慢性疲労症候群によって2年間の休養を余儀なくされたキースが復帰以降、初めてトリオでの演奏を披露した1998年11月、ニュージャージー・パフォーミング・アーツ・センターで行われたライヴの音源がリリースされて、ある意味空白を埋める記録として買わないわけにはいかない。
ほとんどの人がそう思ってかっているのではないだろうか。
1曲目、ピーコックのベース・ソロが張りがあってリズミカルで嬉しい、ってまずそっちに耳が行ってしまいました。
2曲目"Scrapple From the Apple”もこの時演っているのですね、落ち着いて入ってメロディを大切に追っている感じです。
3曲目これを聞いていると、この後すぐに録音したピアノ・ソロ作品『Melody At Night With You』のトリオ版という感じで復帰の二つの記念作にも思えます。
4曲目、オータムから5ブッチ、ドキシーと聞きすすんでいると、これらの曲のキース演奏、どれもメロディをしっかりとまずなぞるという感じです。
のちのち完全復帰して変形して演奏していくのにたにして、これはバージョン1みたいな感じです。
これがよいのか、悪いのかは判断つきませんが、これも演ってくれているのは良いことです。
After The Fall / Keith Jarrett
Keith Jarrett: piano
Gary Peacock: double bass
Jack DeJohnette: drums
CD 1
1 The Masquerade Is Over
2 Scrapple From The Apple
3 Old Folks
4 Autumn Leaves
CD 2
01. Bouncin’ With Bud
02. Doxy
03. I’ll See You Again
04. Late Lament
05. One For Majid
06. Santa Claus Is Coming To Town
07. Moment’s Notice
08. When I Fall In Love
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