ここのところ昔出ていたアルバムが廉価盤になって発売されている。お安いので持っていないものを買っても良いかと思います。
まさか持っていないなんて信じられないといわれそうなのがこのアルバム。1968年、こずかいも少ない時代友達が買ったから聴かせてもらえばいいやと買いませんでした。
blogで思い出の強いアルバムの記事を年末最後に書いているのでこれにしようかと買いました。
久しぶりに聞いたけれど、ほとんど全部、メロディ覚えているから、昔よっぽど聞いたのでしょう。今聞いても新鮮なメロディは脅威的です。マトリックスがなんといってもお気に入りとおもっていましたが、1曲目“.Steps - What Was”もまさにその後のコリアを表現していて驚きました。
とにかく説明はいらない名盤中の名盤だと思います。
だから説明はなしに最後のアルバムにしようかと思いましたが、同時に買ったもう一枚にすることにしたので、そちらはまた明日。
マトリックスという曲の思い出を一つ。
ハクエイ・キムがデヴューしてすぐのころは、スタンダードやジャズマンの作品も多く演奏していました。ライブなんか行くと最後名に演奏しようなどと聞いてくることがあって、“ストレート・ノーチェーサー”で行こうよとかこちらもリクエストしていました。
あるとき、“マトリックス”演ってよと頼むと、始めたんだけれど、これがトリオ全員、大興奮、観客もふくめてノリノリの演奏になりました。ハクエイも大好きな曲で、久しぶりの演奏で乗ったというところでしょうか。
だからたまには演ればいいのに、リハで演りましたなんて言って最近聞いていません。
NOW HE SINGS,NOW HE SOBS / CHICK COREA
Chick Corea piano
Miroslav Vitous bass
Roy Haynes drums
1.Steps - What Was
2.Matrix
3.Now He Sings, Now He Sobs
4.Now He Beats the Drum, Now He Stops
5.The Law of Falling and Catching Up
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