JAZZ最中

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親しいとは思うけど THE INVENTIONS TRIO / BILL MAYS

2007-11-10 21:15:04 | 聞いたけどCDどちらでも


BILL MAYSのピアノトリオアルバムを結構好きで幾つも聴いていたら、トランペットとチェロの変則トリオのアルバムが出ました。
トランペットの入っている変則トリオとしては、大好きなスウェーデンのSWEET JAZZ TRIOがあり、アメリカで別の線のということで期待して買いました。
ジャケ写真見ると結構お年な二人とチェリストの女性で、この女性がトランペッターと小さいころから知り合いという、これは少しまずい構成に思います。
BILL MAYSは作曲者としてもいいと思っていますが、3曲目~5曲目までの“FANNTASY”がいまいちいけません。トランペッターが多くのビックバンドを経験しているのでしょうが音が棒吹きなところがあり、ブラスバンドの練習みたいで面白くありません。
チェロはというと、クラシカルな反応は正確なのでしょうがヒットする強さがありません。だから4曲目MAYSの曲面白いと思いません。チェロの必要性がわかりません。もしくはチェロとトランペットの必要性がわかりません。そのな中で流れるピアノソロは素晴らしい流れです。
5曲目、変則の組み合わせでは、相手はチェロですから、フリューゲルホーンの音を期待するのですが、これがずっとペットののびのびの音なので、ただ期待と違う感じになっています。
6曲目もストレートなトランペットの音で始まりますが、好みの問題ですが、音の出し方が苦手で、私としての魅力的でないのです。
7曲目、ペットがメロディーを取りますが、それまでにピアノの音作り方とはっきりと実力の差が出てしまいます。
8曲目、チェロが入ってチェンバーミュージックといえばそうでしょうが、JAZZとして必要ない曲に思います。ソロアルバムでは要らないと思ってしまいます。
9曲目がバッハの“INVENTION"ですがその名をつけるほどの演奏ではないし、ピアノの演奏だけは素晴らしいのですが、これは人選ミスと思うアルバムと感じてしましまいました。

  THE INVENTIONS TRIO / BILL MAYS
 
              BILL MAYS piano
              MARVIN STAMM tp,flh
              ALISA HORN cello 

1. BAUBLES, BANGLES, AND BEADS
2. VOCALISE
3. FANTASY (MVT.1)
4. FANTASY (MVT.2)
5. FANTASY (MVT.3)
6. PRELUDE #2
7. PRELUDE OP.11 #3 / SOMETIME AGO
8. GIRL WITH THE FLAXEN HAIR
9. INVENTION #8 / A--LEU-CHA

コメント
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