
ヴィーナス・レコードのアルバムを最近買いません。なぜでしょうね。
でも好きなアルバムは結構あるので、なぜ買わなくなったかは別にして、記録としては残しておきたくなりました。
それでいくつか選んでみました。
ヴィーナスのアルバムはこれまでも、もちろん記事にしていますから、これがベスト選盤ではありませんが、棚からいくつか選びました。
まず一枚目はこれ、とても好きな一枚です。
まじめに、いろいろと気配りしながらフレージングするB・チャーラップにレオンハートとB・スチワートがついたこのアルバムはやはりJAZZピアノのトリオとしては中心だといわれても文句ありません。
2曲目、“一晩中踊れたら”をこのように弾くピアニストはヨーロッパではめったにいない感じです。
レオンハートの安定したベースラインとビル・スチのドラムスで、このトリオNEW YORK TRIOとなずけられていますが、まさにアメリカの良いピアノトリオの凄さが出ています。
3曲目を聞いていると、このグループは実力があってすぐ反応しあうからこそ、このような演奏が出来のだろうと思います。
4曲目は逆に良く意外と打ち合わせしたような、ベースラインとピアノラインがうまく打ち合わせたようにも聴こえる演奏です。
びっくりするような生演奏がもちろん一番でしょうが、このようにうまく作った演奏もそれなりにいいものです。
チャーラップのアルバムはこれで気にいって、その後も拾ってはいます。
とてもまじめに弾くピアニストなので、サイドマンとの関係で随分変ります。
6曲目、“Tenderly”とても軽やかで、曲にあった演奏です。以後チャーラップは作曲者に的を合わせたアルバムを作り出しますが、アルバムとしては多彩なほうが面白い。このようないろいろが実はJAZZでは楽しいところです。
8曲目、“Don't Wxplain”だって私的にはもっと重い感じなのに、メランコリックな雰囲気で、重さを抜きながら悲しさを残す演奏、これがJAZZの楽しいところです。
夜のイメージなんてアルバムを聞きましたが、いまいちでした。
このアルバムを聴いてみれば上品な夜も、深とした夜もあり、こっとは夜のいろいろな面があるしじまだぜ。
BLUES IN THE NIGHT / BILL CHARLAP
Bill Cahrlap p
Jay Leonhart b
Bill Stewart ds
Recorded in Jun 2001
1 Blues in the Night
2 I could Have Danced All Night
3 Blue Skies
4 You Better Go now
5 My Funny Valentine
6 Tenderly
7 Embraceable You
8 Don't Explain
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます