拾うアルバムのジャンルにはこだわりは持たないけれど、JAZZが減ったのは確かで、これは意味はわからないけれどクラシックのフロアーに在った。たぶんリラクゼーションとかソフト・クラシックで置いてあったのだろうけれど、値段をみて買ってしまった。CD3枚で60曲、タワレコの限定商品になっているけれど、タワレコ選定も頑張っていると思う。
エンリコ・モリコーネの映画音楽を集めたもので、出だしが「ミッション」から"ガブリエルのオーボエ”で「ニュー・シネマ・パラダイス」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」なんかの素晴らしい音楽が入っているし、「荒野の用心棒」や「続・夕陽のガンマン」なんかも実は懐かしくてうれしい。
エンリコ・モリコーネの音楽を厳選してCD1枚でもいいけれど、3枚で1,200円なのだから文句の言いようがない。「死刑台のメロディ」とか「非情の標的」とか「ある愛の断片」なんてまるで知らない映画音楽もあるし、「銃殺!ナチスの長い5日間」とか「復讐無頼・狼たちの荒野」とか「進撃0号作戦」とか「遅れてきた死神」なんていう音楽としてはどうかなと思うののも入っているけれど、映画に合わせる映画音楽家、とり混ぜて60曲良いと思う。
現代ポップス音楽家を10人選んだら、ニーノ・ロータとどちらにするかは別にして選ぶかも知れない。尊敬に値する人だと思う。