大好きなジェフリー・アーチャーのクリフトン年代記も第3部になって、一年に1部づつ発表になっている。昔の「ケインとアベル」みたいに興奮はしていないけれど、巻を増すごとに面白くなっているように思う。
1年経って読み始めるので、忘れているところもあるので最初ストーリーになじむのに苦労するけれど、溝がうまればページを繰るのがとまらなくなる、さすがのストーリー・テラーです。
まだ最後まで読んでいないけれど、巻末の解説をカンニングしたらまだ続くみたいです。
最近の上下巻の文庫は二つ並べると一つの絵になるよう装丁されているものが多くなっていたけれど、これは上下でずいぶんと違うものになっています。まあそれだけストーリーの展開が大きいというアーチャーのこの作品を表しているのでしょうね。
いつものように抜き書きをと思って読んでいたけれど、ほとんどすべてストーリーと関連しているような感じで今回はやめておきます。最後にかいせつよんだら、7部までつづきそうで、ということはあと4年かかるわけで、それまでこっちがつづいているかこれは解りません。