雲上人も節約モード： NY

昨日の朝日新聞夕刊に、「経済危機下のニューヨークを歩く　４　雲上人も節約モードに」という記事がありました。

ニューヨークには、パーソナルショッパー（買い物代行人）という仕事があるそうです。

富裕層の依頼を受け、服や装飾品を買い集めます。

「えーと、７万５千ドル（約７３０万）だったかしら、今までの最高額の買い物は。シャネルのドレスやスーツをほんの３時間で」

パーソナルショッパーのルシアン・バリーさんは、例えばこんな感じ、と言って近くのコートを手にします。
値札には、１万１０ドル（約９８万円）と書かれています。

「美しいでしょう。すべて手織りなの」
記者の目には、数万円の品との違いが分かりません。

こんな雲の上の世界にも、経済危機の影響は現れているそうです。

数億ドルを持っているような顧客の多くが、その資産を半分近く減らしています。

昨年末のバーゲンシーズンは、五番街は散々で、高級ブランドも「３割、４割引きは当たり前」でした。

「金に糸目をつけない消費は許されるのか、彼らも考え直し始めた。最高のファッションを身につけなければ自分の価値を示せない。そんな時代は終わりを告げたようね」
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世界のセレブは、お店で見かけないと思ったら、パーソナルショッパーを使っていたんですね。

イギリスのエリザベス女王も資産を減らしたと聞きました。

株価が持ち直せば元通りかもしれませんが、今は影響が出ているんですね。

東大： アフター５会議を禁止

昨日の朝日新聞社会欄に、「アフター５　会議禁止　東大「仕事と生活にバランス」」という記事がありました。

東京大学が、３月３日に、新年度からは午後５時以降の公的な会議を行わないことを決めたそうです。

教員に、仕事と生活のバランスを考えてもらい、特に女性研究者の活躍を促すのが狙いです。

事務部門では、午後５時以降の会議はありませんが、教員の会議は、授業終了後に始めたり、予定が延びたりして、終了が午後５時を回ることがあります。

今後、開始時間を早めたり、会議のスピードアップを図る等して午後５時終了を徹底します。

東京大学の女性教員比率は、９％と低く、２０１０年３月までに２５％以上にしたいとしています。
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国立大学法人の代表格の東大が、ワーク・ライフ・バランスを考えてくれると、他の大学への影響が期待できます。

女性だけでなく、保育園に迎えに行くお父さんも助かりそうです。