
最近メセニーのアルバムが馴染めなくってどうしようかとおもっていたら、評判が良いようなので買ってみた。アルバムも「今作『SIDE EYE NYC』は”21世紀型オルガン・トリオ”ともいえる。って書いてある。”20世紀型オルガン・トリオ”はこれって書いてなかったけれど思い浮かべればこれのことなのかな。

THE TONY WILLIAMS LIFETIME
それともメデスキ、マーティン・アンド・ウッドをいうのだろうか。どちらにしてもあまり思い入れはないのけれど、オルガンとギターの音の絡み方は良いと思うし急に聞きたくなった。
という事でこのアルバム、1曲目はオーケストリオンも入れるけれど、前のメセニー調もあってなかなかいい。オルガンのジェイムス・フランシスとの掛け合いも快調な3曲目”Timeline”が良い。ライヴのこともあり、メセニーがのびのびと弾いているようで楽しい。4曲目オルガンがベースラインをつくるのだけれど、エレべのラインなのが面白い、さすが21世紀型。聞き終わってみてちょっとアレッと思う。あたりまえだけれど、これメセニーのアルバム、やはりメセニーがしっかりとでて、メセニーを聞いていたのだと思う。5曲目”.Lodger”なんかも、なんともカッコイイのだけれど、オルガンがもっと出張っても良いようにも思う。録音バランスがあるのかもしれない。
という事でオルガンとギターの相性はとても良いので、「エマージェンシー」以外も聞きたくなった。
私的には、ジャズ・オルガンといえばジミー・スミスになってくる。それでまず聞いたのがこちら。1曲目に入っている”KING OF THE ROAD"が”ロード・ソング”そのままなので嬉しくなった。そしてもう一枚は「ダイナミック・デュオ」


「新たな冒険」と邦題のついた「Further Adventurer of Jimmy and Wes」というアルバムは今回聞きたくなって買ったもの。ウエスが亡くなってから発売されたもので知らなかった。

SIDE EYE NYC V1.IV / PAT METHENY
Pat Metheny (G, G-Bass, Orchestrionic)
James Francies (Or, P, Syn)
Marcus Gilmore (Ds)
1.It Starts When We Disappear
2.Better Days Ahead
3.Timeline
4.Bright Size Life
5.Lodger
6.Sirabhorn
7.Turnaround
8.Zenith Blue