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高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

福島原発 致死量の放射能放出しているが、誰も死んでいないのか?隠蔽なのか!

2012-07-13 22:59:08 | 海洋汚染

【福島原発 致死量の放射能放出】

 

海外メディアの報道・記事のトップを飾るのは東京電力の小森常務です。東電、福島第二原発元社員の小野俊一先生によると、小森常務は嘘がつけない非常に正直な人で、放射能汚染があまりにも深刻なため、会見の後に泣いてしまったそうです。

 

東京電力小森常務、福島にて記者会見のあと泣き崩れる

 

福島原発は爆発事故当時、致死量の放射能放出していたのに誰も死んでいないのか!

 

・ 日本政府は事故レベルを4からスリーマイルと同じ5に引き上げたが、4月には最高のレベル7に引き上げた!

 ・レベル5で、死者が出るというのに福島では誰も死んでいない?

 1,500体近くの死体があるが、津波と言うのか?

 

原発を運用する企業の重役が、死者も出ていないのになぜ記者会見で、泣き崩れたのか!

国民は加熱しつづける原子炉から、致死量の大量の放射能が漏れたことを知らない!日本のメディアは、一切報道しなかったが、海外のメディアの報道により日本国民は知りえたのである。

 

原子力安全・保安院は事故レベルを5に引き上げ、そして最高レベルの7にひきあげました。IAEAの基準によると「放射能による死者が出るレベルは5以上」である。

 

政府によると原子炉から大量の放射能漏れがある考えられ、事故レベルを引き上げた。福島の核燃料のうち3%が深刻なダメージを受けたと公表し、一部の核燃料がメルトダウンしていることを示唆したが、当初はメルトダウンしてないと言っていた。

 

東京電力の小森常務は福島での記者会見の後に、余りの事態に責任を感じたのか泣き崩れてしまった。閣僚も、地震と津波が複合で起こったため想定外であったと語ったが、このような中小森氏は、声を大にして、

「政府は早く放射能漏れの深刻さを認めるべきだ」

と語り福島第一原発の事故の深刻さを国内外にアピールしていました。

 

枝野官房長官(当時)は、

「未曽有の大地震と津波に襲われ、災害対策でも想定していない事が連鎖的に起こった」

「今から思えば、もっと迅速に情報収集、事態の把握、情報の提供に徹するべきだった」

と語っているが、この男は何にも分かってはいない!

 

海外の原子力の専門家は、

「日本は福島第一原発事故の事態の深刻さをわざと低めに捉えている!」

と指摘していますが、その後の政府のかん口令により沈黙してしまいました。    

国民の安全を考えていないのでしようか?

 

過去に爆発があったのは1986年のチェルノブイリ原発事故しかないが、福島第一原発事故は、チェルノブイリの3倍近い事故であるというのに死者や、重大な被爆者すら出ていないと政府や、東電は言うのか!

チェルノブイリでは、多数の死者と被爆者が出ているのに!

 

原子力安全・保安院の西山英彦審議官は

「原子炉を制御下に置く事ができるかわからない」とコメントしていましたが、保安院の検査官は8人全員、原発の爆発直後に郡山まで逃げていたというではないか!

 3.11に菅直人首相は、日本はこの災害を乗り越えられると

「また1からやり直しましょう。たゆまぬ国民の努力により、小さな島国が奇跡的な経済成長を遂げたのですから。こんども頑張りましょう」

と相変わらず馬鹿なことを言っています。

 

使用済み燃料プールに核燃料を運ぶ緑色のクレーンがむき出しになっている

  爆発で壁が崩れ落ちた原子炉建家の写真が掲載されていますが、4号機の使用済み燃料プールが損傷を受けて、燃料が燃え出して、大量の放射能を放出している可能性がある。

後に東電が撮影した映像を見る限りでは、4号機のプールの中には水があり、核燃料が整然と並んでいる。もし映像が本当であれば、素人目に見ても燃料が爆発したとは考えにくい状況である。

 

当時、世界のメディアが最も懸念していたのが、実は点検のため運転を停止していた4号機だったのだが、4号機は燃料を原子炉から全て出して、使用済み燃料プールに保管していた。厚く覆われた原子炉の外に燃料を全て置いてあったため、プールが損傷すれば核燃料が燃え出して大量の放射能を出す危険性があったからだ。4号機の爆発の理由については、4号機の地下にある。

核爆弾製造施設である。

この爆発により、日本は核ビジネスを中止せざるを得なくなってしまった!

年間、50兆円の損失である!

  

後日東電が発表した4号機の使用済み燃料プールの写真

 放射能の専門家によると、2週間以内に放射性物質がイギリスまで到達するだろう。しかし、カリフォルニアに到達したケースのように、危険なレベルではない、としているか、これは気休めである。飛行距離によって放射能は消失したりしない!

 国連はアメリカに到達している放射能の量は、健康被害を生じる量の10億分の1であるとしている。なんて馬鹿なことを言っているが、日本の原発ビジネスのパートナーだから、日本国民だけではなくアメリカ国民をも騙さなければならないのである!

 

ヨーロッパ全土にも福島からの放射能が到達するが、健康被害はないレベルだというが、放射能の常識ではあり得ないことだ!、危険性はなく、あまり心配することはないそうだなんて言うが、250kまで避難したほうがいいと言っているではないか!

 

福島第一原発で働く人々は、チェルノブイリ級の事故の中で、多大な危険にさらされながら、勇猛果敢に放射能と闘いながら必死にメルトダウンを食い止めるために作業している。そして、被曝し原発現場から姿を消してしまっています!

 

 東電 作業員 被曝死者多数 180人東北大学病院 に送られる

 私、これらの方々に敬意を表して、両手を合わせずには居られません!

「ありがとう」と叫びたい!

 

事故前の4号機の使用済み燃料プール

政府高官は福島で、危機を食い止めるための選択肢がだんだんなくなってきていると語っている。

技術者たちは、津波で破壊された冷却装置を復旧させるために、電線の敷設を行なっているが、未だに完成はしていない!

 

将来チェルノブイリと同じく、東電は原子炉をコンクリートで覆い、放射能の拡散を防ぐことを考えているが、冷温停止までに至っていないために実行できていません!

原子炉をコンクリートで覆うのは不可能ではないでしょう。しかし、専門家たちはコンクリートで覆うにもリスクが伴うというが、今よりもましである!

 

原子炉とは放っておくと水分が全部蒸発して、最後は壊れてしまいます。コンクリートで覆ったからといって、安全になるというわけではありませんが、最終的にはコンクリートで覆しかありませんよ!

 

IAEAの天野之弥事務局長は「作業員は、時間との戦いとなる」と語っています。

  

事故後の福島第一原発の衛星写真。建家が壊れ、放射能を帯びた煙が上がっている

2号機の原子炉への送電線を敷設して、事態は大きく前進しましたが、冷却装置を稼働させ、メルトダウンを防なければなりません。最近の調査で、2号機の格納容器に亀裂があり、放射能漏れが深刻と判明しています。

 

重大な損傷の中で、こういったシステムが確実に功を奏するかは、依然として不明のままですが、冷温停止、そして、コンクリートで覆うことが今のところは一番の方法です。

 政府は原発から20km圏内を危険区域として、住民を退避させた。30km圏内を警戒区域とし、さらに14万人に自宅に戻らないよう指示したが、米軍は事故当時から100kまでの避難を指示していたが、政府の要請に福島県知事は

「まず20kからにしてください」

と政府案を拒否して、7日が経過して避難区域を50k、80kと拡大したが、この時には10万人以上の福島県民が放射能被曝してしまった!

 

防護服に身を固め、原発に向かう職員たち

 イギリス政府は日本政府に対し、

「この災害に対しもっとオープンになるべきとし、原発から50km圏内は立ち入らないよう、また250km離れた東京からも退避した方がよい」

と助言していたが、政府は無視した。

もはや政府は、福島第一原発の真実を国民に知らせなければならない時期に来ている!

 

 

 

 


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反原発!

2012-07-09 22:47:12 | 海洋汚染

 「福島市の子供たちの尿からセシウム検出!」

子供たちの内部被ばく検査の強化を国や県に要請

子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
国際環境NGO FoE Japan
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン

上記6団体は6月30日、参議院議員会館(東京都千代田区)で「福島の子どもたちの尿検査結果について」会見し、検査の結果、福島市に在住の子供たちの尿からセシウムが検出されたことを発表しました。

検査対象者は6歳から16歳の男子6名、女子4名の合計10名で、すべての対象者が、東京電力福島第一原子力発電所の事故当時、福島市内に在住。3月23日に山形県へ避難した1名を除き、採尿時まで福島市内に在住しています。

5月20日から22日の間に350から500ミリリットルを採尿し、フランス原子力安全機関(ASN)認定を受けているアクロ研究所(フランス)で高純度ゲルマニウム半導体によるガンマ・スペクトロ・メトリでガンマ線分析をしました。

その結果、10人中10人の尿からセシウム134(半減期2年)、セシウム137(半減期30年)が検出されました。このことは、福島市周辺の子どもたちにきわめて高い確度で内部被ばくの可能性があることを示しています。しかし今回の検査結果から、内部被ばく量を推定することは難しいことから、6団体は、尿検査、ホールボディカウンター等を用いた内部被ばく検査を、国や県の責任で行うことを要望しました。

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さんは会見で、「東電の原発事故で、福島の空気、水、土が汚染されたことはわかっていた。今回、人間が、子どもたちが汚染されていたことがわかり、覚悟はしていたもののショックだ。今回の検査結果を今後の子ども被ばく低減化に生かしていきたい。国による内部被ばく検査も始まるが、検査の目的は被曝低減化でなければならない」と訴えました。

またベラルーシの子どもたちのホールボディカウンター検査なども関わってきたアクロ研究所理事長のデービット・ボアイエ氏は「尿の検査だけでは被ばく量を推定することはできない。ホールボディカウンターによる包括的な組織的な検査が必要だ。そのとき、食生活や行動の習慣を聞き取ることで被ばくの低減に役立てることができる」と述べました。

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」では、アクロ研究所の協力により、1か月後に再度尿検査を行い、その後の状況を経過観察し、内部被ばく軽減化に役立てるとしています。そして6団体では、日本政府と福島県に対し、福島県内の希望者全てに対して尿検査およびホールボディ検査を行うこととその結果の本人・保護者への提示を求めています。

福島の子どもたちの尿検査結果について

  1. 検査対象者
    「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」(略称:子ども福島)のメーリングリストで応募した6歳~16歳、男子6名、女子4名の合計10名(先着順受付)。
    全ての対象者が福島原発事故当時、福島市内在住。1名(3/23に山形県内へ避難)を除き採尿時まで福島市内に在住。
  2. 検査方法
    5月20日~22日の間で採尿(350~500ml)
    仏ACROで高純度ゲルマニウム半導体によるガンマ・スペクトロ・メトリにてガンマ線解析(2011年)
  3. 検査結果
    別紙ACRO報告書を参照(http://p.tl/QOK8


サンプルNo

性別・年齢

Cs-134

(Bq/L)

Cs-137

(Bq/L)

行動状況

U-1

男・9歳

1.04

1.22

3/14水汲み30分、15~18屋内。4/5~学校始まり週3回サッカー練習2.5h、徒歩で通学。マスクせず。

U-2

男・16

0.76

0.78

3/14中学校校庭で数時間。15は屋内、16合格発表を見た後屋内。部活は文化部。

U-3

男・6

0.76

0.62

3/13,14,15,16は福島市内で屋内(木造)

U-4

女・8

0.41

0.43

3/13川俣町へ、14,15,16は福島市内で屋内(木造)

U-5

女・9

0.91

0.93

3/14水汲み1h、15自転車で買い物2h、16~閉め切り屋内で。マスク着用。

U-6

男・6

0.80

0.88

3/14川へ水汲み10回。17外遊び1h。3/23~山形へ避難。

U-7

男・7

1.00

1.30

 

U-8

女・8

1.13

1.19

6/13、14外遊び数時間、15外で2時間(マスク)、16屋内、17ガソリンスタンドで並ぶ車窓全開、18外で2h

U-9

女・8

0.70

0.90

3/11震災後飯坂へ。部屋の移動時に外へ出る。時々外へ。

U-10

男・13

1.06

1.22

3/13~16の間1日おきに水汲み1h、4/20~部活で毎日3h外で練習、土曜も練習3h。自転車通学30分、マスクせず。3/20~27までは仙台市に避難。

検査結果を受けての保護者からの意見・要望


一番言いたい事は、被爆している実態があるのだから避難させてほしいということです。

チェルノブイリでの高濃度汚染地帯と同じ福島市は移住の権利が与えられると思います。子供を家族と離して疎開させるのは反対です。何かあった時にそのまま一生会えないかもしれない。大人も一緒に生きて子供の成長を見守りたいです。どんな言葉で伝えればいいかわかりません。でも、避難させてほしい!それだけです。

結果を息子に説明したところ、あんなに嫌がっていた転校もなぜ必要か納得しました。部活もなぜ危険か理解したようです。数字は残酷でもありますが、現実を受け入れること、先を考えるためには重要な要素です。多くの部活に熱中している中学高校生に検査を受けてほしいです。学校関係者にもしっかり理解していただき、必要以上の屋外活動を即刻やめてほしい。

このままの学校活動では1㍉シ-ベルトなんてすぐに超えます。科学的な数字での説得が多くの方を救うと実感しました。うまくまとめられませんが、よろしくお願いします。多くの子供達に夢ある未来を残してあげたい。

たった一人でも、子供を不幸にしない為には疎開しかないと思いました。被曝からの安全を宣言出来ない場所に子供を居させられない。毎日、近所の通学路で子供達を見るのが苦痛です。自主避難に対して、国,県,市がサポートすべきです。
今回の検体10人の親御さんは、かなり意識の高い方達だと思いますが、10人とも内部被曝しています。この結果に、我が子が心配になるのが親の心理でしょう。避難、疎開を考えるキッカケになるので良いんですが。もっと気にして、調べて、悩んでいきましょう。大きな声も出してみなきゃ。

息子達を疎開先で、放射能排出の為に良さそうな事は何でもやって見ます。でも、疎開も避難も出来て無い子供はどうなるでしょう?地産地消の給食なんか当然無料、通学路も校舎も放射能は安全の保障無し。そして、確実に内部被曝しています。

今までも、これからも…。親御さん達は、今の時点ではホールボディカウンターよりも尿検査したいでしょうね。

 


福島第一原発が爆発した日、官房長官は『直ちに影響はありません』と言い張りました。

 あれからまだ3ケ月しかたっていません。国の言葉を信じた私がバカでした。おかげで一番愛してやまない子供達に内部被爆という恐ろしいものをさせてしまいました。今回の尿検査でガンになる確率は低いにしてもバッチリ影響がありました。10人の子供達が受け10人と言う確率!国は福島県の子供達を100%保証し避難させるべきです。

そして県知事は野菜や風評被害ばかりに目をむけて子供達のことは後回ししていました。これからの福島の未来をしょって立つ子供達をなぜ放っておくのでしょう?今も子供達の身体にはどんどんたまっていってしまいます。未来を守る子供達が少なくなってしまいます。知事は直ちに福島の子供達を保証し避難、疎開させるべきです。

 もし、我が子になにかあったら私はあなたを許しません。

政府の皆さん直ちに影響が出ないなら福島に住んでみるなりしてみたらどうでしょう?

もちろん貴方一人ではありません。家族全員連れてです。

会見でそこまで安全宣言だすのなら明日にでも福島に引っ越ししてください。

そうしたらきっともっと理解するでしょう。自分の身さえ守られればなんて国を守る長として情けない話です。

この度は検査の機会に恵まれて本当に感謝いたします。

セシウムとかまさか福島市まで来ているとは思いたくないのと、検出されないことを祈っていたのが本心でした。検出された事実がわかり、ショックですが受け止めたいです。

事実がわかった以上、ほかにも何か物質がないか、詳細な検査も希望します。もし日本の機関がダメなのであれば、海外(飛行機だと被曝してしまうのがネックですが)もアリかもしれません。

チェルノブイリの事例を引き合いに、私たちの置かれている立場をはっきりさせ、福島の無関心な親の目を被曝問題に向ける為にも派手なアクションが必要です。

結果的に子供が疎開できるようになれば、福島の子供たちの未来ひいては日本の未来につながり、いまが踏ん張りどきだと思います。一ヶ月でもいいから、学校ごと友達と一緒に合宿のような感覚で各地の廃校や空きクラスなど借りて、放射能から身を守ることが必要と考えています。

政府が目を反らしている問題に、このまま風化させてはいけないと思います。

福島市は60キロ離れていましたが、距離は関係なく、被曝の量も1であれ10であれ取り込んだことには変わりなく、圏内の浪江だけではなくて北西方向のホットスポットがあることも考慮するならば私たちの子供もホールボティカウンターを受ける権利があるはずです。

あれから1年、何にも変わってはいない!

変わったのは、被爆者が増えたぐらいだろう!

国民は「反原発」「反TPP」に断固反対して、国民運動を拡大してください!

 

 

 

 


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日本列島に廃炉にしなければ危険な原発が、24基もある!

2012-07-05 20:09:30 | 海洋汚染

原発24基を直ちに廃炉にしなければ、危ない?

福島第一原発以外の原発が、今、事故を起こせば日本列島は隅々まで放射能に汚染されてしまう。

超党派の国会議員らでつくる「原発ゼロの会」は28日、全国の原発50基について、稼働年数や耐震性などを基に判定した「原発危険度ランキング」を発表しました。

東海地震の想定震源域にある中部電力浜岡原発3~5号機(静岡県)など24基は直ちに廃炉にしなければ重大事故を起こしてしまうとの判定を下し、残り26基も危険度が高い順番から廃炉にしなければ重大な事故へと繋がるとの論評を下したのである。

 同会は原発の危険度を、専門家の意見や経済産業省、NPOなどから提供された資料に基づいて/

(1)/原子炉の型や運転開始からの年数/

(2)/耐震性や地盤/

(3)/周辺の人口など社会環境―の3分野9項目で評価。

などの15点満点で、点数が高いほど危険とし、断層上に立つ原発や、地震や津波の被害を受けた原発は、即時廃炉が望ましいとして、ランキングの対象外とした。

 「即時廃炉」

浜岡の3基のほか、

  浜岡原発

直下の破砕帯と呼ばれる軟弱な断層が動く可能性が指摘された

日本原子力発電敦賀1、2号機(福井県)、

  敦賀原発

東日本大震災で被災した東北電力東通1号機(青森県)、

  東通原発

女川1~3号機(宮城県)、

  女川原発

東京電力福島第1の5、6号機、福島第2の1~4号機(福島県)、

  福島原発

原電の東海第2(茨城県)。

  東海原発

2007年の新潟県中越沖地震で被災した

東電柏崎刈羽1~7号機(新潟県)や、

  柏崎刈谷原発

1991年に蒸気発生器事故で緊急炉心冷却装置が国内で初めて作動した関西電力美浜2号機(福井県)も含む。

  美浜原発

危険度ランキング最上位は関電大飯1、2号機(福井県)の10・75ポイントで、30年以上運転し、事故率が比較的高いことなどが理由。

次いで関電美浜1、3号機、中国電力島根1号機(島根県)など、稼働年数が長い原発が上位を占めた。

 ゼロの会の阿部知子衆院議員(社民党)は「今まで危険度を示す視点がなかったことが問題だ」と述べた。同会は民主党の近藤昭一、自民党の河野太郎各衆院議員ら7党9人で構成される

※原発の炉型や格納容器、経過年数、平均設備利用率、事故発生率、
脆性遷移温度(金属の粘りがなくなる境目の温度)、耐震性や地盤の状況、
さらに周辺の人口を点数かして評価。

 超党派の国会議員の「原発ゼロの会」は628日、全国の原発50基を経過年数や地盤の状況、周辺人口などで採点した「原発危険度ランキング」を発表した。

NPO法人「原子力資料情報室」や原子力安全・保安院などの情報提供に基づき、
原子炉(炉型、経過年数、事故率など=配点 6
地盤など(耐震性、地盤状況=配点 5
社会環境面(周辺人口、事業者への行政処分の実績=配点 4
−−
3分野9項目から、15点満点で評価したという

日本原子力発電敦賀原発1号機など24基は過去の地震で被災したり、活断層上に立地していることから、点数に関わらず「即時廃炉にすべきだ」と位置付け、残り26基を危険度順に並べています。

福島第一の1-4号機は2012419日付で「廃止」となっています。

 

順位

原子炉

事業者

形式

運転開始

総合
ポイント

備考 

敦賀1

原電

BWR
(Mark-I)

1970/3

12.00

直下活断層の可能性大

1

大飯1

関電

PWR

1979/3  

10.75

 

大飯2

関電

PWR

1979/12  

10.75

 

美浜2

関電

PWR

1972/7  

10.45

非常用炉心冷却装置作動実績
(1991)

3

美浜1

関電

PWR

1970/11  

10.35

 

浜岡4

中部

BWR

1993/9

9.70

要請停止中(東海地震震源域)

浜岡3

中部

BWR

1987/8

9.45

浜岡5

中部

ABWR

2005/1

9.45

4

美浜3

関電

PWR

1976/3

9.45

 

5

島根1

中国

BWR
(Mark-I)

1974/3

9.30

 

6

高浜1

関電

PWR

1974/11  

9.05

 

島根2

中国

BWR

1989/2

9.05

 

刈羽4

東電

BWR

1994/8

8.80

被災(中越沖地震)

8

高浜2

関電

PWR

1975/11  

8.55

 

刈羽2

東電

BWR

1990/9

8.45

被災(中越沖地震)

敦賀2

原電

PWR

1987/7

8.25

直下活断層の可能性大

刈羽3

東電

BWR

1993/8

8.20

被災(中越沖地震)

東海2

原電

BWR

1978/11

8.00

被災(東日本大地震)

女川1

東北

BWR
(Mark-I)

1984/6  

7.65

被災(東日本大地震)

刈羽6

東電

ABWR

1996/11

7.60

被災(中越沖地震)

刈羽1

東電

BWR

1985/9

7.55

被災(中越沖地震)

福島5

東電

BWR
(Mark-I)

1978/4

7.50

被災(東日本大地震)

刈羽5

東電

BWR

1990/4

7.45

被災(中越沖地震)

刈羽7

東電

ABWR

1997/7

7.20

被災(中越沖地震)

女川2

東北

BWR

1995/7

7.00

被災(東日本大地震)

福島6

東電

BWR

1979/10

6.90

被災(東日本大地震)

9

志賀1

北陸

BWR

1993/7

6.70

 

福島1

東電

BWR

1982/4

6.45

被災(東日本大地震)

10

高浜3

関電

PWR

1985/1  

6.40

 

高浜4

関電

PWR

1985/6  

6.40

 

福島2

東電

BWR

1984/2

6.05

被災(東日本大地震)

福島3

東電

BWR

1985/6

6.05

被災(東日本大地震)

福島4

東電

BWR

1987/8

6.05

被災(東日本大地震)

女川3

東北

BWR

2002/1

5.95

被災(東日本大地震)

12

志賀2

北陸

ABWR

2006/3

5.85

 

大飯3

関電

PWR

1991/12  

5.85

再稼働準備中

大飯4

関電

PWR

1993/2

5.85

再稼働準備中

東通1

東北

BWR

2005/12

5.75

被災(東日本大地震)

15

3

北海

PWR

2009/12  

5.75

 

16

伊方1

四国

PWR

1977/9  

5.60

 

17

1

北海

PWR

1989/6   

5.55

 

18

玄海1

九電

PWR

1975/10  

5.25

 

19

2

北海

PWR

1991/4   

5.20

 

20

伊方3

四国

PWR

1994/12  

4.20

 

21

川内1

九電

PWR

1984/7

3.90

 

22

川内2

九電

PWR

1985/11  

3.70

 

23

伊方2

四国

PWR

1982/3  

3.45

 

玄海2

九電

PWR

1981/3  

3.45

 

25

玄海3

九電

PWR

1994/3  

2.85

 

26

玄海4

九電

PWR

1997/7  

2.75

 

福島1

東電

BWR
(Mark-I)

1971/3

 

2012419日付で「廃止」

福島2

1974/7

 

福島3

1976/3

 

福島4

1978/10

 

上記の表の中で、備考欄が空白でない原発は警戒しなければならない原発であり、再稼働せずに廃炉処理が必要な原発であることが分かりましたが、政府民主党は順次、再稼働させようと目論んでいるのですから狂っているとしか言いようがありません!

第二の福島を起こしてはいけませんぞ!

「反原発」「TPP反対」の国民運動こそか、祖国救国の民族運動に繋がります!

「反原発運動」は、毎週、金曜日です!

首相官邸前だけではなく、都道府県の庁舎前でも始めましょう!

「反原発」の火を消してはいけません!

あなた自身のため、家族のため、地域のため、日本のためです!

 

 

 

 

 

 

 


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多くの人命を喰らいながら、発電を続けるモンスター・原子力発電所!

2012-06-28 22:46:49 | 海洋汚染

報道されている以上に福島第一原発の状況は深刻です!


私は特に東電と日本政府の放射能放出量の計算が修正されたことを驚いてはいません。原因は、日本政府の官僚の混乱と体質なのです。それに保安院と原子力推進団体の関わりあいが大問題なのです。

東電の上級職が経産省の為に働き、経産省・保安院の上級職が東電の為に働いて、その地位を天下りなどして回しているのですからこの体制が原子力事故がいかに、深刻にして判断を狂わせているのです。悪循環です。


放射能はガス状の雲になり発生し、これはガイガーカウンターで計測出来ます。ホット・パーティクル(プルトニウム微粒子)は、原子力関係者は微細燃料片と呼びますが、髪-の切断面の幅よりとても小さい塵じょうのものです。

過去に東京で10個/日が観測されたが、人々が呼吸すると吸入しています。レタスなどは食べる前に良く洗うよう注意喚起されてたのは、これが理由です。


ホット・パーティクル(プルトニウム微粒子)は、人間の肺に留まり、消化器官と骨に溜まり、長期間掛けて、ガンの原因になります。
ただ、検出が難しいほど微細放射性粒子です。

放射性プルームは常に一定方向に流れたわけでなく、北東から南西にも時に変化していった。
平均的に人間は、日に10立法m呼吸しますが、ホット・パーティクルつまりプルトニウム微細燃料片は、細胞組織に影響します。

全ての野菜を良く洗うことです。

ただ、いまだに我々の周辺の空気中に放射性粒子は存在していますのまで、それからは逃れられません。

原発の放射性ガスは、3月は寒くてTV画面上は目視しやすかったが、5月には温かくなったので目視出来なくなっています。いまだに、大量の放射性ガスと放射能汚染水を作り、放出し続けています。

 放射能放出を抑えるには時間が必要です。まだ来年まで放射能は漏れ続き、放射性蒸気が止まり冷温停止になるまで、放射性蒸気と放射能汚染水を放出し続けるでしょう。

深刻化する原発作業員の健康管理問題・内部被ばく:県外原発で働く福島出身作業員から相次ぎ発見されています。

東京電力福島第1原発の事故後、福島県外で働く同県出身の原発作業員から、通常ならめったにない内部被ばくが見つかるケースが相次いでいる。大半は事故後に福島県に立ち寄っており、水素爆発で飛散した放射性物質を吸い込むなどしたとみられる。

 

経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長が衆院予算委員会で明らかにしたデータによると、3月11日以降、福島第1原発を除いた全国の原子力施設で、作業員から内部被ばくが見つかったケースが4956件あり、うち4766件はその作業員が事故発生後に福島県内に立ち寄っていたことが分かった。

体表から10万cpmを超す線量を検出すれば、放射性物質を洗い落とす「除染」が必要とされるが、東電は内部被曝の恐れがあるとする目安を、ホールボディーカウンターで1500cpm超の場合としています。

「内部被曝」 呼吸や飲食などで放射性物質を体内に取り込み、体内から放射線を浴びること指します。体外からの外部被ばくに比べて、継続的で危険が非常に高い。大量の内部被曝は、がんになるリスクを高める一方、時間と共に排せつされ、排せつも含めた「半減期」は成人ではヨウ素131で約7日、セシウム137で約90日である。

この防護服は、放射能を遮断するように作業員たちを錯覚させますが、放射能を含んだチリの吸引は防ぎますが、放射線は遮断できません!つまり、この防護服を着用して作業しましたも外部被曝はします。

気休めの防護服でしかありません!

原発周辺で白血病が増加・放射性物質の内部被曝が、ガンや白血病・異常出産につながる可能性について

311の原発震災によって放射性物質の拡散した為に内部被曝によるガンや白血病の可能性が、これまでの原発周辺から、日本全国に広がっているということを、私たちは認識して、覚悟しなければならない時期に来ています。対策としては、免疫力の向上をはかりましょう。

体内に入った数ミリグラムのアルファー線を発する小さな粒子(放射能)の崩壊が何百ミリシーベルトもの放射線を生じ、ある線量はとても簡単に胎児を滅ぼしたりガンや白血病につながる可能性のある突然変異を引き起こしますので、専門医に相談してください。

 

この方たちは、私たちの希望です!

この方たちを守らなくてどうしますか?

玄海原発周辺で白血病が増加 全国平均の6倍

原発は、事故を起こさなくても周辺住民の病気を増やしています

ドイツ政府の調査では、原発から5km圏内の小児ガンは全国平均の1.61倍、 小児白血病は2.19倍となっています。

日本国内ではどうなっているのでしょうか、佐賀県の玄海原発で調べました。

 

疫学調査の専門家の皆さんは、ぜひ全国の原発周辺の調査をして真実を国民に知らせて下さい!

1998年~2007年まで10年間の数値を調べて分かったことは、玄海原発に近いエリアほど白血病が多く、だんだん増えてきていることです。

<1998~2002年の5年間平均> <2003~2007年の5年間平均>
全国平均       5~6人            5~6人     
佐賀県全体     8~9人           9~10人
唐津保健所管内 12~13人         15~16人
玄海町       30~31人         38~39人
(人口10万人あたりの白血病による死者数)

この5年では、原発がある玄海町の白血病による死亡者は、全国平均の6~7倍という悲惨な結果に成っていますが、佐賀県だけに限らず全国の原発立地県で本格的な疫学調査を行う必要があります。原発周辺の地域住民は、原発可動差し止め訴訟を起こしてでも、日本の将来を担う大切な子供たちを守らなければいけません!

 

佐賀県と唐津保健所管内と玄海町の白血病による死亡の状況
(人口10万人あたりの白血病による死者数)

             佐賀県   唐津保健所管内   玄海町
平成10年(1998年) 8.4      12.5      26.5
平成11年(1999年) 8.2        9.1      26.6
平成12年(2000年) 8.9       16.3      43.0
平成13年(2001年) 8.9       12.1      28.7
平成14年(2002年) 7.2       11.4      29.2
(98~02年の平均) (8.3人)    (12.3人)   (30.8人)

平成15年(2003年)7.8        13.6       0(
平成16年(2004年) 10.0      19.5       88.3
平成17年(2005年) 10.7      15.3       14.9
平成18年(2006年) 8.5       13.9       30.1
平成19年(2007年) 9.2       16.3       61.1
(03~07年の平均) (9.2人)    (15.7人)   (38.8人)

※玄海町の人口は05年現在で約6700人で、03年は白血病の死亡なし
厚生労働省人口動態統計より【転載】

多くの人命を喰らいながら、発電を続けるモンスターの原子力発電所は、断固、廃炉にしなければなりません!

 


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血の叫び49 汚染米は完売。

2012-06-24 22:03:56 | 海洋汚染

いつもいらして下さりありがとうございます。

 

本日、福島の方から汚染された米は完売している、との話を伺いました。

方法はお米を他の産地のものと混ぜて、そして「新潟産」「栃木産」の袋に入れて販売するというもの。

至ってシンプルです。

 

一般消費者にとってはまったく見分けがつかない話です。

既に民間のグループが調べたところによればイオングループのコンビニからは低レベルではありますが、セシウムが検出されました。

お米の流通は基本的には決まっています。

 

ただ、いたずらに全てを悪いと言いたいのではなく、念のために昨年の検出結果をお知らせします。

 

 そこで、もうひとつ、お米の流通の常識についてお伝えします。

それは魚沼産コシヒカリについてです。

 

新潟のコシヒカリということで販売されているお米のうち70%が栃木や茨城のお米なのです。

そして本物は、決してスーパーには出回らず、料亭などとの提携によって全て販売先が決まっています。

どうしても欲しい場合は産地と提携しましょう。

 

私たちの希望は、ブランドに振り回され易く、消費者の側にも問題はあるでしょう。

本来であれば、それぞれが提携農家を持って、安心して食生活を送れるようにするのがベストです。

 

また、魚沼産のコシヒカリの中の80%は、いもち病を発症させないように遺伝子組み換えがなされています。

残り20%が農薬を使っています。

努力の量としては、農薬を使う方です。

 

いもち病というのは、いもち病菌という菌に稲が侵される病気のことをいいます。

冷夏によく発生するもので、これが一旦発生すると葉が黄色くなってしまい、実にも菌がついてしまい、収穫に大打撃が出てしまいます。

農家はこれを恐れ、そして必死にお米を守り、育てます。

その過程で、この病気にかからないよう、何度か軽い農薬をかけて守ります。

     

いもち病の葉               節いもち病                        いもち病菌の菌糸と胞子

 

自分で菜園をされた方ならお分かり頂けることと思いますが、この病気はいわばカビで、一旦発生するとなかなか厄介なものなのです。

 

 

 

一方で、無農薬が売れるのは今の流れです。

 

先日も遺伝子組み換え食品の危険性について取り上げました。

モンサントについて政府がかなり譲歩を始めてしまったのか、多くの品種について既に「遺伝子組み換え食品」の表示がなされなくなりました。

 

病気にならない、というのは強い稲ということにもなりますが、カビさえ生えないものの安全性は実証されていはいません。

30年ほどたたないと、あるいは経過しても、これがどう作用するのかは分からないでしょう。

 

強力な農薬を使わないとならないものや、虫もつかない殺虫剤のような成分を持つ植物などが体に良いでしょうか?

 

日々食べるもののチェックを始める頃です。

 

 

 なお、危険なのは福島だけではありません。

先日お伝えしましたが、神奈川県川崎市の多摩川河口が汚染されているというニュースに続き、東京都世田谷区の多摩川周辺の調査が公表されました。 

二子玉川駅周辺の芝生地帯は0.07μSv/h程度、ホットスポットも0.3が1カ所程度でしたが、そこからずっと下った第3京浜の高架下に巨大な排水溝があり、その直下0㎝が直径50㎝に渡り0.7μSv/h。1mが0.3μSv/hだったとのこと。

世田谷区で0.3μSv/hは、過去最高値です。ここは東京都下水道局の管轄です。




今日もお読み頂きありがとうございました。


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