高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

血の叫び9 低線量長期内部被曝

2012-05-15 22:29:56 | 巨大地震

 血の叫び9 低線量長期内部被曝

 

いつもお読みいただいて、ありがとうございます。

 

日本の東北と関東地方で乳がん死者数が激増

チェルノブイリ講演会チラシ

チェルノブイリ講演会チラシ

 厚生労働省のデータから「青森・岩手・秋田・山形・茨城・新潟の乳がん死者数」の推移を出したものです。

チェルノブイリ原発事故によるセシウム137の秋田への降下量は核実験などの十数倍にも上っており、10年後の1996年から98年にかけて東北地方で乳がん死者数が激増しているのです。

(※グラフは、松井英介著『見えない恐怖 放射線内部被曝』27ページ〈旬報社〉からです)

 チェルノブイリ事故25周年国際会議資料集にある

ベラルーシの高度汚染地域および低度汚染地域での先天障害発生数によりますと、

 

高度汚染地域で生まれた新生児1,000人の中に・・・

事故前(1981~86年)には4.08人だった先天障害が・・・

事故後の1987年から88年には7.82人と2倍近くに増えています。

 

低度汚染地域では(関東一円が現在この状態です)

事故前(1981~86年)には4.36人だった先天障害が・・・

事故後の1987年から88年には4.99とあまり増えていないものの、・・・・

1990年から2004年には8.00人と2倍近くに増えています。

 

 低線量長期内部被曝で子どもの染色体異常は10倍

  低線量長期内部被曝の中で、生まれて来る子供たちへの遺伝的影響を研究している広島大学名誉教授の佐藤幸男医師の40年に渡る遺伝子の研究によりますと、低線量長期被曝したベラルーシの住民の染色体は、血液の細胞の染色体に異常が見られます。

 染色体の異常が、精子や卵子の染色体で起きれば子供に先天的な影響が起きます。

  心疾患は、事故前の6倍に激増して、住民の3人に1人が心疾患

 今年8月6日にNHKで、放送されたドキュメンタリーWAVE「“内部被曝”に迫る~チェルノブイリからの報告」では、ウクライナのナロジチ地区中央病院(チェルノブイリ原発から70キロ地点)において、心疾患は事故前の6倍に激増したことを指摘しています。

 チェルノブイリ原発事故から20年以上たって、低線量長期内部被曝により住民の3人に1人が心疾患となっているのです。

 人間の内臓の構成と似ている豚を調べたところ、①腎臓②心臓③胃④甲状腺⑤大腸⑥肝臓の順で内部被曝の度合が高いことが指摘されています。

 つまり、油断をしていますと福島や、東北、関東でも同様なことが起きてしまうということでもあります。

また原発は、あらゆる形の差別を引き起こす要因にもなりますので、東電や、政府は、このことにも配慮して、原発行政を推進しなければいけません。

 チェルノブイリで身体障害多発という見出しで、各マスコミが子供たちの写真を掲載しましたが、このことにより多くの障害児達が紙面をにぎわしてしまい次々と海外のマスコミが、彼等障害者の元を訪問して、世界に配信しました。

 放射能はあらゆる病気の原因になり、遺伝子を傷つけますから出産異常も身体障害も引き起こしてしまいます。

 しかしながら、放射能の恐ろしさを訴えるためにこのような放射能による幼い障害者達の存在を、強調をしていいのでしょうか?

 いずれの写真も、衝撃であり目を覆うものばかりなのです。

 人は皆、健康でありたいと願いますし、親達は子供の健康を望むものです。

子供の不幸を願う親など、いるはずもありません。

  けれども「身体異常の子どもができるから原発に反対だ」という言葉は、障害者にとつては「自分のような人間が生まれないために原発に反対するのか!」「自分は生まれてはいけなかったのか?」と考えさせてしまうということも考えなくてはいけません。

 このように原発は一歩間違いますと、もろもろの形の差別を引き起こしてしまうという要因をも含んでいますので、それに取り込まれてはならないということです。

 

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今日もお読みいただいて、ありがとうございます。

 


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