ある40代女性の生活

40代女性の生活の一例です。
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子どもの成績: 親の収入、読み聞かせ、ニュース

2009年08月06日 07時24分01秒 | 新聞
昨日のGooニュースに、「親の収入高いほど子供は高学力、でも…」という記事がありました(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090804-OYT1T00957.htm参照。

昨年度の全国学力テストの結果を、文部科学省の委託を受けたお茶の水女子大の耳塚寛明教授らが分析した結果、そんな傾向が出ていることが、8月4日、明らかになりました。

全国学力テストの結果と親の所得の関連を追った調査は初めてだそうです。

一方、絵本の読み聞かせなども成績向上に効果があり、耳塚教授は「経済格差が招く学力格差を緩和するカギになる」と話していらっしゃいます。

全国学力テストに参加した小6のうち、5政令市から100校、計約8000人を抽出し、親と教師を対象に学習環境などを調べました。

世帯収入と平均正答率(国語と算数)の関係を見ると、高所得ほど正答率も高い傾向がみられ、最も平均正答率が高かったのは、1200万円以上1500万円未満の世帯でした。

200万円未満の世帯と比べると平均正答率に20ポイントの開きがありました。

親が心がけていることについて調べたところ、
高学力層の子供の親は、
  「小さい頃から絵本の読み聞かせをした」
  「博物館や美術館に連れて行く」
  「ニュースや新聞記事について子供と話す」といった回答が多くありました。

このうち、「本の読み聞かせ」や「ニュースを話題にする」は、親の所得に関係なく学力向上に一定の効果がみられたということです。
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親の年収と子どもの成績が関連するのはうなずけます。

高学歴で高収入を得られる親は、学ぶことの大切さを実感するので、子どもの教育には力とお金を注ぎ、それが可能です。

読み聞かせやニュースを話題にすることが、親の年収に関係なく、子どもの成績に効果があるのは、明るいニュースだと思いました。


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4万年前から魚食: 釣り針発明より前から

2009年08月06日 07時08分28秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「4万年前の人類、魚食べていた 漁具ない時代に」という記事がありました。

北京で見つかった約4万年前の人骨の成分分析から、当時の人類が淡水魚を常食していたことが裏付けられたそうです。

中国科学院やドイツのマックスプランク研究所等の研究チームが、アメリカの科学アカデミー紀要で発表しました。

釣り針や「やす」等、魚を取るための専用の道具が登場するのは後期旧石器時代(約3万~1万年前)に入ってからで、そのずっと以前から魚を食べていたことになります。

北京郊外の周口店遺跡で見つかった東アジア最古級(約4万年前)の人類祖先の骨に注目しました。

生物の体内に蓄積された炭素や窒素等の放射性同位体比が、食べ物の種類に影響を受ける性質を利用して、当時の生活環境等を探りました。

この人骨の炭素と窒素の同位体比は、同所で見つかった当時の山猫に近く、シカ等の草食動物とはかけ離れていました。

さらに、硫黄の同位体比が、同時代の淡水魚の数値に極めて近いことも判明しました。

研究チームは、「当時の人類は淡水魚を主なたんぱく源にしていた」と結論づけました。

中国科学院の胡輝武・副教授は、
「欧米などで同時代に魚を食べていたとする推測はこれまでもあったが、科学的な手法を使った直接証拠は今回が初めて」と話していらっしゃるということです。
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新しい方法でいろいろなことが分かってくるのですね。

古代人のイメージ図に、魚を捕って食べている様子も描き加えられるかもしれないと思いました。


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