いかもしれません。

BEAT / TINGVALL TRIO

Martin Tingvall (p)
Omar Rodriguez Calvo (b)
Jurgen Spiegel (ds)
2014年作品

1 Den Gamla Eken
2 Hamnen
3 Spoksteg
4 Beat
5 Cowboy
6 I Skuggorna
7 Heligt
8 Pa Andra Sidan
9 Beat Train
10 Vagskäl
11 Tres Bandidos
12 Den Vilsna Tomten



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ヤロン・ヘルマン ライヴ アット B&S 2014/9/7

2014-09-08 22:40:19 | サポート中、ライブ
ヤロン・ヘルマンとの出会いはオクサンのお土産だから7年目前、その後すみだトリフォニーでピアノ・ソロを見ています。
今回は6か所でライブの様で、ベースがハガイ・コーエン・ミロという人で初めて、ドラムスはジブ・ラヴィッツという人で近作「Alter Ego」でたたいているここのところのメンバーのようです。



開演10分前で6割ぐらいの入りでしょうか、前はホールだったけれど、今度はかなり近くでやはり親近感がわきます。3人が一望できる席、指先は見えないけれど、演奏中3人の表情が見れてとても良い席でした。



7時ぴったりにスタート。

1st

ピアノの単音のリズムからハーモニーが重なってくる1曲目、この曲聞いたことがあります。ベースを真ん中にピアノと向かい合うような形でドラムス、私ドラムスの隣に座っているような感じです。
ピアノのイントロの後、ベースがリズムをとり出しますが、これが良い音良い音程、ドラムスも多彩な叩きで、これは良くなりそうです。
2曲目はだれかのカヴァーだろうか、ポップというよりロックのリズムに哀愁ある曲、すぐ目の前にいるからという訳ではありませんがこのリズム隊気に入りました。
3曲目静かなピアノにつづいてベース・ソロ、ちょっとたどたどしいところもあるけれど、音程しっかりとるようにしてヨーロッパ系のベーシストです。弾いているベースがこらが何とも年季の入ったような濃い色です。ヤロンのピアノは静謐なピアノがあって、それが熱をおびているというか、熱いけれどとても整っているという感じです。
4曲目リズミックにスタートしてベースがウォーキング、キースノアメリカン・カルテットみたいな感じの、モーダルとビートが絡み合った演奏がおもしろい、速弾きもひろうしてくれてこちらも楽しい。
5曲目はチェレスタを使ってとてもかわいらしい感じ、流れるような3拍子の哀愁ある曲。イスラエルのトラでしょうか。
5曲目は近作にはいっている“モージョ”ドラム・ソロから始めて、懐かしいリズムとコンテンポラリーが交差するようなドラムス、ピアノが入ってモーダルに弾くのを正確なリズムでバックアップ、このドラムス凄いです。
このノリノリで50分ちょい、終わってドラマーにグレートって声かけたら嬉しそうに、肩を叩いてくれました。

私が気が小さいので合間にサインなどもしているヤロンにはサインをもあらいにはいけませんでした。

2nd

ピアノとベースのデュオかと思ったらあわててドラムスも席についてメロディを探るようにピアノが初めて、それに技量があるのでどんどんと広がっていく感じ、今度も1度だけピアノ・ソロがあるみたいで、きっとこんな感じになのでしょう。インリズムになってキースの感じ、キースのアクを抜いたような、とても広範囲に好感がもたれるような演奏です。
2曲目、モーダルな演奏はきれいなだけのピアノストと違うところ、そしてドラムスが目の前でタイトで切れのありとてもまとまりが良い、演奏中、しょっちゅう3人はアイコンタクトで実に楽しそうに笑い合っています。
3曲目はベース・ソロから初めて、このひともう一つ枠をこえる演奏ができるようになると良いとおもいます。ピアノとリズムのインタープレーはどこを刺激して、どのように反応するか気持ち良いくらいわかっているような緊密なセットです。
4曲目インリズムですぐに始めて、これがカッコいい、それに乗ってヤロンは4ビートのバップ。
5曲目、広がりのあるピアノの曲はe.s.tの後を形にするような、はっとする美しい、なぜか私のテーブルに関京子マダムが来て座っています。
6曲目でまたドラムソロを入れてくれて今日はドラムスを一番楽しんだ感じです。

アンコール

イスラエルのジャズのまとまりというか集積というか素晴らしさを満喫しました。勇気を奮い起こしてっていうか酔っぱらった私は持って行ったヤロンの全部のアルバムにサインをしてもらいました。
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イスラム飲酒紀行  高野秀行 著 森清 写真

2014-09-07 17:16:50 | 


今やマイク・ノックの義弟の方が意味合いが強くなったエンタメ・ノンフィクション作家高野秀行さんの新しい文庫をみつけて、題名見たら即買いです。
重たい本を読んだ後はこれでなければ。

飲酒が禁じられている国でいかに飲酒をするかということを、たぶん実際にはそれが目的でいったのではないけれど、1冊の本にしてしまったいう本。



最後のお気に入りの一節

 私は酒飲みである。休刊日はまだない。

そしてもう一節

最近では酒量こそずいぶん落ちたものの、週末は「朝ビール健康法」などと称して朝から一杯やっているし(私もやむおえずその健康法にしたがっている)、私と同様に「休肝日」とか「γ-GTP」という単語をきくと意識を失ったふりをする。

いいオクサンです。
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イタリアン ウラワザ

2014-09-06 22:00:32 | その他


以前これなにって写真を載せたことあるけれど、オクサンが2日間山中湖から持ち帰ったもの。
ファームがあって、そこでたくさん落ちているのを持って帰っていいよと言われたらしいです。
まえの時の、その爽やかな味を覚えていたの見たらすぐわかりました、ほおずきです。

で今日の食事は御殿場インター近くで買ってきたハムとベーコン(写真撮るのわすれた。)とパスタです。
ずっと前に、わが家のパスタでウラワザを使うことがあって、今度そのことをといいながら機会を外してつくっていませんでした。

ダイエット目的のウラワザです。



バジルのパスタを普通に作るのですが、10%~15%素材にえのきだけを加えてパスタの総量をへらします。これが嫌みな味にもならず、すんなりといただけます。さらっとした感じが加わってわずかですがダイエットにも貢献します。

ゆでる時に入れても、炒めた物を加えても構いません。お試しあれ。
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とても残念なことに Elegy / JULIAN LLOID WEBBER

2014-09-05 21:57:23 | 聞いてますCDいいと思う


こちらが2枚買ったチェロCDアルバムのもう一枚、同じように曲目を見て選びました。
この人はダイアナ妃が亡くなった時のお悔みの集いで1曲目のエレジーを演ったひとだそうで、このアルバムじだい自分のベスト集でダイアナ妃に捧げたものだそうです。

もう一枚とあわせてこちらもチェロの素敵さがつたわってくるアルバムでした。

このウエーバーさん、1951年生まれのかただそうですから、今年63才、カザルスの96才までまだまだたくさん演奏を続けていたかったでしょうに、今年椎間板ヘルニアの右腕機能低下で引退を表明されたようです。同じような齢でチェロを始めている身、とても残念だろうと気の毒になっています。

Elegy / JULIAN LLOID WEBBER

ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
スヴェン=ベルティル・タウベ(ギター(4))
ジョン・レネハン(ピアノ(10-16))
パメラ・チョワン(ピアノ(17,18))
イギリス室内管弦楽団(1-3,8)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(4-7,9,19)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮(1))
ニコラス・クレーバリー(2-8)
ユーディ・メニューイン(9)
バリー・ワーズワース(19)

1) フォーレ: エレジー
2) アルビノーニ: アダージョ
3) サン=サーンス: 白鳥
4) タウべ: ノクターン
5) J.S.バッハ: 主よ人の望みの喜びよ
6) リムスキー=コルサコフ: インドの歌
7) ドビュッシー: 月の光
8) J.S.バッハ/グノー: アヴェ・マリア
9) エルガー: チェロ協奏曲 ホ短調から 第1楽章
10) ドビュッシー: 美しい夕暮れ
11) ドヴォルザーク: わが母の教えたまいし歌
12) グリーグ: 春に寄す
13) J.S.バッハ: アリオーソ
14) シューマン: トロイメライ
15) カントルーブ: 《オーヴェルニュの歌》 ~ 子守歌
16) ヴィラ=ロボス: 黒い白鳥の歌
17) ヒューイット: 羊飼いの子守歌
18) 五木の子守歌 (民謡)
19) アンドルー・ロイド・ウェッバー: 《レクイエム》 ~ ピエ・イエス
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歌の調べのように  水谷川 優子

2014-09-04 20:39:21 | チェロ無難


チェロを始めたけれど、有名なチェロの曲の演奏CDを持っていないから、耳をならそうと幾つか買うことにしたけれど誰の演奏が良いかは解らない。もちろん何人かのチェリストの名前を知っていたりするけれど超テクを聞こうというわけではない。
最初に2つ選んだうちの一つ、これ結構気に入ってきいています。
ゆったりと素直な感じが、これからチェロを演っていくのになんだか優しく声をかけてくれているように感じます。
曲の方は有名曲ばかりでそれに演奏がどうのなどとは何も言えません。楽器を買った次にかったCDということで正解と思うことにしています。

この水谷川さん、ヨーロッパで活躍してきた方だそうで、何と近衛秀麿のお孫さんというので驚きました。

歌の調べのように  水谷川 優子

水谷川 優子(チェロ)
山洞 智(ピアノ)

01 歌の調べのように(ブラームス)
02 ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
03 トロイメライ(シューマン)
04 白鳥(サン=サーンス)
05 私を泣かせてください(ヘンデル)
06 アヴェ・マリア(カッチーニ)
07 誰も知らない私の悩み(黒人霊歌)
08 鳥の歌(カザルス)
09 子守歌(ヤルネフェルト)
10 子守歌(ブラームス)
11 ピエ・イエズ(フォーレ)
12 アンダンテ・カンタービレ(チャイコフスキー)
13 愛の挨拶(エルガー)
14 ユモレスク(ドヴォルザーク)
15 歌の翼に(メンデルスゾーン)
16 ちんちん千鳥(近衛 秀麿)
17 アリオーソ BWV1056(J.S.バッハ)
18 アメイジング・グレイス(黒人霊歌)

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殺人犯はそこにいる  清水 潔 著

2014-09-03 20:17:03 | 



図書館に予約して順番がきて本はいつもの様にお気軽な本ではありません。前作「遺言-桶川ストーカー事件の真相」で検察、警察の不実と欺瞞体質をあばいた元フォーカスなどで活躍した清水 潔氏の新しい作品。
こちらも同じく検察・警察の欺瞞を追及するもので、何と未解決、5人もの少女を殺した犯人は社会で生活しているのです。それも氏が特定し、立証も試みているのに、管は自の不備を認めずに、この本の出版が一貫した氏の解決への意思と受け取れる。

いつものお気軽拾い読みでなくて、犯人と真正面に受けとめぬ官憲に怒りをこめて抜粋です。

足利で90年に発生した5才の松田真実ちゃん殺害の家族が17後やっと犯行現場にたたずみます。

松田さんは続けた。
「つらかっただろうね。夜遅く、知らない人にこんなところに連れてこられて」
しゃくりあげながら妹は言った。
「おねいちゃんに会いたかったよ・・・・なんで真実ちゅんだったの?」
「お母さんもそれがわかんないんだ。返して欲しかった」
絞り出すような妹の問いと、母の答え。
「生きていたら、今、二二歳・・・・」
ひとみさんは自分の腕にしていた銀色のブレスレッドを外して、手向けた花にそっとかけた。
「成人式の代わり・・・・」
手をあわせた細い肩が震えている。
川のせせらぎに混じって、聞こえるすすり泣き。
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