ある40代女性の生活

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投票: する層が優遇される

2009年08月05日 07時26分31秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「若者よ、選挙に行こう 「無視されない存在に」」という記事がありました。

政治が若者に冷たいのは、20代、30代の投票率が低いせいだと気づいた若者が、投票に行こうという活動を始めたのだそうです。

東京の学生団体「ivote(アイヴォート)」と大阪の学生団体「BIG UP大阪」が、8月2日に、渋谷と梅田で、若者に投票を呼びかけるチラシを配りました。

7月には、早稲田大学で、「ぼくら世代は年金0円。ケータイの広告ではありません」と印刷したTシャツを着た学生10人が、ビラを配る等して投票を呼びかけました。

早稲田大学の森川友義教授(政治学)は、
「バラマキの裏に国と地方の800兆円もの借金があり、そのツケを払わされている意識が若者に全くない」と話されます。

森川さんは、『若者は、選挙に行かないせいで、4000万円も損をしている!?』を出版しました。

20代の投票率は、ずっと低いままです。
               20代     60代
 2005年衆院選挙  46.2%   83.08%
 2007年参院選挙  36.03%  76.15%

森川さんは
「政治家にとって、投票しない1000万人近い20代は日本に存在しないのと同じです。政治も当然、投票する高齢者のほうを向きます」

世代ごとの生涯の受益と負担の差額(世代会計)を見ると
  70代  約1500万円の得
  20代  約2500万円の損

結果がどうであれ、若い世代の投票率を上げることに意義があると森川さんは考えるそうです。
「とにかく投票所に足を運ぶことです。若者党を作るぐらい政治力を持たねばなりません」
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全く同感です。

若者が冷遇されているのは、投票率が低いからで、「票田」の高齢者はずっと優遇されてきました。

政治家にとって投票する層は、「お客様」なのです。

投票してもいいような党がないと思われるのでしたら、投票用紙に「なし」と書いて意志を表してもいいと思います。

投票に行きましょう。


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