ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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妻夫木聡さん: 笑わない主人公 映画の本質を考える「悪人」

2010年09月18日 11時03分20秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「映画「悪人」に主演 妻夫木聡 心の闇演じ好青年脱皮」という記事がありました。

映画「悪人」で、人を殺してしまった主人公を演じた妻夫木聡さんは、李監督の役になり切れという指導に出会い、映画の本質は何かとまで考えたのだそうです。

俳優の妻夫木聡さんは、善良な好青年のイメージの役をやってきました。

映画初出演の「ウォーターボーイズ」(2001年)、三島由紀夫原作の「春の雪」、「涙そうそう」「ザ・マジックアワー」などの映画やドラマに多数出演してきました。

しかし、この映画「悪人」の撮影では、李相日監督から「違うから違う。とにかく違う」と言われ続けたそうです。

出会い系サイトで知り合った女性から罵声を浴びせられ、殺してしまう。
孤独な主人公は、別の女性と逃避行します。

目の奥にたたえる悲しみを、どう表現するのか。

「自分を足し算、引き算すれば、役に近づけるという考えを捨てました。祐一になりきるんじゃない。祐一そのものになる」と決めました。

「ゼロに戻りました。観客とか誰かのために演じるなんて、おこがましい。役のことだけを考えて悩みぬくと、最後には、ただ自分のために芝居していたんだと気づきました」

その結果、衝動殺人犯としての激情と、孤独な青年の底知れぬうっ屈を、1人の男の中に、溶かし込みました。混沌は混沌のままに。

「僕が言える立場ではありませんが、映画はもっと本質を見つめていいと思います。『悪人』は、本質って何だろうと、突き詰め続けた作品でした」
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「悪人」、見ました。
すごく良かったです。

とてもリアリティーのある映画で、こういう環境で暮らしていたら、こんな気持ちにもなる、こういう行動も取るだろうと感じました。

出演者も九州出身の主役2人に、方言指導(福岡、佐賀、長崎、それぞれの3人)がつき、会話も自然です。

祐一が住んでいる家、祐一の祖母の台所、祐一の車、光代の服装、光代が食べるケーキ、佐賀駅前での出会い、本当に九州北部の生活そのものです。

見て、「毎日の生活を丁寧に暮らさないといけないな」と思いました。

何日も心に残り、とても影響を与えられる映画です。


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敬老の日: 欲しいのはモノより会話 電通総研調査結果

2010年09月18日 10時32分19秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「敬老の日に欲しいのは・・・親世代「会話」」という記事がありました。

9月20日(月)は「敬老の日」ですが、年配の方は物をプレゼントされるより、会話のほうが嬉しいと考えていらっしゃることが分かったのだそうです。

電通総研の調査結果です。

60歳以上の人に、子どもや孫にしてもらいたいことを聞きました。

「電話をしてくれる」   21.6%
「家を訪問してくれる」  19.8%
「一緒に外食をする」   18.5%
「メールを送ってくれる」 10.5%

直接、会話をすることを望んでいらっしゃることが分かりました。

子ども世代はどう考えているのでしょうか。
20~49歳で、祖父母か60歳以上の父母がいる人にしたいことを選んでもらいました。

「食品・菓子を送る」   13.1%
「電話をする」       9.2%
「花や植物を送る」     8.2%

プレゼントを考えている人が多い傾向がありました。

「親世代は子世代以上に『モノより会話』を求めているようです」(電通総研)といいうことです。
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考えてみれば、納得する検査結果です。

月曜日には、親に電話をし、娘とも代わって話をしようと思いました。


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