JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

もっと欲が出る。 TRANSPARENCY / CHRIS MINH DOKY

2019-09-03 16:22:12 | 聞いてますCDいいと思う


CHRIS MINH DOKYのNEW NORDIC JAZZ名義の2作目。1作目、タイトルが「NEW NORDIC JAZZ]だったからミンとは気が付かずに2年もたってから手に入れた。久しぶりのクリス・ミンだったからとても満足したけれど、今回は注意していた。
出ると分かった段階で予約しておいたから問題なく手にいれた。メンバーはピーター・ローゼンタールのピアノとヨナス・ヨハンソンのドラムと前作と同じメンバー、内容も前作と同じ感じなので、これがこのトリオの方向なのであろう。
グループ名であらわされるように北欧の落ち着いた、そして伝統的なジャズ・スタイルをとる方向なのでしょう。
前作の時に、ローゼンタールが抑え気味と書いたけれど、もともとその感じはあった人だった。ミン・ドーキーのラインの強いベースにはもう少し派手目の人がいいのではとも思ってしまうけれど、方向がこうならそれもいい。ヨハンソンのタイトなドラミングにのせせて、ミンのベース・ソロが満喫できるのがうれしい。ニールス・ペデルセンの流れを引き継ぐ人と思うのは変わらないしまさにそのベース・スタイルをとっている。
曲名が兄弟、息子、父、妹、母などとあるからある意味とても個人的なことを表現したアルバムになって、その意味愛があるれた演奏ともいえよう。
このグループはこれでいいのだけれど、何年か前にブルーノートで作った3作、達者なミュージシャンを集めて、若々しいサウンドで現代を表現してくれたのも素晴らしい音楽だったから、そちらの派手目のも、再度出してほしい。
それほどの作曲、演奏の才能のある人だと思う。



TRANSPARENCY / CHRIS MINH DOKY

CHRIS MINH DOKY (b)
JONAS JOHANSSON (ds,per)
PETER ROSENDAL (p, wurlitzer)
2019年作品



1. Brother
2. Daughter
3. Son
4. Father
5. Psalm
6. Woman
7. Man
8. Sister
9. Mother
コメント
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