JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

一番のノリ THE QOOKERS QUINTET VOL 1

2022-07-16 13:30:42 | 聞いてますCDおすすめ


久しぶりにショップにいったら、知らないバンドだけれど、「ホレス・シルバーとアヴェレージ・ホワイト・バンドがバッタリ出会った!」なんて書いてあるので面白そうで買ってみた。
これが嵌った。カナダ・トロントを中心に活躍する中堅~ベテランのグループだそうだ。
新作にあわせての2011年作品のリイシューだそうだけど、自主再作盤だどうだから一部の人しか知らなかったのだろう。テナーの羅案・オリヴァーを中心に2管のクインテットでファンキー・ハード・バップを演っている。
確かに過去にもベテラン名手がハード・バップスタイルで快調に演るアルバムはある。

評判になったの「High Five Quintet」があった。



「idea6」なんてのもあった。



聞き返してみるとこちらももちろん良い。そして気が付いたことはこちらのアルバムたちのきょうがほとんどオリジナルになっていて、それをバップしている。例えばベテランたちでもシルバーやブレーキ―の曲を演っても、やはり新鮮味に欠ける。オリジナルということでこれらのアルバムがヒットしているのだろう。
今回の「クッカーズ クインテット」もその点が一番重要で、そのことは彼ら自身が逝っているようだ。
ただ聞いていると、聴いたことのないバップのヒット・パレードを聴いているような気持になる。
フレーズが新鮮でそのフレーズに引き込まれていく。
4曲目”The Ramble”なんてテナーのRyan Oliverの素晴らしいソロに触発されて、その後の素晴らしいソロが続く。これほど軽快に乗せてくれる演奏は今年一番だ。

あまりに気持ちがいいから演奏を張り付けておこう。



今年の10枚に入るアルバムだけれど、新作じゃないのがちょっと気になる。でも新作の「The Path」も買ったから許してもらおうか。



こちらも悪いアルバムじゃないのだけれど、vol.1から聞いて強烈だったからから聞いて強烈だったから、ちょっと損したね。

THE QOOKERS QUINTET VOL 1

Ryan Oliver (ts)
Tim Hamel (tp)
Alex Coleman (b)
Richard Whiteman (p)
Joel Haynes (ds)

1. Obligatory Blues
2. Mudbug Shuffle
3. Crosstalk
4. The Ramble
5. Blues To Booker
6. See You Next Thursday
7. The Fork Test
8. Open Air
コメント
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