JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

いろいろ表現があって Grace / Ketil Biotnsted

2007-07-31 20:29:58 | 聞いてますCDいいと思う
Ketil Bjornstadというピアニストは色々なアルバムを作ってこれ何と思うものもありますが、中古で安ければ拾います。
作曲という行為をメインにしているようで、クラシカルなものも含めて、いろいろなものがあって、全てが好みとはいえません。
例えば“MESSE FOR EN SARET JORD"というアルバムは宗教的な声楽をがメインに成ったアルバムでいつでも楽しむわけには、いや一度聞けば充分です。
それでは最近拾ったもうひとつあるアルバム“grace”はどうかというととても素晴らしいアルバムなのです。
2000年のノルウエーのジャズ・フェステバルのライブアルバムだそうですが、まるでスタジオ録音のようなアルバムです。
基本的にはピアノ楽曲に女性および男性ヴォーカルが絡む組み立てですが、声楽系のアルバムよりフォーク調で聴きやすく成っています。
女性ボーカルは少し鼻にかかってエンヤを思い浮かべます、男性はもう少しやさしい歌声で、POPがベースですので聴きやすく感じます。
1曲目鼻にかかった声と裏返るところが少し民謡みたいなそれでいて個性的な雰囲気です。3曲目ちょっと宗教色を残すもPOPとして軽く清らかです。
5曲目はギターの音が絞るようでいい感じです。6曲目もそのギターで始まって、テナーのメロディは少しねじれていますが、好きな音色です。
7曲目女性シンガーの歌と共にアンデルセンの電気を通したベースのソロが楽しめます。Ketilのピアノは近作より2,3度温度の低い固めの音に感じます。
10曲目テナーはヤン・ガルバレクに大変近いフレーズでサウンドも似ています。この曲がタイトル曲で、インストが長く嬉しめました。
このアルバム、ライブ収録なので、ヴォーカルの間にインストのソロがは挟まれているのですが、インストの間にヴォーカルが挟まれていたら大好きなアルバムになっただろうと思います。

Grace / Ketil Bjørnstad

Ketil Bjørnstad piano
Anneli Drecker vocals
Bendik Hofseth vocals, saxophone
Eivind Aarset guitars
Jan Bang live-sampling / treatments
Arild Andersen bass
Trilok Gurtu percussion

1 No Man Is An Illand...No Man Is An Illand...
2 Lover's InfinitenessLover's Infiniteness
3 The BaitThe Bait
4 WhiteWhite
5 The AnniversaryThe Anniversary
6 Love's GrowthLove's Growth
7 SongSong
8 Love's UsuryLove's Usury
9 NakedNaked
10 GraceGrace
11 The IndifferentThe Indifferent
12 MysteryMystery
13 The CanonizationThe Canonization
14 Take A Flat Map...Take A Flat Map...
15 Finale: No Man Is An Iland...Finale: No Man
コメント
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