JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

純文学に昇華してきた A WALK IN LIFE / TETUSRO KAWASHIMA

2024-04-02 16:20:57 | 聞いてますCDおすすめ


川嶋哲朗氏のニューアルバムだ出たのでかった。川嶋氏を聞き出したのはいつからだろう、2008年のアルバム「AIKA」が大好きだった。その後いつも行く美術館でコンサートがあって、その時初めてあって、サインをいただいた。
だんだんとスケールの大きな楽曲を作るようになり前作「WATER SONG」がすばらしかったから今回も間違いないのではないか。
前作でそのアレンジメントの能力を発揮して、対策となっていたが、今回もSAKAKAの主催する、チャカ・ストリング・カルテットをフューチャーそたトータル・アルバムとなっている。
聞き出してまず感じるのはストリング・カルテットのアレンジの上手さ。アルバム・タイトルの「人生の歩み」ということが
展開するような序章カルテットがつけると、哲朗のテナーがその人生を語り始める、「親愛なる日々」。
2曲目がアルバム・タイトルでこちらもカルテットからのテナー、雰囲気はにているけれど、たぶんこの2個yクは対みたいになっていると思う。
このアルバム4-7曲が” Emotion”という組曲になっていて、そのはじまり”Desire”でKeisuke Katsuki 氏のチェロのソロで始まるが俺が重厚で嬉しい。ジャズのアルバムでここまでチェロのソロが前に出て売るのは珍しい。
この組曲、ある意味テーマのメロディーが変奏されていくのであるが、後半で繰り返されるカルテットのリフレインがちょっとダレて
かんじてしあうのが残念。
この4曲がメインかもしえないけれど、私的には始まりの2曲がこのアルバムの素晴らしさだと感じた。

とても良いから持っているアルバムを聞き出してしまった。
持っているアルバムは「Passion of Asia」「AIKA」「祈り」「WATER SONG」となる。

   

どの作品も素晴らしいけれど、面白いのは最初のころがハードボイルドの小説みたいにかんんじていたが、最近になって、純文学のよういなってきたように思って、これ彼の表現に対しての大きさの拡大だと思う。

ネットに今回の作品のタイトル曲があるので貼っておきます。



もう一つチェロのソロで始まるのもいいので貼っていきます。




01. 親愛なる日々
02. 人生の歩み
03. サンライズフライト
04. 欲望
05. パトス
06. 変調
07. 願望
08. サンセットボヤージュ
09. リャノスの風

A WALK IN LIFE / TETUSRO KAWASHIMA

Tetsuro Kawashima (Tenor Saxophone, Flute, Clarinet, Bass Clarinet)
CHAKA STRING QUARTET
SAYAKA (Violin)
Keiko Kagesawa (Violin)
Nao Yamada (Viola)
Keisuke Katsuki (Cello)

Yoichi Okabe (Percussion)

01. Dear Days
02. A Walk in Life
03. Sunrise Flight
04. Suite Emotion Desire
05. Suite Emotion Pathos
06. Suite Emotion Modulation
07. Suite Emotion Aspiration
08. Sunset Voyage
09. Llanos Wind

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