【福島原発 致死量の放射能放出】
海外メディアの報道・記事のトップを飾るのは東京電力の小森常務です。東電、福島第二原発元社員の小野俊一先生によると、小森常務は嘘がつけない非常に正直な人で、放射能汚染があまりにも深刻なため、会見の後に泣いてしまったそうです。
東京電力小森常務、福島にて記者会見のあと泣き崩れる |
福島原発は爆発事故当時、致死量の放射能放出していたのに誰も死んでいないのか!
・ 日本政府は事故レベルを4からスリーマイルと同じ5に引き上げたが、4月には最高のレベル7に引き上げた!
・レベル5で、死者が出るというのに福島では誰も死んでいない?
1,500体近くの死体があるが、津波と言うのか?
原発を運用する企業の重役が、死者も出ていないのになぜ記者会見で、泣き崩れたのか!
国民は加熱しつづける原子炉から、致死量の大量の放射能が漏れたことを知らない!日本のメディアは、一切報道しなかったが、海外のメディアの報道により日本国民は知りえたのである。
原子力安全・保安院は事故レベルを5に引き上げ、そして最高レベルの7にひきあげました。IAEAの基準によると「放射能による死者が出るレベルは5以上」である。
政府によると原子炉から大量の放射能漏れがある考えられ、事故レベルを引き上げた。福島の核燃料のうち3%が深刻なダメージを受けたと公表し、一部の核燃料がメルトダウンしていることを示唆したが、当初はメルトダウンしてないと言っていた。
東京電力の小森常務は福島での記者会見の後に、余りの事態に責任を感じたのか泣き崩れてしまった。閣僚も、地震と津波が複合で起こったため想定外であったと語ったが、このような中小森氏は、声を大にして、
「政府は早く放射能漏れの深刻さを認めるべきだ」
と語り福島第一原発の事故の深刻さを国内外にアピールしていました。
枝野官房長官(当時)は、
「未曽有の大地震と津波に襲われ、災害対策でも想定していない事が連鎖的に起こった」
「今から思えば、もっと迅速に情報収集、事態の把握、情報の提供に徹するべきだった」
と語っているが、この男は何にも分かってはいない!
海外の原子力の専門家は、
「日本は福島第一原発事故の事態の深刻さをわざと低めに捉えている!」
と指摘していますが、その後の政府のかん口令により沈黙してしまいました。
国民の安全を考えていないのでしようか?
過去に爆発があったのは1986年のチェルノブイリ原発事故しかないが、福島第一原発事故は、チェルノブイリの3倍近い事故であるというのに死者や、重大な被爆者すら出ていないと政府や、東電は言うのか!
チェルノブイリでは、多数の死者と被爆者が出ているのに!
原子力安全・保安院の西山英彦審議官は
「原子炉を制御下に置く事ができるかわからない」とコメントしていましたが、保安院の検査官は8人全員、原発の爆発直後に郡山まで逃げていたというではないか!
3.11に菅直人首相は、日本はこの災害を乗り越えられると
「また1からやり直しましょう。たゆまぬ国民の努力により、小さな島国が奇跡的な経済成長を遂げたのですから。こんども頑張りましょう」
と相変わらず馬鹿なことを言っています。
使用済み燃料プールに核燃料を運ぶ緑色のクレーンがむき出しになっている |
爆発で壁が崩れ落ちた原子炉建家の写真が掲載されていますが、4号機の使用済み燃料プールが損傷を受けて、燃料が燃え出して、大量の放射能を放出している可能性がある。
後に東電が撮影した映像を見る限りでは、4号機のプールの中には水があり、核燃料が整然と並んでいる。もし映像が本当であれば、素人目に見ても燃料が爆発したとは考えにくい状況である。
当時、世界のメディアが最も懸念していたのが、実は点検のため運転を停止していた4号機だったのだが、4号機は燃料を原子炉から全て出して、使用済み燃料プールに保管していた。厚く覆われた原子炉の外に燃料を全て置いてあったため、プールが損傷すれば核燃料が燃え出して大量の放射能を出す危険性があったからだ。4号機の爆発の理由については、4号機の地下にある。
核爆弾製造施設である。
この爆発により、日本は核ビジネスを中止せざるを得なくなってしまった!
年間、50兆円の損失である!
後日東電が発表した4号機の使用済み燃料プールの写真 |
放射能の専門家によると、2週間以内に放射性物質がイギリスまで到達するだろう。しかし、カリフォルニアに到達したケースのように、危険なレベルではない、としているか、これは気休めである。飛行距離によって放射能は消失したりしない!
国連はアメリカに到達している放射能の量は、健康被害を生じる量の10億分の1であるとしている。なんて馬鹿なことを言っているが、日本の原発ビジネスのパートナーだから、日本国民だけではなくアメリカ国民をも騙さなければならないのである!
ヨーロッパ全土にも福島からの放射能が到達するが、健康被害はないレベルだというが、放射能の常識ではあり得ないことだ!、危険性はなく、あまり心配することはないそうだなんて言うが、250kまで避難したほうがいいと言っているではないか!
福島第一原発で働く人々は、チェルノブイリ級の事故の中で、多大な危険にさらされながら、勇猛果敢に放射能と闘いながら必死にメルトダウンを食い止めるために作業している。そして、被曝し原発現場から姿を消してしまっています!
東電 作業員 被曝で死者多数 180人が東北大学病院 に送られる
「ありがとう」と叫びたい!
事故前の4号機の使用済み燃料プール |
政府高官は福島で、危機を食い止めるための選択肢がだんだんなくなってきていると語っている。
技術者たちは、津波で破壊された冷却装置を復旧させるために、電線の敷設を行なっているが、未だに完成はしていない!
将来チェルノブイリと同じく、東電は原子炉をコンクリートで覆い、放射能の拡散を防ぐことを考えているが、冷温停止までに至っていないために実行できていません!
原子炉をコンクリートで覆うのは不可能ではないでしょう。しかし、専門家たちはコンクリートで覆うにもリスクが伴うというが、今よりもましである!
原子炉とは放っておくと水分が全部蒸発して、最後は壊れてしまいます。コンクリートで覆ったからといって、安全になるというわけではありませんが、最終的にはコンクリートで覆しかありませんよ!
IAEAの天野之弥事務局長は「作業員は、時間との戦いとなる」と語っています。
事故後の福島第一原発の衛星写真。建家が壊れ、放射能を帯びた煙が上がっている |
2号機の原子炉への送電線を敷設して、事態は大きく前進しましたが、冷却装置を稼働させ、メルトダウンを防なければなりません。最近の調査で、2号機の格納容器に亀裂があり、放射能漏れが深刻と判明しています。
重大な損傷の中で、こういったシステムが確実に功を奏するかは、依然として不明のままですが、冷温停止、そして、コンクリートで覆うことが今のところは一番の方法です。
政府は原発から20km圏内を危険区域として、住民を退避させた。30km圏内を警戒区域とし、さらに14万人に自宅に戻らないよう指示したが、米軍は事故当時から100kまでの避難を指示していたが、政府の要請に福島県知事は
「まず20kからにしてください」
と政府案を拒否して、7日が経過して避難区域を50k、80kと拡大したが、この時には10万人以上の福島県民が放射能被曝してしまった!
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防護服に身を固め、原発に向かう職員たち |
イギリス政府は日本政府に対し、
「この災害に対しもっとオープンになるべきとし、原発から50km圏内は立ち入らないよう、また250km離れた東京からも退避した方がよい」
と助言していたが、政府は無視した。
もはや政府は、福島第一原発の真実を国民に知らせなければならない時期に来ている!