ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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オックスフォードで教える: ワールドクラスの学生 苅谷剛彦さん

2010年09月04日 10時19分16秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「私の収穫 オックスフォード大学教授 苅谷剛彦 2 ワールドクラス」という記事がありました。

各界の方に、仕事や活動を通じて得た収穫を話してもらうコーナーです。

オックスフォード大学教授の苅谷剛彦さんは、1通のメールでオックスフォードの教師に応募し、そこには、紛争、貧困、国家建設など解決しようと世界中から優秀な学生が集まっていたのだそうです。

苅谷さんは、日本の大学で教えているとき、イギリスの知人から「オックスフォードで、ワールドクラスの学生を指導してみないか」とメールをもらいます。

新説ポストへの応募書類を送ると、「最終選考に残った。模擬授業を見たうえで面接をするので渡英するように」と連絡が来ます。

大学に有給休暇を申し出、イギリスに向かいます。

最終選考に残ったのは5人で、イギリス、インド、ロシアからの候補者もいました。

模擬授業は、20分間です。
公開制で、選考委員会のメンバーのほかに、学生や他の教員も集まっていました。

苅谷さんは、英語が母国語ではないので、話中心の講義形式より、日本の大学でいつもやっているように、選考委員の教授も学生に見立てて学生たちを巻き込んで論議するスタイルの授業にしてみたそうです。

面接も何とかこなし、日本へ帰国します。

間もなく、最初にメールをくれた知人から「10月から一緒にやっていこう」と連絡が入り、採用になりました。

着任してみると、オックスフォードの社会学系大学院には、戦争や紛争、貧困、国家建設などの問題を解決しようと、学問をめざして世界中から優秀な学生が集まっていました。

「ワールドクラスの学生」とは、そういう意味だったのだと納得したということです。
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苅谷さんは、東京大学からオックスフォードに移られたようです。

オックスフォード大学の教授の選考過程は、公開授業まであるかと驚きました。


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もしものときのブログ、メール: 「デジタル遺産」の相続サービス

2010年09月04日 09時07分00秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「デジタル遺産どうなる? 急死したら、メールは、ブログは 相続サービス 米で拡大」という記事がありました。

本人が事故などで急死した場合、ログイン情報を遺族に伝えたり、秘密にしておきたい情報を消去してくれるサービスが、人気になっているのだそうです。

ブログ、メール、サイトを利用するには、ログイン情報(利用者名やパスワード)が必要です。

利用者本人が、交通事故などで急死した場合、それらは手出しができなくなってしまいます。

日本のソフトウエア会社「シーリス」が無料公開しているソフト「僕が死んだら・・・」では、死後に見られたくないデータを消去してくれます。

生きている間に、見られてもいいデータとそうでなものを区別しておきます。

本人の死後、遺族がパソコンのデスクトップのアイコンをクリックすると、故人の音声で文章やメッセージが起動し、同時に指定されたデータが消去されます。

高度の消去技術のため、復元は困難なのだそうです。

「シーリス」の有山圭二代表は、「自分が使うために作ったのを知人に配ったら、評判が良くて公開しました。これまでに4万件以上のダウンロードがありました」

アメリカでは、本人の死後に、指定した人にログイン情報を伝えるサービスが増えています。

カリフォルニア州の「Legacy Locker」は、ログイン情報を保管し、顧客が死亡すると、家族らの確認を経て、生前に指定した相続人に情報を伝えます。

「if i die」というサービスでは、生存確認のメールを定期的に出し、1カ月間返事がない場合は「死亡」とみなし、生前に登録したメッセージを指定した人に届けます。
このサービスは、日本からも利用が可能です。

イギリスのフィナンシャル・タイムズによると、2005年に、イラク戦争で死亡した息子の思い出のため、両親がアメリカのヤフーのメールアカウントの譲渡を求めて、裁判を起こしました。

裁判所は、ヤフーから両親への譲渡を認める判断をしました。
しかし、ヤフーは、現在も譲渡を認めていません。

ヤフージャパンも「基本的に遺族によるログインの情報の継承は認めていません」。

ミクシィは、「問い合わせに個別に対応しています。日記などのコンテンツの権利は、相続人に引き継がれます」。

ツイッターは、本人死亡の場合、家族らの求めで、アカウントの消去や過去のツイートのコピー提供などを行います。

コンピューターに親しむ世代が増えるにつれ、デジタル遺産の死後の扱いの問題は、拡大するだろうということです。
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こういうことも、考えておく必要がありそうです。

記事では、日本語のサービスはこれからのようなので、需要があるかもしれないと思いました。


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