JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ハクエイ・キム トライソニーク アット ピット・イン 2016 8 15

2016-08-17 21:47:04 | サポート中、ライブ
ハクエイ・キムに聞きたいことがあるのと、9月3日にデトロイト・ジャズ・フェステバルでトライソニークがアメリカ・デヴューするというのでちょっと尻を叩いておこうとピットインに出かけた。
この頃予約順になって、遅くしてしまったので16番目、いつもの真ん前じゃなくて今日はオクサンがきめたカルタさん側のはじっこにしました。



1ST

1 コールド・エンジン
しばらくトライソニークと会っていないから、曲を知らない、生ピアノで始めて杉本さんのアルコが緊張感をあおる。ハクエイのシリーズで言うならばモダン都市のシリーズ(そんなのないか)と言う感じ。カルタさんのソロが最初から全開です。

2 コーヒー・カップ
ハクエイがアルペジオから弾き始めて、杉本さんはエレべ、小唄風のこの曲も初めて、エレベのソロも久しぶりじゃないか、その後はピアノ、ベース対ドラムスのバース。

3 記憶の停留所
杉本さんの曲で、ウナ・なんとか・メモリアルというイタリア語のタイトルで忘れたけど意味は記憶の停留所だそうだ。
中世風のピアノにカルタさんのスズが宗教的、ヨーロッパの哀愁ある映像をおもわせる演奏。

4 星に願いを
変奏曲風に始めて、いつものハクエイのスタンダード変奏よりオーソドックスに4ビートにして、杉本さんの素晴らしいベースソロが聞けました。後半はキースノソロみたいになりました。



5 テイク・ファイヴ
ミニマルのはいったリズムを強調した展開がしばらく続いてそれがテイク・ファイヴに変わっていくあたりが凄い。ますます完成したような、アメリカで聴衆を煙に巻いてきてほしい。

6 ジャッキーズ・ラン
続けざまにこの曲への変化も凄い。これは懐かしいからのりのろで1ST終了でした。

ハーフ・タイムで聞きたいことをああるので、スタッフと一寸話していたハクエイに近づくと、チラッとこちらに顔をむけて、そのまま控室に入ってしまった。こいつ視力がすごく悪いんだ。

2ND

1 ラーン・トー・フォアゲット
この出だし美しい。なんか映画音楽みたいになっている。

2 リポーズ
フォーク調で始めて完全なロック・ブルース、これは絶対デトロイトで演るだろうなどと想像する。杉本さんのカッコイイエレベ・ソロもうけるだろう。

3 ホワイトホ・レスト
馴染の曲でこれが一番演奏している曲じゃないかと思う。今回はタイトなアプロートでいまだに新しい演奏を作り上げているところ、トライソニークの凄さがある。

4 メソポタミア
これが最後のなどとMCして、杉本さんに聞いていないなんて突っ込まれている新曲。これはハクエイの中東シリーズ、雄大な河の流れのような杉本さんのアルコとカルタさんの鳴り物で始まる。
各人のソロがで盛り上がる演奏、カルタさんのソロも凄くなっていてほぼ3人が力を出し切る形、初期のトライソニークの形に戻っているように感じます。



アンコールはニュータウン これもかなり完成した感じで、アメリカでもこれがアンコールかな。

帰りがけ出口のハクエイをつかまえて話が長くなってしまった。他のお客様に失礼をして申し訳なかった。
実はハクエイにお仕事お願いしたらどれくらいかかるか聞きたかった。

私の頼みじゃことわれないし、仕事にできないなんて嬉しいこと言ってくれたけど、必要になったら連絡くださいとなった。

とにかく、デトロイトでアメリカ人をアッと言わせて帰ってラシャイ。





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2 コメント

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トライソニーク (キャメル)
2016-08-18 00:16:54
いよいよ海外進出、向こうのお客さんをあっと言わせて欲しいですね!
ミシェル、ピアニスト100人に残留、そして坂田尚子さんが新たに加入、嬉しいです!
残暑厳しいようですので、どうぞご自愛ください。
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秋には (monaka)
2016-08-19 22:02:17
キャメルさん、ご無沙汰です、monakaです。
恒例の夏行事も無事終了しました。
これから落ち着いた秋に行くので是非一度、どこかで行き会いたいですね。ミッシェルはまだまだ伸びしろがあるので残留というよりか、牽引役ですね。
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